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カテゴリ:優待株について
さて今日は主力株概況シリーズです。
17位 5185 フコク (東1、3月優待) ◎◎
PF時価総額17位の準主力は、ワイパーやブレーキなどの自動車用ゴム製品大手で独立系のフコクです。前回の8位からはやや順位を落としましたが、PF上位の一角の地位をキープしてここで登場しました。
現在の株価は1269円、PBR0.74、株主持分比率は51.1%、今期予想PER8.59、配当利回り1.6%(20円)、総合利回り2.5%(20+12=32円、フコクの優待米はべらぼうにうまいので1キロ600円で換算。)で、優待は100株保有で 新潟県長岡産(棚田米)コシヒカリ2kgです。
優待族をしていることの利点の一つとして、全国の素晴らしいお米がバンバン家に届くということがあるのですが、様々なブランド米の中でもこのフコクの優待米は突出して美味いと思います。ネットで調べても1キロ600~700円はするようですが、それも納得の粒立ちです。
フコクは東証1部銘柄としては指標的にも実に安いですし、優待米の旨さも際立っています。また今期も前期に続いて、10月28日に 中間・通期連結業績の上方修正 を発表するなど絶好調です。進捗状況から見ると通期連結業績は更に上ブレる可能性もあります。またフコクは過去10年間で赤字はリーマンショック時の2009年3月期のみと安定感も抜群で、じりじりと着実に成長し続けてもいます。総合的に考えるとPF最上位の一角として安心してホールドできるエクセレントな銘柄と思います。
それにしても、自動車関連には抜群に安く、かつ相対的に見てあまり上昇もしていない優待バリュー株が本当に目立ちます。ここ5185フコク以外にも、5161西川ゴム工業、5184ニチリン、7212エフテック、7215ファルテック、7264ムロコーポレーションなども抜群に魅力的で、どれも準主力以上で勝負できるポテンシャルがあると思います。ただ、その中でもトータルで見るとフコクが頭一つ抜けているかな?という個人的な印象はあります。
数年前に、2772ゲンキー、2786サッポロドラッグストア、3098ココカラファインなどのドラッグストア銘柄が一時期どこも馬鹿安で、結局はその割安さが周知されて株価が急騰したという局面がありましたが、現在の一部の自動車関連株はそれに似たような状況にあるように思います。そして実際多くの銘柄がようやくジリジリと上がり始めています。「このあたりの銘柄はやっぱり今、この瞬間の黄金郷(エルドラド)なのかも知れないなあ。」と思いながら、様々な銘柄を楽しく見ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 25, 2015 11:11:51 AM
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