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カテゴリ:健康管理
風邪をひくとマスクをする私達、日本人!
これ、海外のメディアが好んで紹介する日本の風景ですが、実はこのマスク着用が今や世界のエチケットとして(Respiratory Etiquette: 呼吸器に関するエチケット、http://www2.state.tn.us/health/FactSheets/etiquette.htm) 認められているらしいのです?! 国立感染症研究所のセミナー、今回のテーマは新興感染症の監視と危機管理でした。 新興感染症とは、エボラ出血熱とかエイズ、最も新しいのは鳥インフルエンザ、みたいな新顔の感染症のことです。 私達にとっては、これ等の感染症は『新興』ですけど、時代を遡ると「エ~?!これが?」というのが『新興』感染症だったりするのが面白い! 例えば、今や私達の誰もが子ども時代にかかっちゃう麻疹。 これもかつては『新興』感染症だったんですって!? はしかについての初めての記述が登場したのは、紀元前のメソポタミア。 そこから、インド、中国を経て日本へ麻疹がやってきたのは、1000年頃、というから平安時代ですかね? メソポタミアで最初に登場してから日本へ到達するまで、実に3~4000年もかかってるんです。 それが今や、地球上のどこかで例えば風邪が流行したら、この流行が世界1周するのに1週間しかかからない!とか。 交通の便利は、ヒトだけじゃなくてウイルスにも便利になっちゃったんですねえ! そして、インフルエンザの菌は元々渡り鳥さんが持っているので、その飛行ルート(って、地球上でヒトが住んでいる全ての地域なんですけど:苦笑)は感染から逃れられない運命にあります。 そのインフルエンザの防止に、実はマスクが有効なんだそうです。 インフルエンザは、クシャミの(唾液などの)飛沫などで患者さんからちょいと離れた場所にいるヒトにも感染しちゃうそうなのですが、患者さんがマスクを着用していれば、インフルエンザ菌にまみれた唾液の飛沫が大きい粒子の時点でマスクにシャットアウトされるので、かなり感染を防ぐことができるそうです。 という訳で、皆様、呼吸器系の新しいエチケットの定着をご一緒に推進いたしましょうよん。 ゴホンと来たら、マスク! 鳥インフルエンザがヒトからヒトへ感染する段階はもう目前。 (今は鳥からヒトへは感染するけど、ヒト同士の効率的な感染の段階にまではウイルスが進化?してないそうです) まあ、ちょっとでもおっかねえインフルエンザのパンデミック(感染爆発)遠のかせるべく頑張りましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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