|
カテゴリ:PC『星空のメモリア』
『星空のメモリア Eternal Heart』感想 最終回 全ヒロインのシナリオ読了。 色々と親切丁寧で、痒いところに手が届く良質なファンディスクだった。 シナリオの比重自体は夢とメアに偏っているが、その中でも他のヒロインにきちんと焦点を当てようとする努力が見受けられる。 駆け足な部分が多かった原作の不足を補う役目も充分に果たしているように思われる。 特に夢が好きなユーザーなら、夢アフター開始五分で元が取れるだろう。 それ以外にも、全ヒロインの前途をきちんと知ることが出来るので、原作ファンならばまず買って損はしない。 但し、岡泉先輩の熱心なファンだという人がもし居たとするなら、今作を買う必要は全く無い。 大抵の場合、彼は既に卒業してしまっていて学園には居ない。 話題に上ることすら殆ど無い。泣いた。 “姫榊こもも”編 エンディング後、12月下旬。 主な話題はふたご座流星群の観測と、こももの名前に纏わるコンプレックス。 照れたこももがしこたま蹴りをぶち込んでくるが、これを御褒美と受け取れるか否か。 …どう考えても御褒美です、本当にありがとうございました。 何故かこももだけ、追加エロが二枠ある。一つは夢落ちだけど。 夢落ちじゃない方は、原作こさめルートを彷彿とさせる社殿背徳プレイで凄まじいエロさ。 但し、こさめさんのようにノーガードで打たれまくりというわけでもない。 “姫榊こさめ”編 期待のこさめさんだ。 時期はエンディングから一年後の夏。 洋と結ばれた後でも、こさめさんの苦しみは無くなりはしない。 それでも、周囲の人々の優しさに支えられつつ、二人は幸せに生きていくんだろうなぁ……と思えるちょっと良い話だった。 追加エロは、展望台で真昼間から野外プレイ。 ……。 これで結果が出た。 原作から通しての総シーン数24。 内、野外プレイは9回。 即ち、このゲームの野外プレイ率は37.5%となる。 実に四割近いという恐ろしい結果に……お前らはそんなに野外が好きなのかと。 “小河坂千波”編 こちらもエンディングから一年後。 再び墓参りの季節を迎える小河坂家。 新しい家族を得た千波は、今度こそ亡き父親の墓標と向き合うことが出来るか否か。 「悪夢」が送り還されたことによる、千波の心境の変化が明確になる。 これも原作千波ルートに是が非でも捻じ込むべきイベントだっただろうに…。 ……。 なお、千波は唯一、原作から声優が変更されているヒロインだったりする。 原作に比べると癖の無い声で、若干早口になった。 ……新しい声優さんをディスる気は全く無いのだが、声質がスッキリし過ぎていて、千波のコミカルな印象が多少薄れてしまっているな…。 とは言え、受け入れ難いという程でも無いし、そんなにとやかく言う事でもないか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.09 02:51:01
コメント(0) | コメントを書く
[PC『星空のメモリア』] カテゴリの最新記事
|