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テーマ:映画館で観た映画(8352)
カテゴリ:邦画(05・06)
監督:千明孝一 原作:宮部みゆき 声の出演:松たか子、大泉洋 、常盤貴子 ウエンツ瑛士 、樹木希林
小学校五年生のワタルに人生最初の試練が訪れる。父親が愛人のもとに行ってしまった。お母さんはそのことを苦にして自殺未遂を謀る。不思議な扉の向こうに行ってなにやらすれば「運命を変える」ことが出来るという。ワタルは飛び込む。そこは、ビジョンという不思議な世界だった。 さて、宮部みゆきの「少年もの」である。けれども、少年はまだ11歳ということもあって、幼すぎる。この作品のいいところは、そのワタルが次第次第と冒険を通じて宮部らしい賢くて勇気のある「少年」に育っていくところなのである。ところが映画はジェットコースターのように冒険を描くものだから、最後ワタルがあのような決断をするのに説得力が無い。 絵自体は丁寧に作られているのに、もったいない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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