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カテゴリ:株式投資全般
さて今日も超主力株概況シリーズです。
3位 3385 薬王堂 (東2、非優待株) ◎◎
PF時価総額3位の超主力は、独立系ドラッグストアで岩手県が地盤の薬王堂です。前回のランク外から今回一気にPF最上位の一角に初登場しました。現在の株価は2245円、PBR0.77、株主持分比率は36.2%、今期予想PER6.26、配当利回り2.7%(60円)で、優待はありません。
薬王堂はしばらく前に東証2部への昇格と同時に、第3者割り当て増資&社長さんと奥さんの持ち株の売り出しを発表し、株価は暴落しました。私はその時にピンと来て、「これは大チャンスだ ! 。」と考えて大量に買ったため、今回いきなり超主力に躍り出る形となりました。
ところで、薬王堂は ドラッグストア売上高ランキング2013 によると業界19位(売上高478億円、PBR0.77、PER6.26、配当利回り2.7%)です。ちなみにその前後の銘柄を見るといずれも優待株で、18位は3027レディ薬局(売上高507億円、PBR1.46、PER10.54、配当利回り1.4%)、20位は2786サッポロドラッグストア(売上高468億円、PBR1.17、PER9.33、配当利回り1.7%)となっています。
つまり、
薬王堂は非優待株であるせいで、1人だけ安い。
ということになります。
これは逆に言うと、
優待新設さえあれば株価は楽に50%程度は上昇余地がある。
ということにもなります。現在の株主数は1006人で東証1部昇格に必要な2200人には全く足りませんし、ドラッグストア銘柄の中で優待を実施していない銘柄は少ないことを考えると、今後薬王堂が優待新設に踏み切ってくる可能性は十分にあると思いますし、もしも優待新設がなくても今の株価には元々優待期待は織り込まれていないし、月次も好調 を維持していることから、この位置からの暴落リスクはほとんどないと思います。
そのため、「トータルで見てローリスク・ミドルリターンの実に分の良い勝負だな。」と考えて、今回超主力の一角に登場しました。薬王堂は指標的に破格に安く、成長力も十分、将来の東証1部昇格期待もあるエクセレントで素晴らしい銘柄です。そして、
足りないのは優待だけ
なのです。そして同時に昇格は優待新設なくしてはまず手が届かない状況でもあります。もちろん、いつまで経っても優待新設がない、そして東証1部昇格が見えないということになれば柔軟に撤退も検討します。苦手な非優待株ではありますが、十分に注意しながらホールドしていく予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 6, 2014 08:00:52 PM
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