砂漠ツアー、ラクダに乗る、そして満天の星空 ~
ギリシャ、イタリア方面の旅70日目 2023年6月23日(金)ラクダに乗りました。ラクダには、モロッコのメルズーガからサハラ砂漠へ入って行く時に、4時間ほど乗りました。もうラクダは良いかな? とも思っていました。しかし、のりちゃんが是非ラクダに乗りたいと言うので、皆さんで付き合いました。乗っていたのは、40分程でしたが、まぁ、楽しかったですよ。本日のブログのトップの写真は、ラクダ乗りにしました。アジアの星一番とのりちゃんです。ドゥーズの宿を14時40分に出発しました。廻りは土漠の道路を走ります。途中、ラクダが沢山いる所があり、運転手さんが寄ってくれました。凄い数のラクダです。200頭以上いたでしょうか?立っていたり休んでいたり色々ですが、この暑い炎天下、帽子も被らず、日傘も差さず、ラクダさん、強いですね。優しそうな顔をしていますいねー! ラクダさん。そしてさらに走ります。こんな道を1時間、1時間半と走ります。一応4WDのトヨタ、ランドクルーザーです。エアコンも効いているし、乗り心地は悪くありません。砂漠らしい景色も見えて来ました。2時間かかってクサール・ギレンと言う砂漠の中の部落にやって来ました。ラクダに乗るのですが、段取りの悪い運転手のおっさん、16時45分に着いたのに、17時半まで待てと言います。止む無く、温泉と言うプールの脇の椅子に座りました。子供が二人入っていましたが、温泉ではありません。ぬるい水です。席に座っていたら、何かを買えと言われたようです。皆さん、水を買っていました。アジアの星一番はトイレに行っていたので、強制買いは免れました。砂漠のバラを大量に売っていました。こんなに沢山獲れるのですね。幾らか聞きましたが、小さいのが5ディナール=230円でした。段取りの悪い運転手のおっさんに、45分待たされて、さらに10分も遅れてようやく我々の乗るラクダがやって来ました。ラクダさん、座って乗せてくれます。乗りやすいです。さぁ、いざ、出発じゃ!駱駝引きのおっさんを先頭にラクダが4頭繋がれて歩きます。先頭はキヌエさん、2番目はクリスさん、3番目がアジアの星一番です。この乗り方の順番は、駱駝引きのおっさんが決めました。しんがりはのりちゃんです。一番小さい子供かと思われるラクダです。これも駱駝引きのおっさんが決めました。のりちゃん小さいから、小さいラクダに乗せられたのでしょうか?ほっしー駱駝隊は進みます。ゆっくりゆっくり砂漠の中をサックサックとラクダは歩いています。のりちゃんは、ラクダに乗るとラクダ! と何度もクダラナイ洒落を言っています。20分程歩いて休憩です。と言うか、写真撮影の為に、駱駝引きのおっさんが止めてくれたようです。駱駝引きのおっさんと我らの仲間です。アジアの星一番、駱駝引きのおっさんに負けない位色が黒いですな。チュニジア人になれそうです。我らの仲間4人で撮って貰いました。砂漠とラクダです。そして又、この砂漠を帰ります。高い砂丘はないですが、砂丘が延々と続いています。アルジェリアからモロッコまで続いていますよね、サハラ砂漠ですから。サハラ砂漠は、アフリカ大陸北部にある砂漠で、氷雪気候の南極を除くと世界最大の砂漠であります。南北1,700キロメートルにわたるのですねー。面積は約1,000万平方キロメートルであり、アフリカ大陸の3分の1近くを占め、アメリカ合衆国とほぼ同じ面積なんですよ。どでかいですねー! その一端にいます。ほっしー駱駝隊は帰途に向かっています。この影はアジアの星一番です。分かり易いですね。帽子を被っていますから。帰って来ました。40分のラクダ乗り散歩でした。このラクダ散歩、参加して良かったです。この砂漠ツアー、特にイベントはなかったので、ラクダに乗らなかったら、何にもなかった所です。まぁ、静かな砂漠、満天の星が見られるだけでも砂漠ツアーに価値はありますけどね。ラクダさん、ご苦労様でした。クサール・ギレンのキャンプを後にして、砂漠キャンプ地へ向かいます。ここまでは舗装の道路がありましたが、ここからは道路がありません。道なき道を4WD、ランクルは進みます。ようやくキャンプ地に着きました。夕陽が沈む所です。これ以上、遅くなったら、暗くなってしまって、砂漠で立ち往生だったですよ。段取りの悪い運転手ですからねー。ドゥーズの町から、クサール・ギレンまで、2時間と5分、クサール・ギレンから砂漠キャンプまで、45分、2時間50分かかりました。クサール・ギレンからの悪路は酷かったです。4WDでないと、車は立ち往生ですな。ここはアズメラキャンプと言うようです。ようこそアズメラ、って書いてあるようですぞ。フランス語ですね。我々の寝るテントです。左端です。狭いですね。ベッドが4つあります。もう午後7時半を過ぎていますが、テントの中は暑いです。昼の暑さが籠っています。テントでなく別の建物ですが、シャワーがあります。有難いですね。砂で口の中さえジャリジャリします。体中、砂だらけですよ。シャワーを浴びてすっきりしました。食堂へ早めに行ったら夕食は8時半からで、8時から何やらやるので行って見たらと言われました。そこへ行って見ると円形の建物がありました。皆さん座って何やらを見ています。焚火後の火があります。どうもここでパンを焼くようです。ベドウィンのパンの焼き方を見せてくれるのでしょう。テーブルの上にあるのがパンです。ホブスと言うのだと思います。赤い炭を均して、ホブスを熱した炭の中にいれます。その上に炭をかけます。そして10分位してからでしょうか? ホブスを取り出しました。何とも面白くない見世物ですな。もっと太鼓叩いたり踊ったりするのを見たいですなー。最後までホブスの焼き方を見ないで、早々に引き上げ食堂へ移動します。そしてビールを飲みます。美味いですなー! 小さいのが1本、5ディナール=230円です。パンが出されました。これからどんな料理が出て来るか分からないんで、パンは味を見ただけで食べないでおきました。スープです。豆が入っていました。悪くない味です。サラダです。メインディッシュです。肉は羊肉ですね。それにポテトが多いです。等分に分けて食べました。羊肉はトロトロで美味しいですね。相当時間をかけて煮込んだようです。これのシチューのようなのが、ガルグレッドと言うようですが、これがガルグレッドかなー? 分かりません。スイカです。これで料理は終わりですが、パンを食べずに腹一杯です。ビールは3本飲みました。これで大瓶1本少々ですね。この位飲まないといい気分にはなりません。15ディナール=680円です。テントはもう真っ暗ですが、カメラは明るく映してくれますね。22時には寝てしまいました。しかし、夜中の1時頃トイレに起きました。そしたら空には満天の星です。キャンプの中の照明が消えていない所があり、見えにくいですが、それでも沢山の星が見えました。暫く見とれて睡魔は去りました。夏の帝王、さそり座も良く見えましたぞ。天の川に少しかかっています。アジアの星一番のばかちょんカメラでは写真に撮れないので、ネットから借用したさそり座を掲載します。さそり座、夏の大三角形も見えました。いて座は良く分からなかったです。まぁ、綺麗な星空でした。暫く星空を見上げていましたが、又、テントに戻り眠りに着きました。気温は下がり、気持ち良く眠れそうです。モロッコから、サハラ砂漠へ行った時のブログです。参考までに。モロッコからサハラ砂漠へ、その1モロッコからサハラ砂漠へ、その2モロッコからサハラ砂漠へ、その3モロッコからサハラ砂漠へ、その4