満員の電車内にて
高校生の男女をかつての自分を重ね合わせる。通勤時間帯は、もちろん高校生も多い。あるとき、満員の車内の中で男の子が女の子を守っていた。私にもそういう時があったな、とふと守られる女子高生と自分を重ね合わせる。それは大学生のとき。授業が一緒のKくんと同じ電車に乗る。車内は通勤・通学時間帯のため寿司詰め状態。私は思わず後ろ向きに車内奥へと押されてしまった。降りる駅に着いたとき、私は流されるまま後ろ向きにドアの方へ。「電車とホームの間が怖いな」と思った瞬間、押されて何かにぶつかった。驚いて上を見ると、私の顔のすぐ近くにKくんの顔が。そして、彼の手は私を支えていたのである。私は「ありがとう」とお礼を言うと、彼は当然のことをしたというように「オレが支えてやらないと、怪我するだろう」と言葉を返してきた。Kくんとは、いつも冗談を言い合っている仲だった。けれども、このとき初めて彼を恋愛対象に見たかもしれない。Kくんは大学卒業後、販売関連の仕事に就いたという。どういう業種かは定かではないものの、何かを買うとき店員さんと話すのは嫌いではない。なので、いつか店頭で相談ができることを願っている。以上、自分に酔いしれている日記でしたw