梅林は未だ雪原でした-府中郷土の森博物館
多摩丘陵は寒風が吹き寒いので、多摩川まで降りて行けば、寒さも和らいで春の気配もあるだろうと府中郷土の森博物館に行ってみることにしました。豈図らんや、今回の寒波は強く、途中の多摩川土手にも雪が残っていて、府中郷土の森博物館も春の気配は殆どありません。郵便局の古民家を移築した広場は、未だ雪原、寒々としていましたが、小学校の社会科教室が開かれていて、小学生の歓声が春を感じさせるばかりでした。梅林に行ってみても、積雪が融けていませんで、梅の開花は殆ど進んでいません。それでも、梅林からの坂道で、右に八重寒紅、左に鹿児島紅と言う紅梅が見える処、10年以上前から定点撮影の様にしている処があります。2008年までは家内と毎年来ていましたので、亡くなって9年も経ちますが、家内を偲ぶ場所の一つとなりました。よく二人で食べた「ハケ上団子」を頬張り、散策を続けますと、何とか早咲きの八重野梅が見頃を迎えていました。此処も定点撮影場所の一つです。今週末から「梅祭り」が始まりますので、園内は鋭意準備中ですが、1週間程延期しませんと梅の観賞は出来そうもありません。