紺野美沙子の「乱れ髪」──聞いて楽しむ日本の名作
聞いて楽しむ日本の名作 朗読CD全16巻セット【送料無料】価格:29,000円(税込、送料込)17日の朝刊各紙(たぶん、地方紙を含む一般紙全て)に大々的にチラシが入った、ユーキャン「聞いて楽しむ日本の名作 朗読CD 全16巻セット」は、一括払いで29,000円(分割29,700円)。上記リンクの楽天市場店でもお買い求めになれます~しかし、正直言ってすでにけっこう読んでるし、本ぐらい文庫本なりを自分で読むし、大枚ハタいて買う人の気が知れないな~などと思っている僕なのだが、朗読した俳優たちのリストを眺めていると、ただひとり、紺野美沙子さまには、いささか心が動かされる。彼女が朗読しているのは「乱れ髪」「恋衣」(与謝野晶子)、「野菊の墓」(伊藤左千夫)、「海やまのあひだ」(釈迢空=折口信夫)など、短歌作品や歌人の手になる詩や小説である。確かに食指がそそられる。■ 内容の詳細・朗読者一覧彼女は、かつて僕ら中年世代の隠れもなき女神さまであった。同意してくれる方も多いだろう。今もなお、憧憬は決して消えていない。「乱れ髪」などは内容も内容だし、声を聞いてるだけでイっちゃいそうな気もする(・・・あ、すいません、下品な言い方をしてしまいました)。あとは、正岡子規の句集「寒山落木」や「俳句稿」、石川啄木の歌集「一握の砂」を寺田農(みのり)さんが読んでいるらしい。これもハマリ役だと思うし、かなり興味が湧く。やっぱりオレは、五七五が好きなんだなと改めて痛感・再確認してしまう。・・・そのほかの小説とかは、自分で読むので、どうでもいいやという感じである