カテゴリ:操縦訓練は誰でも出来る
昨日、今日での訓練空域はKK4-3。 西は上越新幹線の線路、東は東北自動車道、北は利根川、南はゴルフ場の鴻巣カントリーをかすめる道路。 そんな区域で速度を落として飛んだり、墜落の練習をしたりとした訳で。 練習も大事だが、それよりも心がけなくてはならないのは、 空域に留まる事。 逸脱すると、別の訓練機と衝突する可能性があるので、 空域は何としても守らなくてはいけない。 KK4-3で幸運なのは、地理的感覚が有ること。 鴻巣・加須・羽生・行田・熊谷、辺りの上空なので何となくではあるが見分けやすい。 今日は、ほぼ北風なのでランウェイ32(磁北320度向き)から離陸。 1500フィートまで上昇しつつ、右90度旋回した後に。 左に見える鴻巣カントリーを目掛けて左旋回。 初めの課題はクルージングでのスローフライト。 で、 始めようとすると・・・ もたついてる間に利根川が近づいている。 なので、課題に入らずに左旋回して上越新幹線に向かい領域の確保。 線路の手前で180度旋回し東へと機首を向け課題開始。 加須のショッピングセンター・イーオンを目標として進路にとり、 パワーを1500回転に落とす。 速度が落ちても高度を保つように徐々に機首を上げる。 60ノットまで減速したらパワーを巡航の1800回転へ上げる。 速度が落ちると滑り計が右に滑るのでそれに合わせて右ラダーを踏み込む。 うっ??? 何時に無く機種が安定している。 今までは足の裏でラダーを踏む感覚であったが、 今日は意識して踵で押してみるように踏んでみたのが良かったのか??? 原因は分らんが、とりあえず機首は安定している。 そのまま、真直ぐ直進! と、 言われたのだが、ピッチ12度では、視界には曇り空しか見えず。 目標が見当たらない。 薄く千切れた雲を目標に飛びましょう!? などと言われても・・・ うさぎには、全てが千切れた雲に見えてしまう・・・ 計器を見れば簡単なのだが、それを使わず。 らしき雲を探すが・・・ やっぱり分らない。 で、 計器でカンニング。 見えたふりで、55ノットで巡航飛行。 次は、そのまま上昇。 ピッチ14度に上げ、パワーを2100に上げる。 と・・・ 右すべりが出てくるので、エルロン左を心がけつつ、右ラダーを足で押し込む。 55ノットを意識しつつピッチを調整しながら上昇。 レベルオフ後は、パワー1800回転で巡航し、次は下降。 パワーを1400回転に落とし、ピッチ9度で下降。 これも55ノットをキープしつつゆっくりと下降。 これが遅いんだ! しばらくは外を確認しつつ、速度計と高度計チラ見しながら目標高度になるのを待つ。 そうこうしてる内にイーオンが近づき東北自動車道が近づいてくる。 なので、空域を出ないように10度でゆっくりと左旋回。 これもまた遅いんだ。 状態を保ったまま、ゆっくりと待ちましょ。 との、助言。 そう! 待つしかないんだよね。 ここで、イライラ感は厳禁。 ノロノロと空域離脱を回避した後は、スローフライトからの回避操作。 パワーMAX、高度を保つため徐々に機首を下げ90ノットになったら、 パワーを通常の2200回転に合わせる。 これで、巡航のスローフライトは終了。 ふぅ~。。。 今週は、他にはランディングのスローフライト、離陸時の失速、アプローチでの失速の復習を行い。 新しい課題ではフォワード・スリップを経験。 KK4-3で良いのは、なじみのある目標物が多いこと。 利根大堰、熊谷ドーム、埼玉古墳、上越新幹線、東北道、鴻巣カントリー、国道17号線、水城公園、など等。 知ってるものが多い。 そんな中で、埼玉古墳を見下ろしたときは、前方後円墳は教科書そのまんまの形であった。 鍵穴と言うか女子トイレマークというか、まんまの形を見ることができた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.04.20 20:16:32
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