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2007年10月18日
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またまたお久しぶりになってしまってすみません。
本の原稿は最後の詰めに入っています。
あと5日が勝負です。
そうだ、忘れないうちに、、、今月発売されている雑誌「美人計画」と「Bagel(ベーグル)」に私の記事が掲載されています。
Bagelのほうはちょこっとだけです。
よかったら見て下さいませ。

さて、この忙しいさなか、無茶かと思ったんですがどうしてもどうしても行きたくて、、、


青森の木村秋則さんの奇跡の林檎畑に行って参りました!!


ringo1

木村さんについては過去ログの「奇跡の林檎とハマキ虫」をご覧下さい。
これに出てくるおなじみハマキ虫ちゃんの絵。今回まず驚いたのは、この絵はなんと木村さんが書いたんだそうです!もしやとは思っていたんですが、あまりのことに絶句しました。
かわいい!かわいすぎる、、、憎いはずのハマキ虫ちゃんをどうしてこんなにかわいく、、、

hamakimusi

もう、私はお会いできただけであまりに感激しすぎて、ちょっと天国にでも来たような感覚で2日間を過ごしました。
今でも夢を見ているようです。
畑に入って最初に目に入る林檎の木は、木村さんが林檎の無農薬栽培をはじめて8年目にしてやっと7つ花咲いたという奇跡の木。(写真左下)
この木はたくさんある林檎の木の中でも特に優しい感じがして、なんか特別です。
有名なある女流作家の方が時々この木の下で原稿を書きにくることもあるのだとか。
希少な林檎なので、一人3つまでとってOKということで、畑の中をうろうろ。


驚いたのは、なかなか林檎がもげないこと!


去年同じ時期に普通の林檎畑に行ったことを書いたブログを覚えていらっしゃる方もいると思うのですが、あの林檎はもっとかんたんに木からもぐ事が出来たんです。
どうやら奇跡の林檎はものすごく強いらしく、台風などで風が吹いて他の畑で林檎の実が落ちてしまうような被害が出ても、木村さんところはくっついて離れないんだそうです。
畑の土はフカフカしててなんだか暖かい感じ。
草は林檎の木に秋を知らせるために一応刈ってありましたが、秋まではボウボウだそうです。
右下の葉っぱは虫食いではなく、葉っぱが病気を自分で落とした姿だそうです。
これは林檎の葉っぱにもありました。
基本的に元気だからこそ、自然治癒力がきちんと働くんだそうです。
左上は木村さんの畑にあったプルーン。おいしかったー♪

kimura3

手にとって土の匂いを嗅ぐと、山の香りがします!

この土は無機体の窒素分はゼロに近いそうですが、弘前大学の杉山教授の調べでは、微生物体内窒素は普通の林檎畑より4倍ほど多くて、林檎の木の葉っぱのバクテリアは普通の林檎の葉は4種類なんですが木村さんのところは16種類!
なんとそれは世界遺産白神山地のブナの葉っぱと同じ数だそうです。
私が恐れ多くも洗顔に使わせて頂いている白神山地の水、、、
さすが現地の青森、自動販売機に売っていました!(喜)

sirakami

一見窒素が少なくても、微生物体内窒素が多いので、必要なだけ窒素が補填されるそうです。
窒素が過剰になることがないから、虫があまり寄ってこないので、農薬も必要なくなります。
ニトロソアミンなどの発癌物質を合成させる硝酸体窒素も出来ません。

普通の畑の土を掘って温度を測ると冷たい箇所があるそう。
そこは硬くなっていて、化学肥料の毒が1筋の帯状に層のようになっているんだとか。
有機肥料の場合は、硬い部分が散らばっているのでかえって大変な場合が多いそうです。
ここに小麦を植えると小麦のバクテリアがその冷たい硬い層を壊してくれます。
長い根が土を耕してくれるんですね。
この硬い層の下に、無限の栄養素が眠っているそうです。
ただ、小麦は肥料食いなので一緒に必ず大豆を植える事。大豆は窒素を補填してくれます。
小麦と大豆というのは、土を良くするためにこんなにも重要な役割をはたしてくれていたんですね。


ところが今はどうでしょう?大豆は94%、小麦は89%輸入です!!


味噌、しょうゆ、豆腐、納豆、、大豆を使ったものは日本の伝統食なはずなのに、、、
大豆と小麦を植えなくなってしまったことが日本の土をダメにした大きな原因の一つでもあると木村さんは言います。


空き地があったら大豆を植えよう!!


これを国策にしたいと木村さんは言います。
土がきれいになると水がきれいになります。
木村さんに恐ろしい物を見せて頂きました。

kimura5

これは、日本の代表的な生産地でとれたピーナッツです。
ピーナッツは例外的に植えられただけで、キャベツとか、スーパーに並んでいるような普通の野菜が作られている畑です。
この根についているのは根粒菌と呼ばれるもの。
多ければ多いほどこの植物には肥料が足りていず、要するに飢餓状態であることを示唆しています。
ところが、この畑は飢餓どころか、化学肥料たっぷり、、しかし除草剤もたっぷり。
土も見せてもらいましたが、まるで砂です。

kimura4

もはや草一本生えてこない、まるで砂漠だそうです。
生産者は「農協の指導どおりやってきました」とおっしゃっているそうです。
これはこの畑だけが例外ではありません。
特にここはひどいようですが、日本の土は今かなりこれと似たり寄ったりになってきているそうです。
たった数十年でこんな状態になってしまった、、、
除草剤が何よりいけないと思いますが、ハーモニーの大将によると、有機肥料も昔は肥溜めのかなり熟成したものをひしゃくですくって撒く程度で害は少なかったのに、今じゃ買ってきた物を大量に入れるところも多いそう。
こういうことが土をさらに硬くさせてしまった要因らしいです。
化学肥料にしても有機肥料にしても、要はその質とバランス。
本当は肥料など入れなくても、硬い土の層のその下に無限の栄養があり、自然栽培の植物の根は力強く奥底に伸びていきます。
木村さんの林檎の木の根はあまりにも深くて、ちょっとやそっとじゃ抜けないそうです。

奇跡の林檎は食べると、透き通った甘さでシャキシャキします。
なつかしいような、うっとりするようなそんな味。
そしてかじったところが、本当になかなか茶色く変色しません。
畑に落ちて何日も経っている様な林檎をみんなで食べてみたんですが、グダグダになっているものの、腐ってなくてお酒みたいな味がしました。
長くなってしまったので、続きはまた今度書きます。

さて、来月25日でブログをはじめて2周年。
それを記念して、今回頂いて帰ってきた木村さんの奇跡の林檎を読者の皆様に抽選で1個、お一人様にプレゼントさせて頂きます。

(追記)たくさんのご応募ありがとうございました!!
抽選のあと、本日中に発送させて頂きます。


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Last updated  2007年10月22日 10時26分36秒
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