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2010.02.07
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『星空のメモリア』感想 第十四回

“南星 明日歩”編 

 

明日歩ルート、クリアー。 

明日歩は可愛いし、伏線と気付かせない伏線の扱い方も見事だったが、終盤の展開で若干説得力を失ったか。

一歩間違えればヒロインのパーソナリティを見誤りかねないので、“悪夢”という病理の表現は注視していく必要がありそう。

後は、“展望台の彼女”の存在にまるで実感がないので、明日歩の悩みが少し空虚なものに感じられてしまったというのもある。 

今の俺には明日歩が可愛いということ以外、あまり意味を見出せないシナリオだった……とは言っても、見てもらえばわかる通り充分に楽しんではいるんだけど。

 

次は“蒼衣鈴”を攻略予定。

存分に罵られたい。


※以下、ネタバレ注意


























前回のあらすじ。

メアの祝福と、“展望台の彼女”との思い出を糧にして、洋は進む。 

 

【9月23日】

部屋にひきこもった明日歩に、洋からのメールが届く。

『明日歩が大切にしている場所で待ってる』 

即座に連想されたのは学校の屋上。 

明日歩は机の引き出しを開け、例の二つの短冊を手に取る。 

幼い頃の洋が、短冊に書いた人名が明らかになった。 

『夢に会いたい』 

“夢”? 

展望台の彼女の名前は、“夢”?

あぁ……なるほど。 

明日歩は、“展望台の彼女”の名前を知っていたんだ。 

知っていて、黙っていた。 

何故なら名前を知ってしまえば、それを手掛かりにして、洋は必ず再会を果たす。 

再会を果たせば、 二人は恋に落ちる。

明日歩はそれが嫌で、“展望台の彼女”に洋を渡したくなくて、隠していた。 

洋を騙していたんだ。 

「もし、ほんとに洋ちゃんが屋上で待ってるなら……」 

明日歩は、洋に短冊を返そうとしている。 

……。 

変な方向で自意識過剰な娘だなぁ。

つまるところ、明日歩は自分が“展望台の彼女”から洋を寝取った気分になって、どうしようもない罪悪感に溺れているんだろうが、そんなの忘れちまった洋が全部悪いに決まってるだろ。

どのみち、今さら返しても手遅れだと思うよ。 

 

学校の屋上で待つ洋の前に、明日歩が現れた。

例の短冊を差し出して、“展望台の彼女”の名前を教えようとする明日歩の言葉を、洋は遮る。 

それは落としたのではなく、いじけて「捨てた」のだと。

「どうして、俺の短冊を持っていてくれたんだ?」

「それは……」 

それは、洋ちゃんのことを、

忘れたくなかったから―――― 

「―――メア」 

メアが現れ、鎌を振るい、明日歩の背後から胸を貫く。 

短冊は光となり、霧散して消えた。 

「それが、あなたにとっての悪夢だった」

「わたしが、今、それを刈った」

明日歩の手から、短冊は消えてしまった。 

“洋にとって何より大切な物”が失われたと、激しく動揺し、泣き叫ぶ明日歩。

……。

洋を忘れない為に大切に仕舞った短冊は、同時に“展望台の彼女”の存在の大きさを否が応でも伝えるものだった。

年月を経て肥大化した“展望台の彼女”という虚像こそが、明日歩にとって最大の不安・恐怖・羨望の対象であり、明日歩にとっての悪夢となって蟠っていた、ということか。

今度こそ、伝え漏らすことの無いように、洋は一つ一つ言葉を伝える。

声や想いが伝わるように、いつも俺の右隣にいてくれ、と。 

「明日歩、好きだ」 

「俺の恋人になってほしい――――」 

洋に抱き締められながら、明日歩は答える。 

「……はい」 

ようやく纏まったか。

やれやれ、いらん気苦労をしたな…。

 

明日歩の部屋に上がり、二人は愛し合う。

嬉しさの余りに泣きまくる明日歩は可愛いが……悪夢が刈られたとは言え、本当に大丈夫か不安になるな。 

「展望台の彼女さんの名前はね、夢っていうの……」

「フルネームはわからない……。だけど、洋ちゃんならきっと思い出せる……」

情事の最中にそれを言うか。 

だから不安になるんだって…。  

「だから……」

「もしも再会したときは、明日歩に紹介するよ」 

夢にも、明日歩を恋人だとちゃんと紹介する、と言う洋。 

……ここまで腹を割って話しておけば、ひとまずは大丈夫か。 

 

【9月24日】

学校祭が近い。

が、洋と明日歩は所構わずイチャイチャし、 周囲を和ませたり辟易させたりしている…。

「うがああああああああああ!!!!」 

「学校にスイーツ持ち込みは禁止!部室での飲食は原則禁止!イチャラブは全面禁止!即刻止めないと廃部にした上で蹴るわよ!?」

発狂するこもも。 

むしろ今すぐ蹴り飛ばしたれ。 

 

学校が終わると、明日歩の部屋でイチャつく二人。 

「ご主人さまあ……」

明日歩がエロい。

尋常じゃないエロさ。

一方の洋は淡白だが、ちょっとサドの気があるようだな…。 

 

事が終わった後、洋は部屋に飾ってある手作りの望遠鏡を見つける。 

洋が引っ越した日、気落ちした明日歩は空に流星を見つけ、ボーっとしながらそれを追いかけて、交通事故に遭った。

マスターは心神喪失した明日歩を元気づけるために、望遠鏡の作り方を教えた。 

そして、天文学者を辞めた…………。 

明日歩の認識では、マスターの行動には一貫性が見えない。 

「マスターが天文学者を辞めたのは、明日歩のためなんだ」

が、洋には何かが見えたようである。

…他愛ない誤解だな。

行動自体は間違ってはいないが、マスターが星を嫌う必要なんか、最初から無かったわけだ。 

「天クルの写真展で、マスターの悪夢は刈られるよ」

これで、親子喧嘩も終わるはず。

 

【10月8日】

学校祭の日。

洋は、天クルの写真展を見に来た詩乃さんに、天体望遠鏡をねだって叱られる。

「一度ね、やってみたかったの。姉さんも、やってみたかったと思うの。あなたのわがままを、叱ること」 

「バイトは、続けてもいいから……欲しいものは、自分で手に入れなさい」

なんだ、本気でバイト反対してるのかと思ってたら、単に洋にワガママ言わせたかっただけだったのかい。 

からかわれたようで釈然としないが、それはそれで親心なのか。 

 

明日歩は、マスターに流星の絵画を見せる。

タイトルは『雲雀ヶ崎の流れ星』

明日歩が事故に遭った時、我を忘れて見つめていた、美しい夕焼け空が再現された。

あの事故の原因は、明日歩が流星に目を奪われたことにあったのだと、明日歩の口から聞かされるマスター。

「僕は、明日歩が車の音をよく聞き取れなくて、事故を起こしたものだとばかり……」 

明日歩は、マスターに天文学者の仕事に戻って欲しかったのだと伝える。 

その為に、喫茶店の仕事を楽にしようと、手伝いを始めたのだと。

「気づいてあげられなくて、ごめん」

「ああ、本当に僕は、そそっかしい」

「そそっかしかたんだなあ――――」

二人はめでたく仲直り。 

マスターが明日歩の為に仕事を辞めたのは、あの時点では英断だったはずだ。 

ただ、今は洋がいる。 

二人が大人になれば、マスターが全て背負い込む必要も無くなるだろう。

 

後夜祭。

キャンプファイヤーを囲み、フォークダンスを踊る洋と明日歩。 

「みんなが輪になって、広がって……こういうのを、大団円っていうのかな……」 

明日歩は洋の右隣に。 

この位置にいれば、もう洋の声を聞き漏らすこともない。

 

そして流れるエンディング。 

うん、爽やかで良い。 

 

エピローグ。

三年生になった二人は、屋上で寄り添い、春の星空を眺めている。 

「ずっと、そばにいるからね」

「洋ちゃんの右隣にいて、笑ってるからね」

“夢”は織姫で、明日歩はスピカ。

そして、洋は彦星ではなかった。

もしも織姫と再会していれば、洋は彦星になったのだろうか。

などと、今考えるのは無粋か。 

「ずっと……一緒だからね、洋ちゃん」 

 

- Wish upon a shooting star -

FIN.

 

わー、ぱちぱち。

おめでとう。おめでとう。ありがとう。 

 

言いたいことはあるが、まとめて上に書いておく。

今はただ、与えられた大団円を満喫しよう。

 






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Last updated  2010.02.07 07:13:42
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