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カテゴリ:進撃の巨人
今回は哀しみの連鎖のまっただ中。
サシャを失ったショックは癒やせず(><) 前巻の感想はこちら。 いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての 感想と本誌で読んでいた時点での感想の追加&訂正のみ。 若干のネタバレを含みますのでご注意を。 別冊マガジン連載時感想は以下の通り。 103話感想 104話感想 105話感想 106話感想 毎月細切れで読むより、コミックス1巻まとめて読んだ方が断然 わかりやすい。 とはいえ、毎月、次の展開が気になって我慢することができない のですよね、うちの家族が。 それに別マガの他の連載も楽しみなようですし。 まとめて読むと今回のマーレ襲撃がジークの発案であり、それに 単独でエレンが乗ったという構図がわかります。 そして多くの民間人を巻き込むやり方を調査兵団のみんなは快く 思っていなかったことも。 エレンはライナーたちがパラディ島で自分たちに対し行ったことを 「仕方がなかったのだ」と理解を示してますし、エレンとジークは 強硬派というか、個人的な感情に支配されなず大局をみているよう です。 彼らには自分たちだけではなく、巨人から受け継がれている記憶も ありますし真に「エルディア人の解放」を目指すのならば多少の 犠牲は厭わないということなのでしょう。 ジークは自分の両親すら犠牲にしてるのですから、他の人たちとは 覚悟の度合いが違うってことで。 エレンも、フクロウの記憶も父・グリシャの記憶もあるわけだから それを擦り合わせれば、二人のすべきことが一致するのは当然かなと。 ただ、誤算があったことでサシャを失うことになったのは残念 惜しいキャラを亡くしました・・・ エレンは「進撃の巨人」「始祖の巨人」「戦槌の巨人」の力を手に し、ここにジークの「獣の巨人」の力が加わり戦力としては相当だし 地ならしの発動もこの二人によって可能に。 パラディ島にはアルミンの「超大型巨人」もあるし、協力するかは 不明でもアニの「女形の巨人」もあることに。 でも、エレンの強硬策はエレンと調査兵団の間の信頼を崩すことと なり、アルミンたち104期生もエレンを信じられなくなっていて。 話合いで解決の道を探ることは出来なかったのかと考えるアルミンと そのためにも時間を稼ぐ必要があり、それには手を出されないように しておく必要があると考えるエレン。 平行線のままなんでしょうか。 このままではジークの計画通りに進むことは難しそう。 それが正しいのかどうかもわからないのですが。 マーレ側ではやはりピークがいち早くジークの裏切りに感づいていた ようです。 イェレナのことを記憶していたのも凄い。 個人的に関心があったというのが気になるところです。 ライナーは生きる意志を失っていたのにガビたちの声で再び巨人化。 本人としてはもうこれ以上何もしたくないといったところでしょうが 仲間の命を守るためなら辛うじて気力を奮い立たせることができる ようです。 惨劇を経験することになったマーレ側の巨人たちですが、ジークが 裏切ったとはいえ、元々はエルディア人の解放のためであり、それは 仕方なくマーレ軍に従っている戦士たちや収容区の人たちのためでも あり、そこのところは今後どう考えていくんでしょ。 ジークがなぜそういう行動を取ったのかではなく、自分たちを苦しめ た敵として認識し、また戦うことになるんでしょうか。 同じエルディア人同士で。 ライナーだけは自分たちがしてきてたこと、されたことの両方を知る わけですから単にガビやファルコを取り返すだけではなく、その先も 考えて欲しいなと思うのですが。 ライナーもまた複雑な立場に置かれますね。 飛行船に乗り込んでしまったガビとファルコですが、この二人の認識 にも違いがあって。 エレンとライナーのやり取りを聞いていたファルコは一方的に相手が 悪いのだとは思えなくなっているよう。 この視点は重要だと思いますが、このファルコとガビが今後どのよう な立ち位置で活躍するのか注目したいところです。 理想だけでは平和を手にすることはできない。 かといって負の連鎖では解決できるとも思えず。 重くズシーンとのしかかる犠牲の山・・・ 一体どうなってしまうんでしょうね。 この後も重苦しい展開が続くわけですが、つくづく笑いの要素であった サシャの存在の損失が惜しまれます(><) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年08月26日 14時45分59秒
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