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カテゴリ:優待株について
さて今日はPF上位銘柄を紹介する緊急ポートフォリオ概況シリーズです。
16位 8793 NECキャピタルソリューション (東1、3月優待) ◎◎
PF時価総額16位の準主力は、NECの持分法適用会社でNEC関連が6割強を占めるNECキャピタルソリューションです。現在の株価は1112円、PBR0.36、株主持分比率8.7%、今期予想PER4.79、配当利回り4.0%(44円)、総合利回り5.7%(44+20=64円)で、優待は100株保有で2000円相当のカタログギフトです。1年以上の継続保有で優待は3000円相当にランクアップします。
リース関連銘柄というのはどこも割安に放置されています。それは「リース会計基準の見直し」に伴うリース離れが投資家に嫌気されてのことなのですが、それにしても同業他社と較べてもNECキャピはずば抜けて安いなあとは思います。
しかしながら、以前にも書きましたがここの親の6701NECには昔から悪い癖があります。かつて2004年頃のことでしたが、新規上場してから1年ちょっとだった3717NECシステムテクノロジーを安値でTOBして我々投資家を唖然とさせたことがありました。子会社を高値で上場させて、人気がなくなり株価が低迷してくると安値でTOBして買い戻す、これは「上場詐欺」に近いような行為であり、こうした過去から「NECリスク」があるために、NECキャピタルソリューションは投資家からあまり信用されず敬遠されている側面はあると思います。
今期は10月27日に 通期業績を大幅上方修正 していますが株価は僅かに上がっただけでした。ただNECキャピは指標的にも激安なので株主構成を見てもTOBの可能性も0ではないと感じています。
そうは言っても、親のNECは過去の行状通りオラオラ極悪系なので仮にTOBがあっても株主にとってはほとんど利益にならず、号泣して終わりという悪夢が待っているかもしれません。そのためちょっとこれ以上の買い増しはしにくいのですが、私は今のところは優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。ただ、しばらく前の3049エノテカや7553サザビーリーグがそうでしたが、「応援したい企業に限ってTOBやMBOで消える」傾向があり、私はどうも悪い胸騒ぎがしないでもないです。。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 5, 2011 02:43:31 PM
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