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私の地元、飛騨古川では毎年9月の第4土曜日(今年は9月26日)に「飛騨古川きつね火まつり」という行事が行われます。 しかし、この「飛騨古川きつね火まつり」、実は、近代以前から行われていたお祭りではなく、元号が平成と改元されてから始まった行事です。 元々は、飛騨市古川町片原町に鎮座されている「御蔵(みくら)稲荷神社」の例祭の一部として始まったのですが、当初は開催場所も一定せず、一時期は、御蔵稲荷神社に近い、現在、飛騨市立古川小学校の校舎が建っている敷地で行われた時期もありましたが、現在は、飛騨古川まつり広場で固定されるようになりました。 また、祭の規模も最初は小規模でしたが、年を経るに従って、段々と拡大し、現在に至っています。 そこで、今回は、この「飛騨古川きつね火まつり」の様子について、ご紹介したいと思います。 なお、今年は午後から飛騨市の生涯学習講座を受講したため、当日撮影した写真も少なく、あまり詳しくは紹介できませんが、その点はご容赦を・・・・・。 祭の準備は、毎年4月くらいから始まり、5ヶ月余りをかけて本番に備えますが、9月に入りますと、準備も大詰めを迎え、町内の公共施設では、運営メンバー有志で構成される「狐組」などが連日のように祭の練習を行っています。 行列に参加する方々は、ほとんどが地元・飛騨古川の人々ですが、会を重ねるに従って固定ファンも増えているようで、今では地元以外の方も行列に加わるようになったそうです。 今年は嫁入り行列の前に様々な伝統芸能が会場で披露されました。 この写真には写っておりませんが、この後、碁盤に乗って獅子舞を舞います。 神楽獅子は、本来、毎年4月19日・20日の両日に行われます「古川祭」(正式名称は「氣多(けた)若宮神社例大祭」です。)や御蔵稲荷神社例祭で御神前に奉納されますが、今年初めて、きつね火まつりの会場で披露されました。 この祭壇は、御蔵稲荷神社の御神体を祀る祭壇で、1枚100円で油揚げを購入し奉納することができましたので、私も1枚奉納し、祭の成功を祈願しました。 伝統芸能などが披露される前には、町内で「狐組」による蛇踊りが披露され、まつり広場周辺では、きつねメイクを無料で行っていました。 私も昨年はきつねメイクを施してもらいましたが、今年は年も年なので諦めました。 さて、辺りが暗くなると、嫁入り行列が出発し、まつり広場に向かいます。 まつり広場に到着すると、幻想的な結婚の儀が行われ、花笠踊りや蛇踊りが披露され、夜9時近くまで祭が行われます。 結花傘踊り 婚の儀 蛇踊り さて、次回のテーマですが、年明けとなりますので、飛騨古川の魅力を発信できるようなテーマを提供できればと考えております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 16, 2015 10:07:06 AM
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