今年の1年
大晦日ですから、私的な今年の出来事を振り返って見ます。今年の初め、正月は、サウジアラビアの、アル・ジュベールに居ました。色々と、ごたごたはありましたが、8月末まで、サウジに滞在。その間に、色んな国へ出かけました。 * バハレーン * ドバイ * モロッコ * 蘇州・上海 * クウェート * カタール * シリア * レバノンサウジアラビアでは、仕事は楽でしたが、その分、充実感は少なく、今までの経験にはない、不思議な仕事でした。正しいと思うことを発言しても、無視される事が多く、しかしながら、それを打破する為の、説得力(英語能力)がなくて、激しいジレンマに襲われ、うつ病が再発したりもしたものです。サウジアラビアの仕事に誘われた時、中国へ語学留学していました。仕事内容を聞いて、その結果は予測出来たので、何度もお断りしたのです。しかしながら、悪くなるのを少しでも食い止められれば、それで良いのだ、と言う要請に、最終的に契約にサインしたのであります。やはり、満足感を得る為には、きっちり自分で納得して契約すべきだと反省している次第です。無職の存在でありながら、まぁ、贅沢な感想ではありますが。じゃー、サウジ生活が、悪いことばかりだったのか? と問われれば、そんな事はありません。挙げればキリがありませんが、* 今の日本からすれば、信じがたいイスラムの国、サウジアラビアに住んで、 働けたこと、これは得がたい経験であります。* 中東の、ほとんどの近隣諸国へ行けたこと。* 安い費用で、好きなだけゴルフが出来たこと。* いろんな国の人達と仕事出来たこと。* 大きな家で、豪勢な生活が出来たこと。* 専属運転手つき車で、生活出来たこと。* 金銭面で、今後の生活が、ずいぶん楽になったこと。と言うことで、人生、考え方によって、無駄はない。回り道や寄り道も、全てが、役に立つもんだ、と考えることにしております。そして、サウジ出稼ぎ後、中国の四川省へ行って来ました。目的は、語学留学の為の、視察だったのですが、世界遺産の、九寨溝と黄龍へも行けました。中東とは、全く異なる良さの、世界遺産。ここでも、世界の広さを感じました。それかtら、インド、ネパール、バングラデシュ、3ヶ月の旅。これまでで、一番長い期間の旅でした。色んな意味で、忘れられない3ヶ月となりそうです。サウジでも、中東でも、中国でも、インド付近でも、感じることは、日本は良い国だなー、と思うことであります。旅先で出会う日本人の方、ほとんど全員が、同じ感想です。そんなこんなで、今年の1年、結果的には、充実した年でありました。サウジで、お世話になった方々、旅先で、知り合った方々、ブログで、支援してくださった方々、皆様方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。 皆さん、良いお年を、お迎え下さい。