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カテゴリ:大連の暮らし
突然ですが、今日、私の中国語名が決まりました!!
顧 学亮 日本語よみ:「こ がくりょう」 発音: Gu XueLiang です。ヨロシクね・・・。 という前に、私がなぜ中国語の通称名をつけようと思ったのか?そこからお話ししますね。 ここ大連の地で暮らす限り、我々日本人が中国語名をつける必要なんてありません。だって、日本語名はたいてい漢字表記だし、中国ではその漢字名のままで通用してしまうからです。たとえば、私の本名「鈴木学」は、そのまま北京語読みして、「りんむうしゅえ」で通ってしまいます。 それに加えて、「日本語名を名乗ったほうが何かとトクをする」という現象さえあります。建前では「反日、抗日」と言いながら、当地の中国人は日本人に優しい。特に中国語を話す日本人は、尊敬の眼差しで見られることも多いのです(大連だからそうなのかな?)。 私自身の体験で言うと、たとえば、オーストラリアや米国から搬送した荷物の引き取りにあたって、非常に煩雑な通関手続きで困っている時、日本パスポートを見せたら、窓口の人が、「あっ、あんた日本人なの?」、「中国語で手続きするの、大変でしょ?」と言いつつ、親身になって助けてくれました。特に米国からの荷物の引き取りは大変で、当社のスタッフが2ヶ月かかっても全然ラチがあきませんでしたが、私が日本名を名乗って電話したところ、なんと、手続きが一発で済んでしまいました。 それなのに、なぜ中国語通称名が必要だと思ったのか?それは、「家族で一緒に買い物をする時、中国語名があると便利だから」です。 最近、こんなことがありました。二七市場で、ビジネススーツをオーダーメイドした時、まず、私の妻が注文しました。彼女の苗字は「顧」ですので、当然、「顧」の名前を使いました。その後、私が注文を引き継いだのですが、日本姓「鈴木」を使うと混乱するので、便宜上、私も「顧」を名乗りました。かくして私は、「顧先生」と呼ばれることになったのです(※中国語で「先生」は「ミスター」の意味)。 また、私は最近、大連市内の投資用マンションを買おうと、いろいろ探しているのですが、義父の方が、私よりずっと積極的で、「この物件、買おうぜ!」、「値上がりしたら、売って、利益を山分けしよう!」などといって、不動産オタクの私をさかんに煽ってきます。 時には不動産屋に電話して、物件の下見をすることもあるのですが、私が電話することもあれば、義父が電話することもあります。義父の姓はもちろん「顧」。だから私も成り行き上、「顧」を名乗らざるを得ず、いつの間に「顧先生」になってしまうのです。 通称の苗字が「顧」なのであれば、名前もつけないとおかしいよな・・・私は考えました。そして、思いついた名前が「学亮」! 「学」は、私の日本語の名前(ファーストネーム)ですから、これは使わざるを得ない。ですが、「顧学」では、中国語名としてちょっと座りが悪い。もう一文字欲しい! その時、ふと思いついたのが、私の敬愛する台湾人歌手「卜学亮」(ニックネームは、「阿亮」)。彼にあやかって、私も「学亮」を名乗ればいいや・・・ということになりました。また「亮」は、三国志に出てくる「諸葛亮」にもあやかっています。 (※シドニー在住の方にとっては、「亮」といえば、Crows Nestにあるラーメン店「亮亭」を思い浮かべるのかもしれませんね。あの店の博多とんこつらーめんは、美味い!と、フォローを入れておきます。) 今日、私は会社で、みんなの前で、「私の中国語名は顧学亮でーす♪」と名乗り、笑いをとってきました。でも、私は今のところ、皆に「SUZUKI」と呼ばせているんですけどね。 最後に、ちょっとスケベなお友達には・・・「雅拉西」・・・という中国語名をつけてあげましょう(※北京語読みしてみてください)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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