中国のマンションを見学。買う気はないけど・・・。
ただ今、中国は国慶節休暇の最中です。今年は、9/29から休みのところが多いようですね。この時期は、セールをやるお店が多いのですが、「マンション」も例外ではなく、このところ、私たちが住むマンションへ見学に来る人を良く見かけます。シンセン市の郊外にあるマンションで、見た目が割りと立派で、値段も比較的手頃なので人気があるのでしょうね。現在は、3期工事分を販売しているようです。(開発は4期まで予定しているようです。)と言っても、3期工事分の棟は完成していません。概観は、ほぼ出来上がっていますが、未だクレーンを取り付けた状態です。実際に入居できるのは来年の5月頃だそうです。未完成と言っても、モデルルームは、見学できるようになっているので、全く買う気はないのですが、冷やかしついでに見学して来ました。ちょっと分かり難いですが、モデルルームがあるのは、ビルに挟まれた矢印の棟です。マンションの全体の見取り図は、こんな感じで、カラーの部分が3期工事。道を挟んで反対側の飛び地が4期工事になるそうです。モデルルームは矢印の棟にあります。この棟には、エレベータホールを中心のA、B、C、Dの4つの部屋が配置されています。実は、私たちが今住んでいる棟とほぼ同じレイアウトになっています。残念ながら、モデルルームの中は撮影禁止だったのでパンフレットの写真を拝借して掲載します。写真は、D室のリビングのようです。モデルルームだけあって、比較的綺麗に内装されているのですが、最近の部屋は1つ1つの部屋を狭く設計し、総面積を抑えているものが多いですね。キッチンとか随分狭いです。実は、2003年に中国でマンションを購入し、最近までそのマンションに住んでいたのですが、その部屋が、3LDKで102平米、このマンションの3LDKの部屋が89平米なので、6年程で随分コンパクトになってしまっています。外観は、随分進歩したのですが・・・。そう言えば、日本人の方が中国人の奥様と部屋を見学に来られていました。今まで賃貸に住んでいたけど、そろそろマンションを購入したとか。冷やかしついでに、モデルルームがある棟の25階A室の見積りを貰いました。基本的に高層階ほど価格が高くなります。この部屋は、4LDK。建築面積が109.34平米だそうですが、4LDKとしては、やや小ぶりな印象。昔の3LDKクラスですね。最近の流れなのでしょうか・・・。価格は、1,071,323元(約1,650万円)です。一応、国慶節期間の特別価格で通常より5万元くらい安いとか。1平米あたりの単価だと9,798元(約151,000円)。このマンション、高い時期は、1平米あたり15,000元(約231,000円)位していましたので、新築価格も随分値下がりしています。日本でもシンセンや上海などの主要都市での不動産価格の暴落がニュースになっていると思いますが、実際にこんなもんです。随分下がっていますね。ちなみに、この価格、内装なしの値段なので、内装費用は別途用意しないといけません。あるのは玄関のドアくらいと言った、本当に何もない状態で引き渡され、蛇口1つから調達して付けて貰わないといけない状態なので内装工事は結構大変です。最近は、内装付きに分譲マンションも増えましたが、中国では、まだまだ内装無しのスタイルが多いですね。30階のC室の見積りも貰いましたが、こちらは3LDKで建築面積89平米。価格は87.4万元(約1,350万円)です。ちなみに今住んでいる部屋の間取りは、C室に似ています。この棟だと、D室が一番広く、4LDKで135平米あります。値段は聞いていませんが、1平米あたり1万元(約15万円)くらいでしょう。