郵政民営化はダイエットになりません!
午前、県庁で、尾西洋子県議も同席しての、新聞各社のプロフィール取材。すぐ、テレビ局の共同取材。テレビでいつも拝見しているアナウンサーの方が、「今日のネクタイはセンスがいいですね」。「僕はあんまりセンスはいいと思っていないので、そう言っていただけるとうれしいですよ」。「そんなことないですよ」。 「佐藤さん、お話がお上手ですからね」とうれしい言葉をかけていただきつつ、目線をどこにおくか、携帯で確認しているスタッフのみなさん。マスコミの方もたいへんです。カメラ目線にしないことを確認しながら、いざ収録。滞りなく、一発でOK!「さすが。すらすらとお話して下さってありがとうございます」と声がかかりました。 「急に選挙になって、みなさんもたいへんでしょう」と聞くと、「えぇ、夏休みもなくなりました」とのこと。「みなさんもお体には気をつけて」と声をかけて、収録終了。 午後、ミーティング。「昨日のハンドマイク宣伝で、歩きながら訴える佐藤さんの気迫、しかも的確に政策を訴える姿は良かった。激励がたくさんあり、我々も元気になった」との発言もあり、私もうれしい限り。 雨の中、街頭宣伝に向かいました。雨が降りしきる中、郵便物の配達途中なのでしょう、赤いバイクに乗った郵便局の職員の方が、クラクションを鳴らしての激励に「ありがとうございます」。 昨日テレビを見ていたら、ある自民党前職衆議院議員が、「民営化は、『小さな政府』をつくるため。ダイエットです」などという発言をしていました。なにか、郵便局の職員は国家予算でまかなっている公務員で、民営化になれば税金の節約になっているかのような言い分です。小泉首相もそういうことを言っています。 これはまやかしです。竹中大臣も国会で明確に答弁しましたが、郵便局の職員の給与を含め、郵政三事業に税金は一切使われていません。郵政省時代から独立採算制をとっているからです。そればかりか、郵貯事業は今の公社のままであれば1,400億円の黒字で、民間会社の法人税より税率の高い、利益の50%を国庫に納付することになっています。しめて700億円。逆に民営化すれば、600億円の赤字となり、法人税すら国庫に入らない。「ダイエット」といいながら、ダイエットにならない。詐欺の宣伝ともいうべきものです。国民をあざむくことを言ってはならないと思います。 どこからみても、郵政民営化は道理なし。 夜、さらに演説に磨きをかけるために政策の勉強。