7.生徒との会話・・・
僕の塾は、生徒が気軽に話ができる空間だと思う。本当にみんな、普通に話しかけてくれる。たまに「俺のことを何だと思って話してるんだろう・・・」と不思議になるくらいフレンドリーなのだ。小学生の男子など、座っている僕と肩を組んで話してくる生徒もいる。本当に不思議だ。でも、そうやってフレンドリーに話しかけて来れない生徒達だって、もちろんいる。そういう生徒も、僕らが話を振ると、テレながらも答えてくれる。ごくごく自然に。彼らからすれば、僕らは「お父さん」と「お兄さん」の間くらいの年齢だ。そのくらいの年齢で、周りに気軽に話ができる人間なんていないだろうな・・・。僕が小中学生の頃、そういった存在の人はいなかった。通っていた塾の先生は、髪の毛がポマード臭いオヤジか、タバコくさいオヤジだけだった。一回でいいから、生徒として松江塾に通ってみたい。試験範囲を与えられて、100点を目指してペナテストに燃えてみたい。先生達に普通に話しかけてみたい。どんな気分なんだろう。羨ましいなー今の中3生とは「17歳」離れている。僕の17歳年上は・・・・49歳の人だな。49歳って言ったら、もう「渋い」大人だ。そんな人に向かって、超気軽になんて話かけられないよなー。もし49歳の紳士が、僕に人生のアドバイスを普通に話してくれたら、超有意義な時間なんだろうな。きっと目を輝かせて話を聞いてしまうかもしれない。つくづく、塾生が羨ましい。松江っ子にとって、いつまでも「特別な存在」であり続けたいな。本当にそう思う。