Happy life in Florence

[カテゴリ未分類] カテゴリの記事

全673件 (673件中 651-673件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14

• 合唱

  怒り心頭に達しました仕事を７時に終えて帰宅して大急ぎで腹ごしらえして大急ぎでバスに乗って８時半開始の合唱に間に合うように「いつもの練習場所」へ向かった私奇跡的に８時２０分到着いくらフィレンツェが小さいったってバスが遅れたり、なんやかやでなかなか思ったように移動できないもの急いで食べたリゾットが胃の中でごろごろするのを感じつつバスの中で深呼吸しながら「消化してくれ」と心で唱えたまだだれもきていない８時半になってもまだ誰も来ない携帯が鳴る「みきさ～ん、何番だったっけ？」なにが？「マルコンテンティの～」何の話？私はやめについて待ってるんだけど、誰も来ないのよ「どこ？何？まさかいつものとこ？メッセージ来なかったの？今日はチェントロよ」・・・先々週も連絡が来なかった確認したら「ちゃんとリストには載っている」で、先週は２回も確認メッセージが来た先週の練習のときに選抜メンバーが呼ばれて８時半召集で残りは９時半とマエストロにいわれていたでも、場所については何も聞いてないメッセージくれなければ普通に考えていつものところに行くよねでも、私一人ここにきたってことはほかのみんなはちゃんとメッセージを受け取ったってこと？わざわざ確認したのに、しかもちゃんとリストに載ってるのにメッセージが私にだけ来ないのはなぜ？むかつく～！！！！！イラリア、いい加減にしないと刺すよ去年も散々いやな目にあったからね何だかんだいってこの団体、愛着がわいてるんだけどこの女だけは嫌い（表現は悪いけどほかに言葉が見つからない）とりあえず、来週はラ・コッリーダのリハのために欠席しなくちゃいけないし合唱仲間にTV出演のこと報告したいし「メッセージもらわなかったからいかなかった」っていってぶっちしたいのは山々だったんだけど気を取り直してチェントロへ戻ってきたでも、一応「怒ってる」ことは主張練習の終わりに「TV出演するよ～」と報告みんな、応援してね～

  2007.05.11

  コメント(0)

• TV出演決定！！

  今週は水曜日にお休みをもらってたので朝からヌーヴォラとチェントロをお散歩家に帰ってきてゆっくりしていたら電話が鳴った「もしもし？みきしばはら？」「ハイ」「ラ・コッリーダです１９日に出演していただけますか？」「もっちろんです！」「では後ほど担当者から詳細の電話を差し上げます」いやっほ～いラ・コッリーダという番組は人気司会者ジェリー・スコッティが司会する素人参加番組歌を歌う人もいれば、踊る人もいるし楽器を演奏する人も詩を詠む人もいる中にはほんとにすごい才能を持ってる人もいるしてんでお話にならないけど笑える出演者もいるとにかくピンきりのさまざまな参加者がいる笑いを取るために選ばれたのでないことを祈るばかりだけどジェリー・スコッティにあえるだけでもうれしいじゃないの、ねえ！土曜の夜の生番組なんだけど、金曜日にリハーサルがあるので金曜の朝９時にはローマにいなくてはいけない仕事場に電話してすぐに金曜と土曜に休めるか確認もともと土曜日は休みだったので金曜が問題「ラ・コッリーダ出演が決まったの！金曜日にリハーサルがあるそうなんだけど休めるかなあ？」「心配しないで、何とかするから」同僚もみんなおお喜びローマなんて１７年前にグループ旅行したとき半日ガイド付き、半日フリーと１０年前に短期留学で来た時の１日観光（N君に案内してもらったっけ）あと結婚前にNullaOstaをもらいに行ったときそれもかれこれ６年以上前イタリアに１０年近くも住んでいてローマってほとんど知らないちょっと観光する時間が取れるかなあ？

  2007.05.09

  コメント(0)

• カルーソ協会定期演奏会

  協会長さんじきじきのお誘いに気をよくした私は意気揚々とコンサートに行ってきました久しぶりのカルーソ協会はいつもとちょっとメンバーが違ってましたハープでコンセルを出たけど歌を勉強しているEちゃんと私え？二人だけ？と思っていたらぞくぞく男声陣到着みんなバリトンなんだけど・・・バリトンの歌って、あんまり知らないから面白くないんだなあ前に蝶々さんやったときの仲間たちだったシャープレスやってたA、ボンゾやってたF、おお！なんと久しぶりにピンカートンやってたDがいるではあ～りませんか！話によると、彼はドラマティックテナーだったんだけどバリトンに転向して、いまはいろんな劇場で活躍しているらしいつい最近までトリエステでリゴレットを歌ってたそうなひさしぶりじゃのうみんな活躍していてうれしいね伴奏はまうちゃんナポリのサン・カルロで副指揮をやってきたそうなあ～たも活躍してますねえええこっちゃええこっちゃ私が歌ったのはアドリアーナ・ルクブルールとパリアッチから鳥の歌とボエームから「私の名はミミ」まうちゃんの伴奏で気持ちよく歌えました新人のEちゃんと「次回は二重唱しようね」と約束私がマルチェッリーナで彼女がスザンナこれなら合わせしなくてもいきなりでもいけそうでしょ？来月に向けて練習しませう

  2007.05.07

  コメント(0)

• プロかアマか

  前にオーディションを受けたテレビ番組の人から電話があった「わお！」でも、出演が決まったわけではなくて、単にインタビューの内容を再確認したかっただけらしい「歌の勉強をしていたけれど、やめたんですよねどうしてやめたんですか？」「歌では食っていけないとわかったので生活のため仕事を始めましたフルタイムで働いていたら、レッスンに行く時間はありません」「ほんとにプロじゃないんですね」「私は販売員をして食べているので、歌は趣味です」日本では、大学教授や音楽の先生がオペラに出演しているから日本人の感覚では「音大出てるから素人ではない」となってしまうのだろうけれどイタリアのオペラ歌手は歌で食べているので、私の言い訳は道理が通っているのだただ、企画側はオーディションのいビデオを見て「ほんまに素人か？」と疑問がわいたのだろうそれはそれでうれしい話プロ並みに歌ってると評価されたわけだからでも、これで「プロだから」と落とされ実際のオペラの世界では「素人だから」とギャラ４０ユーロで合唱アンニーナ４回出演でもすずめの涙しかもらえない（プロの歌手の１０分の１）さらに曲目についても質問「私のお父さんはもうほかの人が歌ったからある晴れた日ににしませんか？」「いやあ、でも長いから」「カットすれば？」「マエストロがカットしてくれるならそれでもいいですけど私はできません」「ほかに短いアリアはありますか？」「りゅーのアリアとか・・・」「どれが一番ポピュラーですか？」「私のお父さんでしょう！！！！」と詳しい話をして、期待させておきながら電話の終わりに「これはImpegnativaではなくてInformativaですから」といわれた要は、ただ単にさらに詳しい情報がほしかっただけでまだ出演がどうのという話ではないってわけ私はしろうとです～

  2007.05.05

  コメント(0)

• 椿姫はまだ存在するか？

  Porta a portaというトークショーにアンジェラ・ゲオルギューが出てたオペラについて語ってたんだけどあまりのシンプルメークに、最初はだれだかわからないほどだった私は途中から見始めたんだけど真っ赤なサテン地のワンピース二の腕はぷりんぷりんゆれて大きく開いた胸元がゆっさゆっさ揺れる真っ黒な髪をストレートに伸ばして大きな口をあけてしゃべるしゃべるいつも目元くっきりメークで見慣れているのにグレーのシャドーをまぶたにのせただけの極シンプルメークテーマは「現代に椿姫は存在するか」愛のために自分を犠牲にできるか愛のために死ねるかそこまでロマンチックな女性がいるか話の焦点がはっきりしなくて横道にそれまくりな座談会だったけど面白かった「カラス」についてゲオルギューは「私の国では録音を聞く機会に恵まれなかったので初めて聞いたのは２０歳のとき。ファンは伝説や、夢物語が必要なので、いつの時代でもアイドル、名歌手が存在するでも、カラスの時代とムーティーの時代では音楽的に価値観が変わってしまってなんとも言いにくい大事なのはあの時代も今も同じ作品を世代の違うアーティストがそれぞれの解釈で演奏しているということの偉大さだと思う」と話した要は「私は特にすばらしいとは思わない」といわないための言葉の遊びでしかないきがするそのすぐあとでほかの出演者（指揮者のジェルメッティ）が「ゲオルギューは現代だけでなく、全時代を通してもすばらしい歌手の一人だと思うがカラスが伝説に残る大歌手であることは否めない彼女の旋律や表現のの精密さ、声のさまざまな色合いの豊かさすべてにおいて彼女は唯一、絶対的な存在だ」とコメント旦那のアラーニャも「あんた何様？」だけどゲオルギューも輪をかけた「あんた何様？」自分に、自分のやっていることに自信を持つことはすごく大切だと思うけど謙虚さも大切だと思うショルティとの椿姫はすごく良かったけど最近の映像ではあそこまで緻密には歌ってない母音の歌いわけがいい加減になってるし（アラーニャと同じ）確かに、カラスは好き嫌いがあるだろうけど聴けば聴くほど、曲をより深く読み込むほどにカラスのすごさがわかるはずファンが作り上げた伝説にしか過ぎないっていうのはあまりにも軽率なコメントだねこの態度のでかい「あんた何様？」夫婦早く「勘違い」に気がついてね～一般オペラファンも彼らの見た目に惑わされないで冷静に演奏を聴いてね～海外生活ブログ イタリア情報クラシックブログ オペラ・声楽外国語ブログ

  2007.05.03

  コメント(4)

• 今日も雨

  ティータイムはアメリカンコーヒーにたっぷりヌテッラをぬったクレープ（たたまれてて見えないけど）久しぶりに歌を歌いたくなって（最近、時間があってもあまり歌いたいと思わない・・・）きばらずに古典歌曲を歌い始めた割と気持ちよく声が出るのでついでにアリアも歌ってみるかな？スザンナから初めてドンナ・アンナドンナ・エルヴィラデスピーナフィオルデリージを２曲ツェルリーナとモーツアルトばっかりドラマティックなアクートはないけど結構テクニックを必要とするアリアたちも割と気持ちよく歌える調子いいじゃない毎週合唱に行ってちょっとずつでも歌ってるのがいいのかな今週はたっぷり時間があるからきちんと練習する時間を作ろう・・・気持ちよく歌ってたら、また止んでた雨が降り出した私のせいじゃあないぞ！海外生活ブログ イタリア情報クラシックブログ オペラ・声楽外国語ブログ

  2007.05.01

  コメント(2)

• アズールとアズマール

  普通な休日朝からお掃除してお昼に鶏をオーブンで焼いて食べ洗濯機を回してお買い物に行きちょっとネットして夕日を見にアルノ河まで散歩しお食事準備に入る前にちょっと歌いお魚をムニエルにして夕食夕食をとりながら友達に借りたDVDを観た「アズールとアズマール」というアニメ呪いをかけられて閉じ込められているお姫様（妖精？）を助けに行く王子（ではないんだけど、のような・・・）の話お話そのものはかんたんな御伽噺でどうってことはないんだけど、色使いがすっごくきれいときどき目がちかちかしないこともなかったけど、こういう美しい映像を見るのは純粋に楽しいイタリアにしても、日本にしても微妙なニュアンスカラーが好まれるから、こういう原色使いの鮮やかな映像ってなかなか見ることができない物語の純粋さもさることながら、映像も美しさも心が洗われるMichel Ocelotっていう人の作品機会があったらぜひぜひ見てほしい作品「きりく」っていう作品の方が有名なのかもしれないけど色彩とか映像とかは私は断然こっちが好きだなあ海外生活ブログ イタリア情報クラシックブログ外国語ブログ

  2007.04.19

  コメント(0)

• アペリティーヴォ

  今夜も夜のお出かけといったって、ただお友達とアペリティーヴォに行くだけなんだけどね日ごろ仕事や家事に、さらに歌う時間をひねり出すためなかなか友達と出かけるなんていう時間が取れない私でも、昼間が長くなって、気候もよくなってお出かけしないてはないのだしかも！先週土曜日に会う約束をしておいて、私の勘違いで待ちぼうけを食わせてしまったので今回はぜったいすっぽかせない、責任のあるお出かけなのだあ、お詫びの気持ちをこめておごるべきだった・・・今これを書きながら思いついたこういうところ、気が利かないんだなあ私って次回会ったら私が払おう！！私がお料理して家に招くという手も無きにしも非ずでも、彼女、料理人の娘であり更に料理人の奥さんでもあり、しかも本人もお料理上手ときてるから私の手料理を食べさせるなんて恐れ多いことは・・・そんな彼女はカラー・セラピーの資格も持っていて以前私も見てもらった同い年なんだけど、私とはまったく違うタイプですごく頼りになるというか、彼女の言葉は私のもやもやした悩みをばっさり切ってくれるすっかり遅くまでおしゃべりに花が咲いてしまって気がついたら夜中の2時お休みの前に日に約束して正解でやんしたね海外生活ブログ イタリア情報クラシックブログ外国語ブログ

  2007.04.18

  コメント(2)

• ソプラノ２音取り

  金曜日に「ソプラノ２に移りましょうか？」なんて言ったばっかりに一から譜読みだ～と意気込んで「椿姫」から音取りを始めたら・・・なんのことはないほとんど２部合唱なので合唱の締めくくりの部分で盛り上がるところとか、「アルフレード！君か！」って言うだけとかあんまりメゾとかソプラノ２って存在感が薄いほとんどソプラノはユニゾンなのだ～この合唱団はソプラノがアルトの倍ほどいるのでアルトが２部に分かれるときはソプラノ２が真ん中になる音を歌うことに決まっているのだけどいかにも途中で下のパートから分かれて３部になるところはそのフレーズの頭から下を歌わなくっちゃ歌いにくいみんなどうしてるのかなあ？きっと適当に歌ってるんだろうなあ続いてカルミナ・ブラーナこれも同じようにソプラノの下、アルトの上って行ったり来たりする楽譜にしっかりマーカーひいとかないとわからなくなってしまいそうとりあえず、今日は音取りだけなので、しっかりは歌ってないけど、ソプラノ２ってなんだかおさぼりさん用パートっぽいというのも、ほとんどソプラノなんだけど、いざ、アクート！って時に、するっと楽な音でとどまっちゃうの大人しい系のおばちゃんたちが集まるわけだわほとんどメロディーなのに、アクート出さなくっていいんだもんねでも、ソプラノ１ですでに舞台にのってしまってる私は気をつけないとつい上を歌ってしまいそうカルミナ・ブラーナとか、トスカみたいに楽譜持って歌えるのならいいけど、椿姫は要注意！そうそう、トスカも譜読みしましたよでも、あ～たなんてったって、２分ほどの裏コーラスだから・・・当日初見でもOKよって感じでした海外生活ブログ イタリア情報クラシックブログ外国語ブログ

  2007.04.15

  コメント(6)

• 久々に夜のお出かけ

  同僚のAntonellaの誕生日だったのでAperitivoをしにColle beretoへStrozzi広場のちょっとおしゃれなBarルイ・ビトンの裏側昼間はこの辺で働いてる人や、有閑マダムなどが通っていて、ちょっとスノッブな感じでも、今日は仲良しの人たちと気兼ねなく過ごせそうだったので喜んでお誘いを受けたサラダやパスタなどが食べ放題で１ドリンク１０ユーロカクテルもお惣菜もおいしくて、楽しくおしゃべりに花が咲いたその後場所を移動してサンタ・クローチェ界隈へ今日の主役のアントネッラの彼氏（まもなく結婚する予定）が働いてるお店ここで夜中の１２時までおしゃべりチェントロに住んでる強みだね自転車で帰れるから、遅くなっても、帰りの足が・・・っていう心配がないここのバールで遭遇したのはカバッリ（ロベルト）の娘ラケレもう結構酔っ払ってるっぽくて目が泳いでたフィレンツェは小さい街だから結構有名人やセレブに出会う確立が高い特に高級ブティックで働いてると、フレスコバルディ（ワインで有名な）公爵夫人や、その妹で伯爵夫人、メディチ家の血を引く公爵夫人、ひいてはPrincipessa（お姫様）の称号を持つお客様も来るフィレンツェは大都会ではなくて、街が小さいから、こういうかたがたが普通に道を歩いていて、バールやお店に顔を出す道ですれ違ったりすると「ごきげんよう、公爵夫人」などと声をかけるとにっこり笑って挨拶してくれたりするこんな挨拶をするとき、「ああ、イタリアにいるんだなあ」と感じる日本では普通一般人がくる公立の学校の先生をやっていたから、まったく別世界だもんね学校の行きかえりに生徒の親に会ったりして「先生こんにちは、いつもうちの子がお世話になってます」なんて挨拶されたっけなんだか不思議人の人生って、どこでなにがどうなるか、想像もつかないねこれから先どんな人生が待っているのだろう？海外生活ブログ イタリア情報クラシックブログ外国語ブログ

  2007.04.14

  コメント(0)

• ローズマリーとバジリコ

  木曜日は中央郵便局前に植木市が立つ日春らしくなってきたのでお花がいっぱい毎年ローズマリーをこの頃に買って冬の間にからしてしまう私今年も懲りずに購入してしまいましたローズマリー２ユーロバジリコ１．５ユーロなりバジリコはもうちょっと日当たりがよくなったら自分で種をまいて育てることもできるので小さいのを選びました明日はお休みヌーヴォラとゆっくりお散歩でもしようここんところ毎日いいお天気で昼間は２５度位日焼け止めしっかりつけて出かけなくっちゃ海外生活ブログ イタリア情報クラシックブログ外国語ブログ

  2007.04.12

  コメント(7)

• mi fa recuperare la domenica

  今日は土曜日今日一日がんばれば明日はお休みいやいや起きていやいや準備していやいや出かけた今日はなぜかご機嫌斜め度が低い店長他の人が休みの日を変更してるのを耳にして今がチャンス！「休みと言えば、来週私はRecupero（日曜の代休）はあるけどRiposo（休日）がないんですけど？」店長「あらあ？じゃあ、RecuperoをRiposoにして今日の昼から帰っていいわで、月曜日昼から出勤してきてちょうだい半日と半日で１日分のrecuperoになるでしょ」というわけで、突然半ドンに決まってしまった朝からちょこっとかばんを売ったりなんかしてあとはセールになる商品のチェック何がセールになって何が残るかのリストが届いたのでそれをもとに値札に暗号を書き込んでいく昨日は一日レディースをチェックして今日はメンズほとんど倉庫にいるので店長と顔を合わさずにすむきりのいいところで出てきたら店長のだんなさんに遭遇！そうだったのか！それで今日は機嫌がいいのか！実は彼らは遠距離夫婦なのだだんなさんはプーリアで仕事をしているので奥さんに会いにわざわざフィレンツェまで来る将来的にどっちかが引っ越すのかどうかはしらないけど店長がプーリアに行けばいいのになあと密かに（？）・・・お昼から特に何をするとも決めていなかったのでとりあえず洗濯機を回しておいてピアノに向かう次のオーディションで歌う曲でも歌うかな？いや、歌うかな？じゃなくて、練習しようでしょう？きちんと発声練習もして伴奏をクラヴィノーヴァに録音してアンナ・ボレーナ細かいところを練習する気が起こらなくてリューに方向転換これもまず伴奏を弾いて、となんか声が詰まってる気がするもっと前に出して支えをしっかりして・・・ミミ歌おう声が後ろに入るとコレペティの先生に言われたところでやっぱり後ろに入るうーん前に前に？いい感じかもちょっと前に出てきたかな？気分がよくなってアリアの前の部分から歌ってみたくなったパヴァロッティと共演してみようCDをかけて１幕の登場からScusi...Mi s’e’ spento il lume...Vorebbe...Non occorre...明かりが消えたから分けてくれといって入ってきて階段を上ったから貧血で倒れ鍵を落として無くしてしまうミミ万が一かわいくなかったりしたらほんとに彼女が言うとおり「迷惑なご近所さん」だね私は明かりが消えたというのは単なる口実であると思う前々からロドルフォが気になっていた彼女は知り合う口実が必要だったのだ友達がいなくなってひとりで部屋に残ったこの瞬間を逃してはいけないのださっさと用事を済ませて立ち去るわけにはいかないので鍵を落として、舞い戻る理由を作ったのも計画的鍵を探してる間、「ドアの側に立つと風で明かりが消えるよ」とロドルフォが注意するにもかかわらず灯が消えてしまうのも実はわざとだと私は思うよく舞台で「あっ！ぼくのも消えた」ってロドルフォがわざと自分の明かりを消す芝居をするけれど実はミミの方が１枚上手なのだイタリアに住んで、イタリア人とかかわってイタリア人ならそれくらいするだろうと肌で感じた日本人が聞いたら、「ミミってずるがしこい、かわいくない」と思うかもしれないけど、イタリア的には「それだけ好きという気持ちが強い、いじらしい」となる最後のシーンだってSono andati？Fingevo di dormire二人っきりになりたいから寝たふりをしてたふりといえば私が勝手に思ってることなんだけど実はショナールはミミのことが好きだったのではないかと思う最後の最後まで部屋に残ってるのは彼だしミミが急に咳き込んで二重唱が途切れるとき即効走り込んでくるのは彼他にすることがないからドアの外で待ってたのかもしれないけど彼がドアの向うでミミの様子を伺ってる姿が勝手に浮かんでくるミミが息を引き取ったことに最初に気付くのもショナールなので、私は勝手に「ショナールも実はミミが好きだった説」を支持するそんなこんなで全曲歌いきった実は最後の２ページ、３ページくらいはめまいがしていたやっぱりオペラを全曲歌うには体力がいるねe... dormire...でミミは死に、私も果てたいつもならミミのパートを歌い終わったら最後の最後をピアノで弾きながらパヴァの「ミミ～！」を聴くのだけれど今日はソファーに横になってくつろいだでないと貧血を起こす一歩手前だった晩御飯しっかり食べようイタリア在住者海外生活ブログクラシック音楽関係ブログ外国語学習者ブログ

  2006.12.02

  コメント(4)

• 海岸を散歩

  フィレンツェはあんまり良いお天気じゃなかったみたいだけど、海は太陽が出てとってもいい天気。寒さを感じない義母の家で凍えることを想像していっぱい防寒具を持ってきたのに、長袖のＴシャツで充分だった。ウールのカーディガンは腰に巻き、袖なしのダウンは車に残して海岸を散歩。わんちゃん３人ともご機嫌で走り回ってた。もうすっかり友達になったように見える。ソフィーはグエンディの後を追っかけるけど、ちょっと私たちから遠ざかるとすぐ止まって私たちを待ってる。取り残されてまた野良犬生活の戻るのが恐いんだろうな。お昼ご飯はソフィーと運命の出会いをしたレストランへ。ウエイターのおっちゃんもウェイトレスも首輪をつけて行儀よく座ってるソフィーを見て感激。あんまり私たちやソフィーにかまってほかのテーブルのお客さんをおろそかにしたのか、店長が出てきて一喝。ウェイターのおっちゃんなんてビーフカツの切れはしを持ってくるわ、残り物からステーキの切れ端を持ってくるわ、待遇の良いことといったら。手に握ってこっそり持ってくるから彼の手は油でぎとぎと。別にその手で犬をなでるわけじゃないんだけど、こんなウェイターが自分のテーブルにお皿を下げにきたら、ほかの客はいい気はせんわなあ。野良犬時代に彼らから食べ物をもらってはすぐ姿を消してたソフィー。首輪をつけておとなしくして、しかも人懐っこくなったソフィー。まだまだやせてるし、おどおどしてるし、野良犬風情がぬけきれないけど、たっぷり食べさせて、愛情をたっぷりそそいであげよう。ヌーヴォラも収容所からもらってきたけど、まだまだ子犬だったから、人生の苦難を味わってないもんね。ソフィーは野良犬として地獄を見てるから何でも感謝するし、ちょっとのことでも喜んでる。義母にめちゃくちゃなついて、ぴったりくっついて離れない。いい人に拾われたね。

  2005.10.09

  コメント(4)

• ソフィーとごたーいめーん

  お義母さんが、レストランで出会って、運命の出会いを感じてとうとう養女として家に迎えることになったソフィー。養女に来てからかれこれ２週間。すこしずつ自分の家であることがわかりはじめたところに、私たちとヌーヴォラが登場したので、ちょっと当惑気味。ヌーヴォラはまるで自分の家のように振る舞うし、でも、ソフィーにしてみたら、この家に来てから初めて見る顔なわけで、どうもなっとくが行かない。ヌーヴォラにしても、「なんだ？こいつ、新顔のくせに偉そうに」どうも二人とも腑に落ちない様子。さすがに古株（っていうのかな？）のグエンディは落ち着いていて、ひとり遠めに見守ってる。犬の世界もなかなか興味深い。私の仕事が終わってから出発したので到着は１０時頃だったかな？ポルチーニきのこのラビオリを用意してもらったので、マクドでちょっと腹ごしらえしたことは言わず、喜んでごちそうになった。うまいのなんのって。パスタをゆがいている間から香りがしてきて食欲がわくわく。食後にお義母さんとお義祖母ちゃまの肩をもんで上げて、ブラーヴァ孝行嫁をしたあと、ご褒美（？）としてジャグジーバスを堪能させてもらう。フィレンツェの我が家にはシャワーはあるけど浴槽がないので、ここに来たときはぜひともお風呂に入りたいのよね。夏の間はさすがにお風呂に入りたいっていう気は起こらなかったんだけど、だんだん冷え込んできたから今日は是非。ゆっくり湯船につかって体はほかほか。我が家にもお風呂欲しいなあ。

  2005.10.08

  コメント(0)

• トランクショー

  今日はいよいよトランクショーの日。トランクショーとはなにか？はい、お応えしましょう。この秋冬のコレクションのお洋服をモデルさんが着て店内をうろうろ練り歩き、お客様にシャンペンやお飲み物、おつまみやチョコレートを振る舞うという、年に２回の大イベントです。この準備の為、ディスプレイ専門のお姉さんがパリからはるばるやってきて店内のディスプレイを新しくしてくれ、ショーウィンドーも模様替え。一番大変だったのはテレフォン・キャンペーン。お得意様に１軒１軒電話して、「奥様、元気でらっしゃいますか？カタログは届いてますか？新しいコレクションはお気に召して？１０月１日にはトランクショーがありますからぜひいらしてね。招待状は届きましたかしら？」なんてご招待する。「カタログ？届いたわよー。でも私みたいなおばあさんにはモダン過ぎるわねえ」なんて言われたら、「バリエーションもあるんですよ。このコレクションは人気があって売り切れ続出だから、お得意様には先に見ていただきたいの。ぜひいらしてねー！！」「奥様はお庭にいらっしゃるので・・・」なんてメイドのお姉さんに言われたら「また改めてお電話しますけど、かくかくしかじかでお電話さし上げましたとお伝えくださいね」うちのお客様はお庭に出ると捜索隊を出さないとお姿が見えなくなるようなお屋敷に住んでらっしゃるので、電話に出てくれるまで待ってはいられないのだ。これだけの前準備をして、結構疲れている私たち。でも、当日は伯爵夫人、公爵婦人、実業家婦人、底抜けの大金持留学生さんなどなどとにかくわんやわんやの大騒ぎ。シャンパンの効果も手伝って、皆さん、いいお買い物をしてご機嫌で帰っていかれました。ほんとに今年のコレクションは大人気で売り切れ商品が続出。在庫の無い物は一応リストアップして月曜日にほかのブティックに電話して探す予定。でも、どこのブティックもよく売れる商品は譲ってくれないのよねえ。嬉しい悲鳴。売り切れ続出の人気商品を購入したお客様もご満足。ただ、アンティ・グローバルのデモがチェントロであったらしく、盾を持ってヘルメットをかぶった警察官たちが道を封鎖したりしてて、物々しい雰囲気が漂っててた。６時過ぎには警察から逃げる若者が数人お店に逃げ込もうとしたりして、ちょっと恐かった。お店としては巻き込まれたくないので、ドアを閉めて、鍵までかけて、「入れてくれー」っていう若者を追い返さざるをえなくて、中にいたお客さんも「何々？」ってびっくりしてたし。なにはともあれ無事終了し、売り上げも予想以上で、後片付けもスムーズに終わって、９時半にはお店を出ることができた。半年前のトランクショーでは１０時まで居残ったからね。やれやれ。日曜は休むぞ！

  2005.10.01

  コメント(0)

• また歯医者に行ってきたぞ

  朝９時の予約が入ってたので８時には起きた。休みなしの８日めで起きられるかちょっと心配してたけど、目覚めはよかった。愛夫が用意してくれた朝ご飯を食べながらお化粧するわたし。ここ数日疲れてるわたしの為に夫が用意してくれる朝ご飯は豪華。・レンジでチンしたホットミルクにカフェとココアパウダーと砂糖（cannaのお砂糖って日本語でなんていうんだろう？）をたっぷりいれた激ウマカフェラッテ。・レンジで軽くチンして、ホイップクリームをぐるぐる巻き付けたチョコマフィン。・チョコとクリームの二色ビスケット（お徳用袋ごと、でも全部食べるわけじゃないよ）・Mullerのこくのあるヨーグルト、ストロベリー味。・１００パーセントオレンジジュース・ブルーベリージュース昨日はもうくたくたで休みをとろうと思ってわたしだけどこの朝食のおかげで元気が出た。もったいないけど余韻を楽しむまもなく歯を磨いていざ歯医者へ。９時きっかりにつく日本人の私。受け付けのお姉ちゃんが「先生が遅れてますが、まもなくつくはずです」と言ってくれたのはもうすでに９時１５分。９時半ごろにお呼びがかかった。イタリアっぽい。でも、先生はイタリア人じゃなさそうな感じ。若くてすっごいかわいい南アメリカっぽい、ちょっと色の黒い女医さん。奥歯のかぶせが取れてたのでそれをかぶせるんだけど、すでに神経を抜いてる歯なので、削っても削っても痛くないからラッキー。はめてくれた金属の歯が大きくてがりがり削るも、まだでかい。削っては「かんでみて・・・まだ大きい」さらに削っては「まだ大きい」を７、８回繰り返してやっとかみ合わせがあった。この上からかぶせるカプセルをつくるために、歯形を取る半月型のパレット（わかるかなあ？なかにどろどろのゴムみたいなのを流しいれて歯の上からぎゅって押し付ける容器）を先生が持ってきたんだけど、大きすぎて私の口に入りきらない。結局一番小さいの（多分子ども用）を持ってきてやっとサイズはあった。ここまでは割と順調だったのに、「わたし、これの調合苦手なのよ」といいながらこねこねしては捨て、こねこねしては型に流し入れては洗い流し。がんばれ先生！やっと上も下も型を取りおわったのがすでに１０時過ぎ。１１時には出勤しなくちゃいけないのよー。９時に予約だったから余裕でいったん家に帰れると思ってたのに・・・しかも、どでかいマグカップでカフェラッテを飲み、オレンジジュースもブルーベリージュースも飲んでる私はトイレに行きたくて仕方がない。チャリで大急ぎで家に帰って（１０分）トイレに駆け込んで、口の周りのお化粧を直して出勤（これも１０分）。時間には余裕で間に合った。こういうときチェントロに住んでるといいと思うねえ。仕事はラッキーにもひまひまーだった上に、おフランスからお偉いさんが来てて店長も私の直接上司アクセサリーマネージャーも付きっ切りだし、土曜日に予定されてるトランクショーの準備で副店長は作業員に指示をするので大忙しだったので疲れのたまってる私がだらだらしててもとくに目立つこともなく、無事終了。やれやれ。明日は待ちに待ったお休みー！！寝るぞー！

  2005.09.28

  コメント(6)

• もうだめ

  いつも天然ポジティヴ・シンキングの私もさすがに体力的に参ってしまった。ちょっとくらいの疲れなら気力で何とかなると信じてたんだけど、今日はへこたれたね。休み無しの７日め。ただでも一人同僚が辞めて仕事が増えてる上に、なぜかお客さんも多くていつもよりよく動いたし。まだあと１日あって、しかもそのあと１日休んだら、トランクショーっていうイベントが待っているっていう精神的圧迫が疲れた体にどどっとのしかかったんだと思う。朝から同僚のちょっとした言葉にも「きー」っとなったりして、いらいらして、訳もなく泣きたくなったりした。こんなことは初めて。お昼ご飯は家に帰ってゆっくりしようと思って家に電話したら、「行き帰りで疲れるから帰るな」と言われて、ほんとは、そのとおりで道理なんだけど、なにがなんでももう泣きそうで、家以外では完全なリラックスはできないと思って、やっぱり家に帰った。家に着くとヌーヴォラがしっぽ振って迎えてくれてどどーっと涙が出た。疲れて涙が出るなんてびっくり。まじで、こんなに疲れたことはない。昨日の残りでお弁当を作ってもらってたので、それをお皿に入れて食べ、ヌーヴォラとじゃれながら休憩して気分も新たに仕事に戻った。足は重いし、頭も痛い。６時ごろには限界に来ていて、レジの裏や倉庫の片づけをする振りをして座ってた。閉店後着替えてたら吐き気がしたので大急ぎで２階のトイレへ。ちょっと吐いたけどどくにはくものも胃の中になくて、すっぱい腋が出るだけ。へろへろになって帰宅。今のソファへバタンＱ。１０時半まで寝て愛夫の用意してくれた野菜のミネストラを食べてすぐベッドへ。こんなに疲れたことはないぞよ。無理はいかんいかん。

  2005.09.27

  コメント(0)

• 日曜出勤

  つきに一度だけ日曜日も開けるうちのお店。今月はわたしに回ってきてしまった。でも開店は昼の２時。朝ゆっくり眠って、１０時ごろに朝ご飯。ヌーヴォラを連れて公園へお散歩。寒い寒いと言ってたのに、今日はぽかぽか良い陽気。公園でお日様にあたって居眠りでもしたくなってしまった。でも、１時半には家を出なくちゃいけないので仕方なく家に帰ってお昼ご飯。さっき朝ご飯食べたばかりなのに・・・。日曜日のフィレンツェチェントロは思ったより人がいっぱい。お店も結構開いてて、活気があった。うちのまわりはしーんと静かで、いかにも日曜日なのに、チェントロにくるとこんなににぎやか。さすが観光の街。よその街からショッピングに来る人も多いみたいで、トルナブオーニ通りはグッチ、プラダ、ディオール、フェラガモ、マックス・マーラ等などの紙袋をわんさか持って歩く人たちでいっぱい。景気が悪い悪いというけど、持ってる人は持ってるんだなあ。

  2005.09.25

  コメント(4)

• 家族が増えたよ

  先週お義母さんが見つけた野良犬、やっとレストランから連絡が来て、もらいに行ってきたそうな。夫の携帯にお義母さんから、「ジェルソミーナがうちにやってきたよ」とメッセージが来ただけなので詳しい話はまだわからないんだけど。イタリアでは夏のバカンス前になると飼い犬を捨てる人が増える。テレビでも街でも「犬を捨てないで」キャンペーンというか、特集番組が組まれたり、パスターが貼られたり活動が盛んになるんだけど、それでも、毎年捨て猫捨て犬が後を絶たない。近所でも、車が走ってる状態で窓から小犬が放り出されて、転がり落ちてあちこち痛いはずなのに、車を追っかけて走っているところを目撃したおばさんがいて、みんなにその話をしてまわってた。結局そのおばさんはその犬を家に連れてかえって今は我が子の様に可愛がってる。捨てる人もいれば、こうやって拾って可愛がってくれる人もいるんだね。それでもやっぱり拾う人より捨てる人の方が断然多いみたいで収容所は夏には超満員（満犬？）になって大多数は悲しい結果になるらしい。お義母さんが拾ったこの犬は、捨てられたのか、野良犬の子かわからないんだけど、ヨークシャーテリアの血を濃く引いていて、目が何ともいえず愛らしかった。でも、かりかりにやせてて、弱々しかったから、レストランから何の連絡もなかったこの１週間、わたしと夫は「きっと栄養失調で生き延びられなかったんだね」とか、「車に引かれたかも」とかいって、ほとんどあきらめてたんだ。それが突然の報告で涙が出るほど感動しちゃった。これから、獣医さんところへつれてって、検査してもらって、注射して、飼い犬登録して。新たな家族の一員「ジェルソミーナ」早く会いたいなあ。

  2005.09.24

  コメント(0)

• 在伊日本人にもいろいろ

  昔の職場の友達とアペリティーヴォに行ってきた。コルソ通りのCHIARO SCURO。木曜日は日本食のおつまみが出るそうなんだけど、金曜日はメキシカンだった。辛かったけどおいしかった。フルーツベースの軽いカクテルを作ってもらって７時半頃から３時間、閉店まで居座ってしまった。夏のfesta d’unita以来会ってなかったから、話すことがいっぱい。彼女の仕事のこと、わたしの仕事のこと、お互いのプライベートのことなどなどなどなど。話しても話しても話したらない感じ。彼女と話してて、フィレンツェに住んでる日本人にも、いろんな人がいるなあとつくづく思った。わたしは割と友達少ないけど、友達と呼べる人とはほんとに良い関係を維持していて、ラッキーだと思う。そもそも仕事でフィレンツェ在住の日本人と関わることが少ない上に、プライベートでもあまり日本人と知り合うことが少ないから、すでに範囲が限られてくる。留学生との関わりはたいてい短期だし。でも、日本人ばかりの職場だったり、観光に関わる仕事（免税店、ガイド、通訳）をやってるとどうしても顔ぶれが決まってきて、関わらない訳には行かないもんね。なかなか日本人同士のお付き合いって大変みたい。イタリアまで来て、日本人とのいざこざで悩みたくないね。外国に住んでる同国人同士、助け合えたらいいのにね。イタリアって、純日本人として振る舞っていてはやっていけないってとこがあるから、どんどん、日本人らしさを失っていくのは仕方がないんだよね。でも、日本人同士で競り合ったり、蹴落とし合ったり、悪口を陰で言い合ったり、噂話に尾鰭がどんどんついてエスカレートしたりして。いい人もたくさんいると思うんだけどねえ。でも、そういうのって日本にいてもやっぱり同じかなあ。

  2005.09.23

  コメント(0)

• mi manca il sangue

  今日は朝からちょっと貧血気味でふらふら。でも朝ご飯をしっかり食べて、出勤。おかげさまで午前中からしっかり忙しく、お昼ご飯まであっというま。お昼ご飯にハムサンドをがっついて発声をしに学校へ。貧血とはいえ、発声はできるからね。まだ道化師の配役は決定ではないので、こんなに練習しても無駄かもしれないんだけど、でも、やる気が起こったら突進してしまう体質なのでこればっかりはどうしようもない。発声練習すると体中に血が回る気がする。声をだすと血の循環が良くなる効果があるらしい。朝よりずっと体の調子が良くなって、午後もしっかり働けた。面倒くさがりの私だけど、がんばって発声のためにお昼休みを利用して学校に来るのは声の為だけじゃなく体調維持にも効果があると信じて続けよう。世界一怠け者と自他ともに認める私は、どうしても疲れやすい体質を理由にして、だらだら生活してしまう。でも、歌が絡むと、面倒くさいことなんて何もなくなっちゃうから面白い。ほんとに歌うの好きなんだなあ。今日みたいに体調が悪くても、時間があんまりなくっても、なにがなんでもたった１５分の発声練習の為に学校へいけちゃうんだもんね。

  2005.09.19

  コメント(0)

• 海岸を散歩

  夜中雨が降っていたそうなんだけど、朝はきれいに晴れてさわやかな日曜日。スーパーでちょっとお買い物をしてからいつものレストランへ魚介類を食べに行った。海に来るといつもお義母さんが連れてってくれるレストラン。注文するものはいつも決まってるんだけど、今日はきのこがあるというので、かってにポルチーニと信じ込んで注文したら、どうも、地元のきのこで、ポルチーニではなかったらしい。ま、おいしかったから別に良いんだけど。セコンドにはもちろん魚の塩焼き。ブランヅィーノって日本語でなんていうのかなあ。石焼きなので、ジューシーでおいしかった。もちろんイタリアだからレモンとオリーブ・オイルで食べるんだけど、醤油があったらもっとおいしかっただろうなあ。そこへとことこ小さいやせ細った小犬が登場。どうやら野良犬らしいんだけど、くりっと大きな眼のかわいいこと。お義母さんはもらってかえると言い出して、早速名前まで考えはじめた。まさか、誰も本気にしてなかったんだけど、食べおわってかえるとき、ウェイターに電話番号を渡して、「あの子が帰ってきたら電話して頂戴。迎えに来るから」だって。ちなみに名前はジェルソミーナだそうな。私たちはそのあとヌーヴォラとグエンダリーナを連れて開眼を散歩させてすぐ出発しちゃったから再会はできなかったけど、再来週行ったらジェルソミーナにあえるのかな？

  2005.09.18

  コメント(2)

• イタリア人もびっくり

  イタリアってなんでもＯＫないいかげんな街だと皆さん思ってるでしょう。でもそんなイタリア人にも輪をかけてすごいのがアメリカ人。観光の街フィレンツェに住んでるとたくさんのアメリカ人観光客のグループに遭遇するんですが、すごいのなんのって。彼らの行動を見ていると疑問がぷくぷく湧いてきます。１、アメリカには歩道と車道という感覚がないのか？フィレンツェの歩道は大通りでもそれほど広くないので、太ったアメリカ人だと、一人か二人でもういっぱい。だから、２、３人で並んで歩くと一人か二人車道に落ちてしまう。だからって一人で前を歩こうとか後ろに下がって歩道にとどまろうなんていう考えはさらさら頭をよぎらないらしい。グループにもなると、７、８人横並びは普通で、車道さえ１車線はゆうに占めてしまう。しかも、横断歩道でもなんでもない普通の車道で、手すりがついて歩道と車道がしっかり別れていて、またぐにゃ高いしくぐれるほどの幅がないところでも平気で横断してしまうから、わたりきったところで歩道にあがれず、そのまま車道を手すりにそって歩き続ける。２、アメリカには信号がないのか？赤になろうが車が通ろうとしていようが自分の前に人について平気で歩く。急いで小走りなんてことはありえない。グループはさらにひどくてグループ全員が通り終えるまで、たとえ信号が３度４度変わろうがお構い無しに延々途切れることなくわたり続ける。３、公共の道路上に座り込んで飲んだり食べたりすることはアメリカではごく普通なことなのか？ただでも無視されまくっている歩道なのに、お昼時になると突然軽食するためのベンチと化してしまって、いっそう通りづらくなる。下手するとお店のショーウィンドーに汗をかいた背中をべったりもたれかけて、座り込んで食べはじめる。高級ブティックなどでは、さすがに「あちらにベンチがありますよ」とか、「どこそこの広場まで歩いて数分よ」などと、婉曲にご退散願うのだけれど、Zaraの前なんていつも若者がしゃがみこんでいる。立ったままものを食べるなんてありえない教育を受けた日本人の私はやっとアイスクリームを食べながら歩くことに抵抗を感じなくなったところだというのに。最近は歩きながらパニーノも食べられるようになったけどまだちょっと抵抗感じる。面白いのは、日本でやっちゃいけなかったことがこっちでは普通で日本で普通だったことがこっちではやらなかったりするのよね。たとえば、パンやクッキーをコーヒーに浸して食べてたら怒られたけどこっちではみんながやってる。反対にこっちではスープをお椀から直接口をつけてすするなんて絶対ありえない。お味噌汁とかブタ汁とか作って食べさせてみたけどぜったい最後までスプーンですくってた。アメリカ人を理解するには一度アメリカに行かなくちゃね。

  2005.08.11

  コメント(0)

全673件 (673件中 651-673件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14