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カテゴリ:映画の感想
ロシアの偽楽団がパリ公演を行うコメディーで、フランス映画です。 ロシアのボリショイ劇場で掃除夫として働くアンドレイ・フィリポフ。彼はかつて天才指揮者として活躍していたが、ブレジネフ時代のユダヤ人排斥時にユダヤ人楽団員の追放に反対して楽団を解雇されたが、指揮者への復帰を諦めきれないでいた。 ある日、アンドレイは劇場支配人から支配人室の居残り掃除を命じられる。 アンドレイは救急車の運転手になっていたチェロ奏者のミーシャとメンバー55人を集め始める。 こうして何とかフランスに着いた一行だが、フランスに着いたメンバーたちは自由奔放に振舞い、リハーサルにも現われない。 はたして、公演は成功するのか?
アンドレイは掃除夫として働いていますが、実質的にはやり手の妻のサクラ派遣ビジネスで暮らしているようです。共産党の演説会のサクラとか、マフィアの結婚式の参列者のサクラとか。 オンボロの救急車で走り回ってメンバーを集めたりする様子は滑稽です。たまに患者が乗ってるし。 マフィアの銃撃戦の中でスポンサーを獲得したり赤の広場から空港まで歩いたり。 この怪しい一行を受け入れるシャトレ座の側にも台所事情が。 ソリストに指名されたアンヌ=マリー・ジャケ。 そして、最後の演奏。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。 ストーリーに関してはわりとお約束な展開でしたが、コメディーも面白く演奏も素晴らしく、楽しめました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 1, 2010 12:19:03 AM
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