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カテゴリ:優待株について
さて今日は、 2022~23主力株概況シリーズ です。
79位 5830 いよぎんホールディングス (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額79位の上位銘柄は、愛媛から瀬戸内へ展開し、資金量四国1位の伊予銀行です。元々は2018年に163位で出ていたのですが、2021年11月に優待MAXとなる5000株まで買い増しをしたために大きく順位を上げ、2シーズン連続でのポートフォリオ上位登場となりました。 現在の株価は976.6円、時価総額3061億円、PBR0.40、自己資本比率は8.9%(BIS-15.01%)と地銀トップクラス、今期予想PER11.77、配当利回り2.1%(20円)、総合利回り2.6%(20+5=25円)で、優待は100株保有で今治タオル、1000株保有で5000円相当の愛媛県特産品(カタログより選択)などです。 ちなみに100株優待品は以下の通りです。 さて私はいつも言っていますが、 地方銀行の優待カタログと言うのは、その土地土地のオリジナルの名産品がぎっしりと詰め込まれていて、本当に素晴らしい所が多い んですね。そしてここいよぎんHDのものも間違いなく超一級品です。具体的に見てみましょう。 私は「ゼリーの様な食感」で有名なみかんである「紅まどんな」を選択することが多いです。何故なら滅茶苦茶に美味しいからです。 地方銀行株は現在市場で最も不人気なセクター の1つと言っても過言ではないと思いますが、 指標的には激安 なところが多く、またここいよぎんHDが典型例ですが、 独自性があって魅力的な優待株の宝庫 でもあります。 そのため私は現在、 逆張り系優待族ならではの遊び心と冒険心溢れる企画 として、 優待地銀株バルクプロジェクト を実施しているわけですが、いよぎんHDはその大切な上位構成銘柄の1つとなっています。 ちなみにいよぎんの魅力をここであらためてまとめておくと 自己資本比率と保有有価証券の含み益が地銀トップクラス であることです。 以下は2023年5月30日の東洋経済オンラインに載っていた 全国地銀「有価証券評価損益」ワーストランキング からの引用ですが、いよぎんHDの中核となる伊予銀行は96位、つまりトップ4位で保有有価証券の含み益が2863億円となっています。これはつまり保有している債券などで損失が出てもそれを「埋める」ための余力が極めて大きいという事を示しています。分かりやすく言うと、「地銀界で最強銘柄の1つ」ということですね。 (上記データは東洋経済オンライン20235月30日の記事、全国地銀「有価証券評価損益」ワーストランキング より引用) ついでにいよぎんがどんな「お宝銘柄」をにぎにぎしているのかを見ておくと、ユニ・チャーム、第一三共、三浦工業、住友林業、富士フイルムなどとなっています。長期的に成長し続けている優良なクオリティ銘柄が多いですね。♪ (上記データは2023年3月期いよぎんHD有価証券報告書P73より引用) このように「地銀界トップクラス」の総合戦闘力を誇るいよぎんHDを、これからも業績推移をしっかりと見ながら楽しくホールド継続の予定です。 2022~23主力株概況シリーズ 免責事項 2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 6, 2023 12:01:31 PM
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