カテゴリ:動物検疫(犬輸出入)
≪犬の出国手続き:日本からフィリピン 6)≫ その1)、その2)、その3)、その4)、その5) 先週の火曜日3日にクール宅配便でTSUKIの血清を送った。 本来、私たちの出国予定日は16日(月)だったのを21日(土)に延期。 ラボに送る前まで延期ができるかどうかわからず、16日(月)に出国と言っていた。 そうしたら、今日速達が届いた。 ええ、☆財団法人☆家畜生物科学安全研究所、 「Reserch Institute for Animal Science in Biochemistry & Toxicology」 略して、『RIAS』・・・なんだか IRA(アイルランド共和軍)を思い出す。 財団法人に勤めていた私はいつも思っていた。 日本語名も長いけど、その英語名も同じように長いよな~っと・・・。 夕方、この検査結果を千歳検疫いメールで送ろうと思い、 あらためて抗体値の数値をみたら・・・ え? は? そうなの? 私は過去に3度、TSUKIの狂犬病抗体値検査を行っている。 1度目は06年にイスラエル政府農林水産動物検疫。 (これは日本の動物検疫のサイトをしっかり読まなかったのでイスラエルで検査した) 2度目は08年に日本農林水産大臣指定のロンドンのラボBioBest。 3度目は10年の今。 それで、 イスラエル Ministry of Agriculture Veterinary Service and Animal Health 2006年8月12日狂犬病予防接種(薬品名:Rabins-R:3年有効) => 06年09月07日採血=>8.92UI ロンドン BioBest 2007年08月12日狂犬病予防接種(薬品名:FORT DOGE:3年有効) => 08年01月15日採血=>4.46UI 日本 家畜生物科学安全研究所 2009年08月12か17日狂犬病予防接種(薬品名:FORT DOGE:3年有効) => 10年08月02日採血=>40.5UI TSUKIの狂犬病予防接種は今年の8月まではすべてイスラエルで接種。 イスラエルでは接種1か月後に検査でしたので数値が高いのは分かる。 ロンドンBioBsetは接種5か月後に検査で4.46UI、 日本では接種1年後の検査にもかかわらず40.5UIと約10倍の数値。 これは、4.05UIの間違えなのではないかと?? もともと、狂犬病抗体値の平常数値がどのくらいなのかわからない。 でも、08年と10年で10倍の数値の違いって??何?? それで、一度もメールの返事をもらったことがない、 ☆財団法人☆家畜生物科学安全研究所ではなく、 千歳の動物検疫へ問い合わせてみた。 メールの返事が来ていないのは届いていない可能性があるかもしれません。 検査の結果に疑問をお持ちとのことであれば、電話で聞いてみるのが確実かと思います。お手間はかかりますが、2年間有効な大事な証明書になりますので出発前に確認された方が良いかと思います。 このような返事とともに、 それから先日頂いたメールにありました狂犬病予防接種の有効期間ですが、日本国内で接種したものは1年間と決まっておりますのでご案内いたします。(HP;Q&Aより) Q:狂犬病の予防注射の有効免疫期間とは何ですか。 A:有効免疫期間とは、接種したワクチンの効果が持続する期間のことです。 狂犬病のワクチンには世界中にたくさんの種類があり、有効免疫期間もさまざまです。有効免疫期間により、輸出国における出国準備の内容・時期も変わってきますので、必ず確認してください。なお、日本国内で使われている狂犬病ワクチンの有効免疫期間は、どの製品であっても1年間とされています。 え?製薬会社では2年有効としているのに、日本で接種した場合は1年って、、 この薬を接種して海外にいくと、海外では2年と認められはずよね? でも国内では1年とされているって・・・どういうこと?? 法律で決められているのは1年に一度接種するようにということだけでは? だからと言って製薬会社が2年の有効期限としている薬に対して 動物検疫(または日本獣医師会?)が決めているとしたら、勝手すぎない? 薬の管轄は厚生省よね? しかも、狂犬病(Ranies)って犬が狂うって訳されているけど、 猫も同じように持っているのですけど、猫は法律で接種義務とされているの? あと、アライグマ、スカンクをペットとして飼っている人は接種している? 犬だけがワクチン接種しないといけないのはおかしいでしょ? 私だってフィリピンで日本人観光客が狂犬病になった記事を読み、 TSUKIは大丈夫だけど、私はワクチン接種していないからね。 ちょっとまた狂犬病ワクチンのことで疑問を持ち始めた。 人間用狂犬病ワクチンもかなりきつい薬ならしいからね。。。。 それにワクチン打って死亡する犬もいるし、 小型犬も大型犬も接種量は1ミリリットルって・・・子どもも大人も同じ? というか、8月に狂犬病予防接種を受ける必要がなかった。 これからフィリピンに行くけど、抗体検査前に2回の予防接種済み。 検査結果は2年間有効、その間の狂犬病予防接種は ワクチンの有効期限内に接種。 すなわち。09年8月に3年有効の狂犬病予防接種薬を打っているTSUKIは、 2011年まで狂犬病予防接種をする必要がないということになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月15日 16時03分52秒
コメント(0) | コメントを書く
[動物検疫(犬輸出入)] カテゴリの最新記事
|
|