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テーマ:海外ぶらり一人旅(468)
カテゴリ:台湾2015
国立台湾史前文化博物館の中庭には、こんなモニュメントがあった。 ちょっと順番が違うが、ここから一挙に旧石器時代に戻る。 一昨日に行って考古資料館で見ることかなわなかった鳥山頭遺跡(BC800-)の遺物があった。日常の煮物容器である。 この頃、縄文が流行っていたらしい。日本の縄文の模様とは違うが、時期的には日本と重なる。これも要研究なのではないか。 大きく扱っていた。鳥山頭遺跡の黒陶。 こんな風に土器を作っていたらしい。 さて、階が変わって、民族展示や地球の歴史展示に移る。あまり興味ないのでなおざり。 地下にこんな実物展示があった。どうも岩棺だったらしい。 台湾の古代観が一変する、新しく素晴らしい博物館だった。wikiの台湾、古代を検索するとわかるが、おそらく日本の研究者には、この台湾古代史は正式には紹介されていないと思う。戦前は確かに日本人研究者が台湾考古学を指導した。しかし、明らかに全く違った台湾古代史が始まっていると感じた。台北の国立台湾博物館にも、こういう視点で展示されていなかった気がするので、もしかしたらここの展示は、台湾全土の認識にさえなっていないのかもしれない。 博物館の人がなんと台東市内まで送ってくれるという。まるでパパイヤ鈴木みたい人でしたが、とっても有難かった。これで今日のイヤなことは全部チャラになった気がした。ホテルは台東市内真ん中あたりのメロディホテル。フロントが三人とも若い女性で、値段が約半額だったので台南の玉高ホテルより古いホテルを想像していたが、あれよりはるかに良かった。 室内も、Wi-Fiが使えないことだけが不満で後は満足。あ、後はカードが使えなかったところ。台東はカードが使えないところが多い。 夜の台東に繰り出す。鯉魚山の前ではこんな祭りをしていて、非常に多くの出店があった。 提灯はどう見ても地元の子供が書いたものだ。つまり地域挙げてのお祭りなのである。 いろいろ迷って、光瀬さんお勧めの客来吃薬の店で牡蠣と大腸の線麺と黒糖桂園緑豆算の各小を頼む。 ここでわかった。昨日のサバビーのお粥の中にあったのは、立派な牡蠣だったのだ。 これが緑豆。上にあるのはきな粉。食事とデザートを一緒に食べるのもどうかとは思ったけど、同じことをしている人は案外多かった。 夜店を冷やかす。パイナップルが一個30元(約120円)。 天后宮前にこんな日式家屋があった。 天后宮である。媽祖さんを祀っているらしい。 とっても派手。 1番目当てのワインが飲めるお店は、日曜日で休みだった。二番目にお目当てのこの店に入る。 タウナギ丼を頼む。流石に名店はことごとく、臭みがない。新鮮なモノを使っているのだ。まるで、小さな鰻のような歯ごたえ。酢豚のような味付け。美味しかった。 このまま帰ろうとしたら、隣に酒屋があった。ワインハーフがあるか、と聞いたら奥さんが張り切って日本語を話して来た。勉強したのかな?それでちょっと高いけど、チリワインを買ってしまった。チリワインを買ったら、つまみも買わなくちゃいけない。行列が出来ている屋台に並ぶ。鳥頭という屋台。この惣菜をたらいに自由に選んで、渡したら、全部をブツブツに切ってもう一度揚げて売ってくれるシステム。少しだけで悪かったけど、100元ほど買った。 ホテルに帰って部屋飲み。果物は途中で買った一袋30元のやつ。これがとんでもなく食べれなかった。甘くも酸っぱくもなく、種だらけ。そして鳥頭の惣菜の肉もまずかった。油だらけ。食べれるのは、うずら卵と練り物だけ。 でも、この味付けはとってもこのチリワイン(カッシーラ・ディアブロ・カベルネ・ソーヴィニヨン)に合うということがわかった。以前飲んだ台湾ワインは甘すぎたが、ホントはこれ位のミディアムボディの方がいいと思う。台湾は肉文化なのだから、もっとワインを飲むべきである。ということで、この日はすぐに死ぬように寝た。 朝食100 昼食120元 タクシー 1000 博物館110 ホテル1080 夕食70 夕食90 ワイン280 夜食130 博物館土産(珈琲カップセット、Tシャツ、お茶、図録二冊)2020 計 5000 歩数 28786歩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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