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Manachan's World-東京下町日記

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2005年09月13日
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カテゴリ:出産・育児@大連
先ほど、7泊8日間お世話になった大連市婦産病院を退院して、ようやく自宅に帰ってきました。久しぶりに家のベッドで寝ると、気持ちいい!

婦産病院では、最初から最後まで怒涛&バトルの毎日でしたが、いざ終わってみると、あの日々でさえ懐かしく思えてくるから、不思議です。これまで、当病院の悪口ばっかり書いてきたので、今回は、病院で嬉しかったことをいくつか。

・執刀医の郭さん(女性)が、とても親切だった
・遊泳療法担当の看護婦さんが、とても優しかった。
・処方された薬は、西洋薬と漢方薬が半々くらいで、とても効き目がありそう。

8日間の入院費用は、手術代(帝王切開)、薬代、病室(個室)代など、全部あわせて7870元(約11万円)でした。職場で加入している保険を使えば、後で4割ほど返ってくる計算になるから、結果的には、自己負担7~8万円で済みそうです。

家に帰ってきた私が(赤ちゃんと妻の世話の他に)次にやることは、日本・豪州両国籍の確定です(注.中国国籍は取得できません)。我が家は、私が日本国籍、妻が豪州国籍なので、我が子は、少なくとも成人するまで両方の国籍を持つことができます。

何だかんだ言っても、国籍は親から子への大事なプレゼントです。国籍や永住権というものは、取りたくてもなかなか取れるものではありません。特に大連の人々にとって、「いつでも好きな時に日本へ働きに行けて、好きな時に豪州に移住できる」身分は、ハッキリ言って羨ましいの一言。私は娘のために、その身分だけは確保してやりたい。

大連で生まれた子が、これらの国籍を取るためには、「出生医学証明」なる書類が必要です。この書類を持って、

1)日本国籍の場合は、「在瀋陽日本国領事館大連事務所」にて、誕生日から3ヶ月以内に「出生届」を出す。
2)豪州国籍の場合は、「在北京豪州大使館」にて、豪州市民権の手続きを行う。

日本国籍の場合は大連で手続きできますが、豪州国籍の場合は北京まで行って手続きしなければならないようです。ま、そのくらいならやりますけどね。

ところで私は、この「出生医学証明」なる書類は、産科医院でもらえるはずだと思っていましたが、ここは中国、そう簡単には問屋が卸しません。出生医学証明をとるためには、入院先の病院で貰える「出生医学記録」をもとに、

1)孕産婦健康手冊
2)児童健康手冊

という二つのパンフレットのようなものが必要なのです。このうち、1)孕産婦健康手冊については、妊娠中に定期健診を行った医療機関で貰えるからいいのですが、問題は、2)児童健康手冊の方です。これを取るには、まず

1)住所のある地区を所轄している「保健ステーション」に連絡し(注.これは、学齢期前の児童の予防接種を担当する機関)
2)保健ステーションの担当医師に、少なくとも2回、赤ちゃんの健康状態をチェックしてもらい
3)その後、はじめて「児童健康手冊」を手にできる

んだそうです。私は事前に、婦産病院の看護婦何人かに聞いたのですが、「児童健康手冊」をどの機関で、どのプロセスで取得できるのか、明確に答えられた人は誰もいませんでした。私が、方々歩き回って、聞きまくって、初めて判明したのです。

ちょっと愚痴を言わせていただくと・・・中国というところは、行政手続が本当に複雑怪奇で、途方に暮れてしまいます(日本も行政手続が煩雑だと言われますが、その比ではありません!)。今回の国籍確定手続きでもそうですが、居留証の手続きでも、海外から荷物を受け取るにも、いやクレジットカード一つつくるにも、数多くの証明書類が必要になる上に、それらの書類を揃えるのに、複数の行政機関に自分で出向かなくてはならないのです。

しかも困るのは、担当の職員でさえ、手続の全体像を把握していないらしく、「次にどこで、何をすればいいのか?」という簡単な質問さえ、誰も答えられなかったりします(時には逆ギレされることも・・・)。したがって、足を棒のようにして、方々聞きまわらないと、手続きが完結しないのです。今回の手続きにしても、

1)出生医学記録の入手は・・・婦産病院
2)児童健康手冊の入手は・・・所轄の保健ステーション
3)出生医学証明の入手は・・・所轄の婦幼保健院

書類の性質は、どれも似たようなものですよね。だから、全部、同じ行政機関で一括して手続きできるようにしてくれよ!と言いたくなります。

ま、私たちの場合、幸いなことに、所轄の保健ステーションの人たちがとても親切で、私が「急ぎで手続きしなくちゃならない」と申し出たら、「分かりました。明日にでも医師を派遣します」と、素早いアクションを取ってくれたことです。早ければ、今週中にも出生医学証明を取り、日本領事館事務所で出生届を出し、日本国籍を確定させることができそうです。

育児が一段落したら、大連でこれから出産する人たちのために(あんまり多くないと思うけど・・・)、「出産手続きマニュアル」というかたちで、一つまとめて、発表してみようと思います。





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最終更新日  2005年09月13日 15時55分35秒
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