1528918 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

極刑空間

極刑空間

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

亀愛好家

亀愛好家

Calendar

Freepage List

Comments

王島将春@ Re:疼き。(11/25) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
LF(仮)@ 内容に関係のないコメントで申し訳ないです 昨年、装甲悪鬼村正をキッカケに亀愛好家…
総統万歳@ Re:氷の七煌宝樹。(05/02) 「蒼」でこの娘の武器形態が見れますが一…
エロゲ中級者@ Re:『装甲悪鬼村正』。和を以って尊しとす。(11/28) 先日、装甲悪鬼村正、同邪念編、贖罪編を…
通りすがり@ Re:伝わらないか…(11/26) 奈良ちゃんさん >何もわかってないな~、…

Favorite Blog

気ままな川 春水2694さん
Now Type★ 【うどん… 優曇華(21)さん
玩具やプラモのガラ… 江虎さん
ふらんにお任せ ふらん(21)さん
低予算アーカイブ 八閑さん

Free Space

ご意見、ご感想、文句、罵倒などありましたらお気軽にどうぞ…。

web拍手を送る


ひまわり-Pebble in the Sky- Portable

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

カテゴリ未分類

(555)

雑談

(208)

雑談『ゲーム』

(142)

その他『CLANNAD』

(34)

PS2『アルトネリコ』

(21)

Wii『チョコボの不思議なダンジョン』

(10)

DC『Piaキャロットへようこそ!!3』

(15)

PSP『探偵オペラ ミルキィホームズ』

(9)

PC『車輪の国 向日葵の少女』

(3)

PC『ひまわり』

(24)

その他『ひまわり』

(59)

PC『G線上の魔王』

(14)

PC『彼女たちの流儀』

(13)

PC『リトルバスターズ!EX』

(28)

その他『リトルバスターズ!』

(15)

PC『Kanoso↑』

(4)

PC『てとてトライオン!』

(14)

PC『君が望む永遠』

(27)

PC『ef - a fairy tale of the two.』

(16)

PC『メアメアメア』

(8)

PC『あやかしびと』

(19)

PC『天空のユミナ』

(17)

その他『天空のユミナ』

(9)

PC『遥かに仰ぎ、麗しの』

(20)

PC『Narcissu』

(4)

PC『スマガ』

(30)

PC『サバト鍋』

(9)

PC『遊撃警艦パトベセル』

(9)

PC『鬼畜王ランス』

(13)

PC『スマガスペシャル』

(12)

PC『ゴア・スクリーミング・ショウ』

(26)

PC『GUN-KATANA』

(8)

PC『EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~』

(9)

PC『蟲使い』

(3)

PC『プリンセスうぃっちぃず excellent』

(23)

PC『ティンクル☆くるせいだーす』

(27)

PC『装甲悪鬼村正』

(18)

その他『装甲悪鬼村正』

(6)

PC『腐り姫』

(11)

PC『CARNIVAL』

(9)

PC『MinDeaD BlooD』

(15)

PC『星空のメモリア』

(55)

PC『精霊天翔』

(12)

PC『天空のユミナFD』

(1)

PC『Trample on Schatten!!』

(11)

PC『Steins;Gate』

(9)

PC『11eyes RF』

(3)

PC『素晴らしき日々』

(5)

PC『クドわふたー』

(4)

PC『黄雷のガクトゥーン』

(5)

PC『シンフォニック=レイン』

(1)

Recent Posts

2010.02.03
XML

『星空のメモリア』感想 第十回

 

 

ひとまず一件落着。

もう少し先まで進めてあるけど、恐らくここまでが共通部分になる。

密度が濃く楽しい学園生活と、メアを始めとするファンタジー的世界観のバランスが良い。

既に並のゲーム一本分くらいは楽しんでいる。


※以下、ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のあらすじ。

こさめは薙刀を振るい、洋とメアに襲い掛かる。 

 

【8月16日】

会話で稼いだ時間を使い、洋は覚悟を決めた。

「メア、走って逃げろ!」 

洋はメアの鎌を使い、こさめを食い止める。

力は拮抗するが、武器など扱ったことのない洋に対し、こさめには無駄な講釈をする余裕がある。

「その鎌は、わたしの薙刀とは違い、持ち主同様所詮は夢幻だということです」 

「だから……こんなこともできるんです」

こさめは傷一つ負わずに、鎌の刃を素手で掴む。

「ですがそちらの鎌と違って、わたしの薙刀は、夢幻などではありません」

「痛くないと思い込んでも、痛いですからね?」  

そう言い捨てて、バランスを崩した洋に薙刀の柄で一撃。 

続けざまにもう一撃。

鋭い攻撃にまるで対応できず、這い蹲る洋。 

「さて……あなたは、そこでおとなしくしていてください」 

「そうすれば、これ以上の危害を加えるつもりはありません」

痛みと恐怖に竦み、動けない洋。

その後ろで、メアは逃げずにこさめを睨み付けていた…。

「逃げない……逃げても、意味がない……」 

「わたしが逃げたせいで、洋くんが怪我したら、意味ないもの……!」

いいから逃げれ。

メアが死んだらもっと意味無いんだっての。

メアに歩み寄るこさめの前にかーくんが現れ、メアを守ろうとする。 

「……どきなさい」

薙刀で一閃。

かーくんはメアの足元に落ち、動かなくなった。 

「あ……やだ……」 

「やだっ、やだあ!」

「わたしの友達っ……わたしの友達なのに……!」

「初めて自分で作れた、友達なのに……!」

かーくんのことを“下僕”と言い張っていたメア。 

初めてメアの本心が顕れたのが、よりによってこんな場面とは……。

「……そう」 

「友達……そう、友達……」

「あなたを見ていると、苛立ちます……」

ずっとニヤついていたこさめが、初めて動揺を見せる。

その隙に、洋は力を振り絞る。 

「軽々しく友達だなんて言って……」

「友達を作れたなんて言って……」

「自分が何者かも知らないくせに……!」

出所不明の激情にまかせて、薙刀を振り翳すこさめ。

同時に飛び出した洋は、メアを庇って倒れ込む。 

 

が、こさめの一撃は洋とメアには届かなかった。 

「痛いわね……」 

「痛くないって思い込んでも、痛いわよ……」

こもも登場。

こさめの後背を衝き、振りかぶった薙刀の刃を素手で掴んで制止している……かっけえええええ!!!! 

「姉さん、展望台に入れたんですね……」

こさめは驚愕している。

「こさめの為なら、苦手意識なんかぶっ飛ばしてみせる」と告げたこももの誠心を信じていなかったようだ。

「さっきから鳥肌は立つし、頭痛は酷いしで最悪よ」

「さらに手まで熱くて痛くて、もう最悪よ」 

「ならっ……ここから出てください……!」 

「できないって言ったでしょう」

「いいからっ、辛いなら早くここから出てください!」

「何度言わせるのよ、あなたは」

「わたしができないって言ったらできないの、あなたはそれに従っていればいいの」

「じゃないと、悪い子には、お仕置きするからね」

こももは、こさめも本当はこんなことをしたくないのだ、と言う。

その証拠にこさめは涙を流している……と言うが、こさめは表面上は泣いてなどいない。 

「な、涙なんて……流れていませんよ……」

「流れているのよ。わたしには見えるの」

「それはきっと……夢幻ですよ……」

「ええ、そうね」

「だけど、たとえ夢幻でも、わかるのよ」

「夢幻でもそこにあるのよ」

「ちゃんとそこにあるのよ」

こももはこさめを抱き締め、キスをする……って何故。

こさめは安心したように、こももに寄り掛かったまま、気を失った。 

「昔から、こさめは甘えん坊でね。わたしが構ってあげないとすぐ泣き出したの」 

「まあ、いつもは頬やおでこだったんだけど」

「わたしが構ってあげないと、こさめはわたしを怒らせるようなことをして、お仕置きされるのを待ってるのよ」 

「こさめがこももにお仕置きされたがってる」という日常のギャグに過ぎない部分でも、しっかり意味を持たされているんだな…。 

やがて、気絶から立ち直って元気に飛び回り始めるかーくん。

「あ……かーくん……」 

「よ、よかった……」

「よかったよう……」 

まぁ、かーくんは無事だと思っていたが、何にせよメアに笑顔が戻って良かった

ついでに、こももの力強い発言は洋の不安をも払拭した。

例えメアが夢幻でも、メアはちゃんとそこに在るのだと。 

ということで、ひとまず一件落着。

「この件のことは口外しないで」と言うこももだが……虫が良すぎはしないか。

 

その一部始終を、 陰で見ていた雪菜。

ケータイを持っていない雪菜は、こさめに頼んで洋を呼び出し、彼を利用してメアを始末するつもりだった。 

しかし得物の薙刀をこさめに奪われ、その計画は頓挫する。

そもそも、こさめがメアを狙わなければならない理由は無い。 

あるとすれば、“雪菜の仕事を奪うこと”。

千波を傷付けた雪菜が、さらにメアを殺し、洋にまで暴行を加えたとなれば、もう後戻りは出来ない。

学園における社会的地位は失墜し、法的対処も覚悟せねばならない雪菜が、天クルメンバーと仲を深めるなどと、冗談でも言えなくなるだろう。

だから、その汚名をこさめが代わりに被った……という推測。

こさめは雪菜を庇った、ということか?

どうであれ、やり方が拙過ぎたな。 

 

【8月17日】

お盆が開けて、天クルの活動再開。 

こももの手の怪我は全治二週間だそうだ。

痕が残らなきゃいいけどなぁ。

痛々しく包帯を巻いているこももを見て、声を荒げる明日歩。 

「……なんであなたが怒ってるのよ」

「怒ってないっ、心配しただけ!」

照れる二人。何してんの。

二人のじゃれ合いが終わると、こももの後ろから、顔を強張らせたこさめが現れた。

「今さら許してもらおうとは、思っていません……」

「ただ、わたしはもう、二度とメアさんに手をかけることはいたしません」

こさめはそれだけを伝えて、落とし前をつける為に退部を申し出ようとする。

が、洋はこさめを制止する。

「俺はこさめさんを許せない。だけど責めることはしない」

「そして俺は、こさめさんを許すために、その努力がしたいんだ」

「くさいセリフ」 

茶々入れんじゃねーよ。

しかし、う~ん、そうか…。

洋は甘ちゃんだな。

「そのためにもさ……これからも、天クルの部員で……」

「友達で、いてくれないか?」

こさめの表情が、驚愕から笑顔に変わる。

「……はいっ」

許さないと言いつつ、実質的には洋は全てを不問にし、紛れも無く許しているのだ。 

……洋が許しても、俺は。 

俺は……。

……。

まぁ、よく考えりゃ誰かが酷い怪我をしたわけでもないんだし、いいか別に。

「わたし、今日から天クルに入るから」 

そして三人目の新入部員・こももゲット。

雨降って地固まったようにも見えるが……かなりスッキリしないというか、意図的に多くの謎が残されているような印象。

残された謎とは、メアの正体、こさめの謎めいた発言の真意、雪菜の本当の目的、星天宮という存在について、など。

色々気に掛かる点が多いし、衣鈴の話に比べると、ちょっと中途半端なエピソードだったかも知れないな。 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.02.03 02:41:01
コメント(0) | コメントを書く
[PC『星空のメモリア』] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.