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カテゴリ:すてきな本や映画の話
プチ・クラシックブームの火付け役となったらしいコミック、
「のだめカンタービレ」。遅ればせながら既刊全巻一気読みしました。 これおもしろいって評判は前々からいろんなところで・・・だったんですが、 気づいたときには、もう13巻まで出ていたんで、なかなか買う勇気が(^^; 先日、なんかのアンケート回答でgetした図書カード3000円分が届いて、 これを元手に地元の書店で10巻まで購入、残りは楽天ブックスで・・・。 届いたところで、一気読み♪ うわ~ん、こんな楽しい世界、なんで 今まで読んでなかったんだろ~(^^; 音大~クラシック音楽業界がテーマのコミックですが、その世界観は、 「おたんこナース」とか「動物のお医者さん」みたい♪ ダンナも含めてけっこうな数の友達が芸術・美術系の 大学出身者なんですが、アートの世界にも、のだめワールド みたいな「変わった人」がけっこう多くて、そういう意味でも 親近感たっぷり(笑) ◆・・・◆・・・◆ レベルの違いを承知で言えば、のだめちゃんの音楽的 感性が、私そっくりで、またまた親近感たっぷり(笑) 私も楽譜読むのは下手なんですが、聴いたことのある曲なら だいたいの旋律がコピーできちゃうタイプなんですよね(^^; そんで、自分の好きなように「作曲」もしちゃうの。 ピアノの先生と、「その音は楽譜と違う」「でも私は、こっちの 音のが好きなの~」で、よくけんかしてたの思い出しました(^^) 「○○さん(作曲者名)と、うまくお話できませ~ん」という のだめちゃんのひとことも、だからものすごく共感できたな~。 自分のフィーリングにしっくりくる曲って、けっこう 難しいはずの曲でも、なんだか弾けるし、楽譜も読めるのに、 そうじゃない曲って、「この前やったのよりずっと簡単なはず」 (先生によると)でも、どうしても弾けなかったです(^^; というわけで私のピアノレッスンは、中2でおしまい だったんですが、ピアノはその後も、ずっと弾いてました。 「コード進行」という便利なモノを知ったんです♪ 楽譜にコードを書き込んでみたら、今まで読めなかった 楽譜が、一気に読めるようになったし、曲の展開も すっごくわかるようになったのよね(^^) ◆・・・◆・・・◆ さて、ピアノの才能だけがあって、そのほかは生活面を 含めて「理解不能」だけどなんか憎めない、モーツアルト ちっくなのだめちゃんに振り回される、「孤高の天才 指揮者(当然美男)」はチアキ君。 こういう組み合わせって学園コミックの定番なんだけど、 定番なりのおもしろさもあるし、それぞれのキャラが しっかり描き込まれているのもあって、定番だけれど 定型じゃない、なかなかスリリングで読み応えのある 展開になっているのがステキでした。 チアキ君は、かなりのお料理上手さんです。 毎回出てくる「ごはん」のメニュー、のだめちゃんに 言わせると「呪文の料理(料理名が横文字)」なんですが、 ヨーロッパの家庭料理のレパートリーがなかなか♪ ふ~ん、音楽系の人もそうなのか・・・と、なんだか納得。 美術系の知り合い多数・・・と書きましたが、その中には、 かなりの料理上手さんがやっぱり多いんですよね。 料理はしなくても味はわかる人も多いし・・・。 前に、ベルギー王立出身でパリで活躍する新進気鋭の ファッションデザイナーさんのインタビューしたことが あったんですが、彼も、やっぱり料理が趣味だったな。 ストーリー上では思いっきり脇役の「お料理」なんですが、 こんなところにも、やっぱりきちんと取材が入ってるのかも。 そういう細部も含めて、きちんとした裏付けがある上での コメディー、なかなか秀逸でした(^^) 次は6月かあ・・・待ち遠しすぎ~!
クラシックなんか全然知らなくても楽しめるのが、この 作品が性別や年齢を超えて、多くの人たちの支持を受けてる 証拠かなあ? 子どもの頃にちょっと楽器を習ってたとか、バンドやってたとか・・・ そういう音楽体験があればなお楽しい「のだめカンタービレ」の 世界。まだの人は、ぜひはまってみてください♪ ■「のだめカンタービレ」はいかがでしたか? ■好きだったら、読みたくなったらクリックしてね♪ ■人気ブログランキング ←こちらをポチッと・・・m(_ _)m
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