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テーマ:きくスキルの研究(496)
カテゴリ:藤木日記
こんにちは、情熱のコールセンタートレーナーこと、藤木健です。
今日は、もうひとつの道。 「学習者への道」について、考えてみましょう。 「学習者の道」とは、自分に向けた質問が好奇心を刺激し、やる気にさせ、新たな発見に心を開かせ、成功へと導く道のことです。自分自身を批判者とせず、物事から何かを学び取ろうとする意識の自問自答をするのです。 まず、現状を把握するために、 “なにが起きているのだろう?” “ここでは、何が役立つだろう?” “私の望みはなんだろう?” そこから、謙虚に、 “なにを学べるだろう?” “私はなにを望んでいるのだろう?” “相手はなにを考え、感じ、必要とし、望んでいるのだろう?” と積極的な質問を投げかけます。 最後には、 “なにが可能だろう?” “どんな選択ができるだろう?” “今、なにをするのがベストだろう?” と最後は前向きな、問題があれば解決策を考える自問自答が繰り広げられるようになります。 この「学習者への道」へのポイントは、自分の意志で選択をするところにあります。 ・考え抜いて選択し、 ・問題解決に集中することで、 ・Win-Winの関係を築こう としています。 この自問自答ができるようになると、開放的、陽気、軽快、楽観的といった気分が味わえるでしょう。批判者の自問自答とは全く正反対の感情です。 自問自答の効果がここにあります。 自分自身に対してなされる質問が、自分の感情や行動を導いているということです。 「思考は質問とそれに対する答えとして起こる」 なので、自問自答の際の質問の質には、十分注意をする必要がありますね。 再度出典のお知らせになりますが、この自問自答の手法は、QT(Question Thinking:質問思考)という考え方です。その考え方を用いて、自問自答を行っていけば、二日目のような泥沼に一直線の感情から脱出することが、できました。 誰しも、無意識のうちに自分に対して質問しています。その質問を意識的に使うことで、自分のあり方を見つめなおすことができます。自分自身の内なる声を聴くスキル、存外忘れられがちですが、他者とコミュニケーションをとる際の基盤は自分です。 自分の信条を見つめなおし、心情を整理し、真情で話が聴けるように、自問自答、使ってみてください。 あー、早いもので、明日が最終回ですね。 明日は、批判者の道から学習者の道へ、スイッチする為の質問を考えてみましょう。 それでは、また明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月25日 02時00分24秒
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