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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画・VIDEO
5/25の夜になんばパークスへ観に行ったのが、この映画・・アニメというかCGの作品です。
まずは解説等をallcinemaからのコピペで。 【解説】 奇才ティム・バートン製作で贈るダーク・ファンタジー・アニメ。2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた11分の同名短編を、同作を手掛けた新鋭シェーン・アッカー監督自ら80分の長編へとスケールアップ。人類滅亡後の荒廃した未来を舞台に、9体の奇妙な人形たちが巨大な機械獣と闘いながら、いくつもの謎も次第に明らかとなっていくさまをデカダンな世界観で描き出す。声の出演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー。 古びた研究室の片隅、麻布を縫い合わせて作られた奇妙な人形が目を覚ます。その腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれていた。ところが、彼は自分が誰でどこにいるのかも把握出来ない上、外に出てみるとそこは一面廃墟という有様。すると、そんな彼の前に、背中に“2”と描かれた人形が現われる。そして、彼は9の壊れていた発声装置を修理し、我々は仲間だと語りかけるのだった。だがそのさなか、巨大な機械獣が出現、2がさらわれてしまう。一方、他のナンバーをつけた人形たち、リーダーの“1”、人のいい職人の“5”、風変わりな芸術家“6”、腕力自慢の“8”に気を失っていたところを助けられる9。しかし、みんなで2の救出に行こう、という9の提案は1に却下されてしまう。それでも諦めきれない9は5を誘い、2を救出すべく機械獣たちの住み処を目指す。 麻袋を縫って作られた人形なのに、動きはとても滑らかで、目はカメラのレンズみたいなのに、とても表情が豊かというか、目は口ほどにものを言う・・って諺通り、レンズの目が色々と物語っている感じがして、映像が素晴らしかったですね。荒廃した地球とは思えないどこか、そこになぜ9は存在するのか、人形たちはどうして心を持って作られたのか・・。そうした彼らが感じる疑問を、見ている側も感じつつ、彼ら・・人形たちの豊かな感情表現に魅せられていくのです。 見た目は人形だけど、色んな性格を持った人間と同じく、仲間といいながら諍いを起こしたり協力し合ったり・・本当に人間らしく、愛嬌もあって感情移入しちゃうんです。まぁ古きよき時代のガラクタ・・レコードやオルゴールとか・・が転がっていたりして、何か一昔二昔?!を懐かしむような描き方をしてましたね。現代のこの地球上が、すでに荒廃しているかのような、そんな表現をしてるようにも思いました。 9<ナイン>の9 posted by (C)kaoritaly 機械たちの反乱って設定は、すでに多く描かれているとは思いますが、人間ではなく、人形を利用した事によってまた新しい世界観を上手く描いていたと思います。最後はちょっと尻すぼみ気味ではありましたが、彼らは多分、9人揃って初めて、一人の人間となるんだろう、ということで、多様な心を持っている人間が、この地球を大切にしていかなきゃ~って、そんなことが描きたかったかどうかは解りませんが、協力し合うことの大切さを感じました。そして、それぞれに個性があるってことは、それぞれに役割があるんだな、って描き方をしているのも、興味深かったです。 あ、声優陣が豪華なスターたちだったようで・・映画ファン的には良かったですね。 イライジャ・ウッド #9 ジェニファー・コネリー #7 クリストファー・プラマー #1 ジョン・C・ライリー #5 クリスピン・グローヴァー #6 マーティン・ランドー #2 フレッド・タタショア #8/ラジオ・アナウンサー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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