福井・東尋坊 / 石川・金沢 3日間　③2日目(2) 永平寺～金沢編　2010年10月

2011.03.12

カテゴリ：北陸

2010年10月17日(日)　　　　　　

12:38　三国駅発

最初は永平寺に行くことは考えていませんでしたが、地図やガイドブックを見ているうちに、行ける距離だし、なかなか来られない場所だから、時間があれば行こうかなと思っていました。さらに芦原温泉に着いて購入したフリーパスで、永平寺も行けることを知ったので、2日目の午後に組み込むことにしました。

ここから永平寺まで2時間近くのバスの長旅です。

14:24　永平寺着

終点の永平寺門前まで行くこともできましたが、帰りの福井駅に行くバスは、永平寺からなので、ここで降りて、荷物を預けることにしました。

バス停のそばにある「一休」で荷物を預け、昼食をとることにしました。フリー乗車券に優待券がついていて、食事とおみやげが10%引きになります。

胡麻豆腐を二人でひとつ

私は温かい天ぷらそば。母は天おろしそば。

15:00　永平寺

「永平寺」
今から約７６０年前の寛元２年（１２４４年）、道元禅師によって開創された出家参禅の道場。33万平方メートルの広大な敷地には、山門・仏殿・法堂・大庫院などの「七堂伽藍」はじめ、70余棟の建物が、樹齢600年を越える老杉の巨木に囲まれながら静かにたたずんでいる。150名の雲水により、750年前に道元が定めた厳しい作法に従い禅の修行が営まれている。

「正門」と「参道」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

永平寺全景図

たくさんの杉が気持ちよかったです。

「通用門」

「吉祥閣」
数１０億の巨費を投じて昭和４６年春完成。地下１階、地上４階の鉄筋コンクリート造り。

まず「吉祥閣」の１階伝道部の勧化室に通され、概要や注意事項を聞いてから拝観に出ます。「吉祥閣」を出たら順路に沿って進みます。写真撮影はOKですが修行僧にカメラを向けるのは禁止。

「山門」
寛延２年（1749）８月に再建された中国唐時代様式の楼閣門。

「仏殿」
明治35年（1902）改築。中国宋時代様式の二重屋根と床は石畳となった大変美しい伽藍。七堂伽藍の中心に位置し、永平寺の御本尊、釈迦牟尼仏が祀られている。

「法堂」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
天保14年（1843）再建。中央には本尊「聖観世音菩薩」をお祀りし、七堂伽藍の一番奥の最も高い所に位置。階段の左右には阿吽の白獅子が置かれている。

「法堂」内部

「大庫院」
昭和５年（１９３０）に改築された、地下１階地上４階の建物。食事を作る厨房と、来客を接待する瑞雲閣、一山の会計を扱う「副寺寮」、全山の修理・保全を担当する「直歳」の寮舎に分けられる。庫院の入口には「庫院」という額があり、また中には「法喜禅悦」という額が掛けられ、その両脇の聯には「法食同輪永転山園之隆盛」、「証修忘跡平増香閣之禎祥」と揮毫されている。これらは、『食事を作る人も、その弁食を頂く人も共に三輪空寂（与える人も受ける人もその物も清浄）である』という意味を述べている。

庫院前に懸けられた「擂粉木(すりこぎ)」は明治35年（1902）仏殿建立に使用した地突き棒を丸めてスリコギに仕立てたもの。今日では永平寺のスリコギとして有名。

「庫院」の方から「仏殿」を見たところ。

「中雀門」
山門と仏殿の間、僧堂と大庫院の中間にある門

16:20　永平寺発

16:48　福井着

17:04　福井発　特急しらさぎ57号

普通列車でも1時間半で行けますが、疲れたので特急の自由席特急券を購入。　　　　　

ホームの逆側の普通列車。

17:54　金沢着

「もてなしドーム」
JR金沢駅東口の総ガラス張りのジャンボドーム。金沢は雨や雪が多いため『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトに誕生。金沢を訪れた人を幾何学模様のガラスの天井がやさしく迎えてくれる。

「鼓門」
金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージしたもの。高さが13.7mもある2本の太い柱に支えられた門構えは圧巻。

18:15　ホテル日航金沢　チェックイン

本日の宿は「ホテル日航金沢」　HPはこちら

【プラン】
　楽天トラベルより予約
　スーペリアツイン・ベッド【禁煙】（朝食付）
　チェックイン 15:00 / チェックアウト 12:00
　宿泊代：１人 9,500円

19:30　夕食

遠くまで出かけるのも疲れるし、永平寺での昼食も遅くて、そこまで空腹じゃなかったので、金沢駅の「金沢百番街くつろぎ館　２階」にある「すし玉金沢駅店」で夕食。回転寿司だと適度な量が食べられるのがいいですよね。

私の４皿（中トロ、かに、穴子、いくら）　　　　