テーマ:カウンセラーの独語(339)
カテゴリ:四国八十八ヵ所
松屋旅館をでた。雨を避けるため早朝5:00から出発。辺りはくらい。そして、夜が空けようととしているときに自転車を走らす。途中、ふわーとゴミが飛んできたとおもったら、狸らしい・横切っていった。また、小さないたちのような動物がまた道を横切る。なんだか自然の中にいることを実感する。そして、峠を越えて、大洲へ大洲の町中はとおり、大洲城横目にみながら、大洲を後に、国道56号線を内子までむかう。
そして、国道379号を経由して、380号線へ、この国道3桁の道は、国道と思わせるくらい細い道もあり、なんとも山間の道という感じでいい感じ。そして、新田というところで雨が降り出し、道の駅小田の郷で雨具を着替えて、峠越え、350mもの高さを登る、新真弓トンネルの前が、最高の標高(570m)でここで休む。体が峠越えのため、熱くなり、雨具の中が汗で濡れる。ここに休憩所には屋根があるため、ここで雨具や体の汗を拭く。でもここはちょっと寒い。体が冷える。そこで、暖かい缶コーヒーとみかんの接待を、車お遍路の方(お年を召した女性とその息子さん)からいただく、救いの神と思えました。 四国には普通に神が歩いているのかもなんて思えました。 トンネルを抜けると今度は久万高原(くまこうげん)へ、ここからは下りです。自転車のくだりは気持ちがいいもののはずが、打って変わって10℃ぐらいの気温で、坂道を降りていくと凍るように寒く、肩や膝が冷える。挙句の果てに激痛が右膝からするようになった。久万高原の2kmくらい前だったのでよかったものの右足をかばいながら走行。多分、急に冷えたために筋肉がおかしくなったのかも、 高度が、400~500mであるためしょうがないですよね。ストーブが食堂で炊いているくらいなので、ここは寒いところあるらしい。 この日は山間の自然豊かなところを自転車で走行してきた。山間の町を眺めながらのいい旅であった。雨がふられるのがいやなので早めに出たのは正解だったようで、100km近く走ったのに20kmだけ雨だったのでよかった。また、いろいろなところで人に声をかけられる。そして、車で抜いていくときなどクラクションで挨拶をしてくれたりもしてくれる。一度しか会っていない人なのに。 そう旅という共有がそうさせるのでしょうね。また、今日の接待といい。自動車だから自転車の人にどうぞともらう。お接待は断ることはしないのも礼儀。 本来は一期一会であろうとも、人のふれあいは生じるもの。 そう考えるとこの旅で、 人からの「やさしさ」と「きびしさ」 自然からの「やさしさ」と「きびしさ」。 「やさしさ」と「きびしさ」を感じた。 都会では、自然はなく、人はいっぱいいるけど接点がない。 どちらもふれあいはあまりない。やっぱり孤独を感じるのでしょう。 だから「うつ」は増えるのもわかる気がした。最近、田舎も都市化しているもんなあ。 「ほどよく人や自然と結びつくから、1人でいられる自分ができるのかあ。」 と1人でいきることを実感した瞬間であった。 生きるのは、自分以外のふれあいなのかも、 それから、大寶寺へ到着。 第44番 大寶寺(たいほうじ) 参道は、とても神秘的な感じがした。 雨のためか杉の木が鬱蒼と生え、すこし霧がかかる。霊気を漂わせているようでした。ここは霊場だよと主張しているようでもあった。そして境内は雨が降っているにも関わらず明るい。陰と陽が調和したお寺に見え、歴史を感じさせる気がした。なんとなくこのお寺は言葉にすると「光」という印象が強いところでした。大宝寺ですからにそんな気持ちをもっただけでも宝ですよね。 そしてお寺の近くの一里木という民宿へ宿泊。今日は半日で終了。ペダルを漕ぐと膝に痛みが走るあるので、次の霊場はいかずに明日にすることにし、ゆっくり休むことに決定。午後1時には民宿にはいる。 お四国の喜多郎のCDをみつけた。 結構、いい曲でしたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[四国八十八ヵ所] カテゴリの最新記事
もしかして、四国地方は飛び抜けて美しいところかもしれないですよね。
私は香川県高松市しか行ったことがありませんが、それだけで、美しさを感じました。 日記からもそれが伝わってきます。 私は以前、時々高いところから、下界を見下ろしている夢を見たが、もしかしたら、将来、四国へ行ったときに見ることになる景色かもしれません。 正夢かも。 時々美しい景色が夢の中に出てくるもので、それを思い出しながら、読ませて頂きました。 (2007年05月28日 20時42分50秒)
タカノエイサクさん
>もしかして、四国地方は飛び抜けて美しいところかもしれないですよね。 >日記からもそれが伝わってきます。 > >私は以前、時々高いところから、下界を見下ろしている夢を見たが、もしかしたら、将来、四国へ行ったときに見ることになる景色かもしれません。 >正夢かも。 >時々美しい景色が夢の中に出てくるもので、それを思い出しながら、読ませて頂きました。 ----- そうかもしれませんね。夢の風景。美しい風景はとってもいいですよね。気持ちにいいですよね。わたしもそのときの風景を思い出しながら、日記を書いていました。同じ風景をみていたら、シンクロですね。なんて、でも四国は私はお薦めの場所のひとつになりました。 今日も一日みんな元気で仲良く楽しいいい日でありますように。 (2007年05月29日 22時26分13秒) |
|