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カテゴリ:映画
(C)2008 TWENTIETH CENTURY FOX 『マトリックス』シリーズや『スピード』のキアヌ・リーブス主演の『地球が静止する日』を観ました。 この作品は1951年(昭和26年)のロバート・ワイズ監督の作品『地球の静止する日』です。 (旧作は『地球の』で、このたびのリメイク版は『地球が』です) 1951年(昭和26年)といえば私の生まれる一年前、57年前に公開された超クラシカルSF映画です。 また、ロバート・ワイズ監督は、『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』など数々の名作を生んだ名匠です。 さて、『地球が静止する日』ですが、最新のデジタル技術を駆使した迫力のある重厚な大作SF映画でした。 作品資料よりストーリーを抜粋いたしますと、 任務遂行のため、ロボットの「ゴート」を従えて地球に降り立った人間型異星人「クラトゥ」。 政府や科学者たちが謎の解明に奔走する中、ジェニファー・コネリー扮する宇宙生物学者と義理の息子は、クラトゥの任務に巻き込まれていきます。 彼の目的は“地球を救う”ことで、「人類が滅亡すれば、地球は生き残れる」と言うのです。 そして二人は「地球史上最大の危機」が、今まさに訪れていることに気付くのです・・・。 スクリーンで観るとその迫力が良くわかる画面構成です。 前日に前作をあらためてDVDで鑑賞して出かけましたが、前作もなかなか面白い作品でした。 このたびの作品には前作のエッセンスやエピソードをうまく随所にからめておりました。 ですから前作を知っていると二倍楽しめる作品です。 (『タイムマシン』や『猿の惑星』のリメイクは、前作よりも原作に忠実のようですが、映画版の前作のエピソードなどはあまり織り込まれておりませんので、少し物足りなさをおぼえました) ロボット「ゴート」の造形については個人的には前作を踏襲して欲しかったと思いました。 (『禁断の惑星』のロビーもぜひオリジナルを最大限に踏襲して欲しいと思います) でも、「ゴート」はリメイク版でも後半重要な役目を持っております。 私は前作の「ゴート」のような役割も好きですが。 地球が徐々に崩壊して行く映像が実に素晴らしいのですが、ラストの解決策はこれで良かったのでしょうか? 前作ではラストに、UFOが画面奥へ去って行くと「END」マークがズームインしてくるもので、これも好きなラストでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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