ある誘拐事件解決の為に、捨てた故郷へと戻ってきた上條元。
父親の遺した店の前で集団暴行を受け、記憶喪失の少年と出会ったことから、故郷に蔓延るドラッグの存在が浮き彫りになるーというのが大まかなストーリーです。
終盤に近づくにつれ、少年の正体と、事件の真相が明らかになり、貪るように読みました。
堂場さんの作品を初めて読みましたが、この作品は最初から最後まで手に汗握る展開が続いて面白かったです。
この作品は土曜ワイド劇場でドラマ化されていました。
ドラマも良かったですが、原作小説の方が面白かったです。
機会があったら、また堂場さんの作品を読んでみようと思います。