バレンタインの準備をしないと・・・。ペリカン捕獲作戦失敗。
皆さん、バレンタインの準備はお済でしょうか?このブログの訪問者は、男性が多いようなので、基本的に受身。準備なんて関係ないという方が大半ではないかと思います。日本では、女性が男性にチョコレートを贈るのが普通ですよね。しかし、国や地域によってバレンタインの慣習は随分異なります。・男性から女性にプレゼントを贈る。・女性から男性にプレゼントを贈る。・男性、女性、互いにプレゼントを贈る。・男女関係なく、家族にプレゼントを贈る。・何もしない。など、色々なパターンがあるようです。で、中国の我が家はと言うと、男性が女性にプレゼントを贈らないといけないんです。残念ながらチョコレートは貰えません。定番は、花束なんですが、芸が無いですし。毎年、ギリギリに準備してるので、今年は早めにと思っていたのですが、何を買えば良いやら・・・。ネタ切れです。ふと、前に欲しい化粧品があると言っていたのを思い出して、金曜日に香港の西武で「ゲラン メテオリット ビーユ」と言うフェイスパウダーを買って来ました。「ゲラン」と言うブランドのものですが、別に指定があった訳ではなく、こう言うボール状のものが面白いと言っていたので適当に選びました。よく分からずに「ゲラン」を選んだのですが、フランスの化粧品みたいですね。派手とか地味とかうるさいので、色は慎重に選ばないといけないのですが、最後は訳わからなくなって、適当に「01 ミティック」。買ったお店:香港の西武買った商品:ゲラン メテオリット ビーユ 01 ミティック価格:HK$410(約4,879円)「ブラシはあるいか?」と聞かれたので、「それも買うと」と伝えたのですが、たこ焼きのプレートに油を引くようなブラシの癖して結構高い。買ったお店:香港の西武買った商品:ゲラン メテオリット ブラシ価格:HK$230(約2,737円)鞄の中に入れてるのを見つかったので、結局、14日を待たずに早めに奥さんの手元に渡りました。 続いては、万年筆。「ペリカン スーベレーン M800」探し。今回は、香港の「尖沙咀」の「中港城(China HongKong City)」中にある「名筆館(Pen Museum)」というお店に行ってみました。「中港城(China HongKong City)」からは中国行きのフェリーが出ているので、知っている方も多いと思います。このお店、ネットで見つけたのですが、ペンとライターの専門店で、規模は凄く小さいですが、ペリカン、アウロラ、パーカー、ラミー、ファーバーカステルなどのブランドの筆記具が揃っています。種類は結構豊富なんですが、品揃えがマニアックと言うか微妙。ペリカンも、トレドや、ゴールドとシルバーキャップのモデルは置いているのですが、定番のM1000とかM800、M600などは皆無。トラディショナルは置いてませんが、M205は置いています。アウロラも、オプティマの種類が豊富という訳ではないのに、デモンストレーターだけは、しっかりあります。定価が分かるもので、販売価格を分析するとペリカン M205 HK$800(約9,520円) -> HK$640(約7,616円) 20%オフラミー サファリ HK$220(約2,618円) -> HK$180(約2,142円) 18%オフと、かなり値段は安いですね。珍しいものを探すには良いかもしれませんが、「迷筆館」じゃなかった。「名筆館」、期待外れでした。しかし、これで諦めないのが私。帰りに「沙田店」にも寄ってみました。KCR「沙田駅」と直結したショッピングセンター「連城広場(CityLink)」の中にあり、アクセスは便利です。ところが、ここも「尖沙咀店」と似たようなもの。M800はありません。悔しいので、近くにある「City'Super」の文具コーナーを覗くことに・・・。「沙田店」には初めて来ましたが、雑貨類も充実していて面白いですね。そこで見つけたのが、「ステーショナリー工房スリップオン」のBT(ブッテーロ) 単パスケース。私も愛用していますが、キズだらけ・・・。ここは、世界中の文具や雑貨が売られていて、日本のものも多いですね。色は揃ってないけど、HK$268(約3,189)。円高のせいか、日本円に換算すると本家の日本より安いです。この日は、奥さんのバレンタインプレゼント意外は、何も買わずに帰って来ました。うーん、偉い。一応、鳥猟犬に端くれなんだから、ペリカンの1本も咥えて来てくれると有り難いんですが、紙切れ拾って喜んでいるようではダメですね。この日の戦利品は「HSBC 手帳」。貰い物ですが・・・。「HSBC」と言うのは日本にある「上海香港銀行」も傘下に収めるメガバンクグループ。香港では「匯豐銀行」と呼ばれます。「香港銀行」と呼ぶ人います。英語表記だと「The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited」。香港か上海の銀行みたいですが、グループの本部は、現在はイギリス。古くは、イギリスの植民地政策の資金など、アヘンに関わるお金も扱っていたとか。普通にスケジュール帳です。作りは結構良いですね。香港の鉄道や地下鉄の路線図も載っています。全く役に立たないですが、世界のHSBCの拠点数が掲載されています。「Branch(支店)」ではなく「Office(事務所)」となっているので、拠点数だと思います。手帳によると世界に9,500の拠点があるそうです。イギリスに1,654もの拠点があるのは分かりますが、アメリカ 1,627拠点ブラジル 1,673拠点メキシコ 1,625拠点と南北アメリカに強い。ちなみに日本は10拠点となっています。日本は、魅力無いのかな?節税のため、法人が見かけ上の本社とすることが多い、英領バージン諸島(BVI)にも3拠点あります。クック諸島にも1拠点あるんですが、ここもタックス・ヘイブンなんでしょうか?と、HSBCの拠点なんか研究している場合ではありません。問題は「M800」。どうも、香港は流通が薄いようですね。ペリカンのHPにもペリカン香港は載ってないので、小さな代理店が細々とやってるだけかもしれません。もしや代理店、不況で潰れた?こうなると、私が香港の代理店になるしかない。じゃなくてこうなると、通販しかないですね。通販サイトを調べると、ヨーロッパのお店で安いところは、3万円くらい。日本でも、3万円くらいのお店もありますね。それから、土曜日に東京神田にある有名な万年筆専門店「金ペン堂」に電話してみました。通販も可能で、送料はサービス、支払い方法は、代引き(要手数料)で、希望するなら銀行振込でもOKとか。残念ながら通販サイトなんて無いので、電話とFAXでの注文になります。ここは、定価販売で52,500円と高いんですが、お店で独自にペン先を調整していますので、ハズレを引く心配がありません。正しい万年筆の持ち方をした場合に、一番書き易いようにペン先を調整しているそうです。万年筆は、裏返して書くと細い線が書けるのですが、このお店は、裏返して使われることも想定して調整しているそうです。F、Mで悩んでいたのですが、相談してみたところFを勧められました。7mm罫線のノートに日本語で書くならF迄にした方が良いとの事。お店には、お客さんがおられたのではないかと思いますが、丁寧に対応して頂けました。金ペン堂住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-4TEL:03-3293-8186FAX:03-3293-8187営業時間:12:00-18:00 日曜、祝日休みアクセス:地下鉄 神保町駅、JR 御茶ノ水駅から徒歩 靖国通り沿い現在、値段を取るか、品質を取るか思案中。ペン先は、多分Fにします。その方が、使用頻度が多くなるでしょう。と言いつつ、最終的にMになる可能性も。色は、ボルドーにしようかと思ってますが、流動的ですね。つまり、肝心な事、何も決まってないです。店頭で現物見て買うなら、即効で決められるんですが、通販だと悩むなぁ。