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モノスキー日記

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 梨木健太郎@ Re:7号食※ を再開しました。(11/07) だれも見んし、コメントも他にはないね。
 中居正郎@ Re:7号食※ を再開しました。(11/07) びっくりのアップ~だれもみんよね。
 よきん@ Re[1]:緊急事態宣言 !!(10/19) 銀線名人ぬかしんぼさんへ (^O^)ア(^○^)ハ(…
 よきん@ Re[1]:緊急事態宣言 !!(10/19) 銀線名人ぬかしんぼさんへ 一年近く返信…

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2008年04月12日
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カテゴリ:学び
中村文昭様ご講演その1 会長挨拶はこちら


           有限会社クロフネカンパニー
           代表取締役社長 中村文昭様

    テーマ「心にしみる顧客満足度」

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昨日は大変ありがとうございます。
話しやすい雰囲気がステージにあふれていました。

全国に行っていると、だんだん分かるのですが、
主催者側の人柄がそのまま出るものです。
あらためてありがとうございます。

昨夜はあれから焼肉を戴き、さらに何軒かのお店に行きました。
朝が早いことが分かっていても楽しく過ごさせていただきました。
Mの僕にとっては心地よい目覚めでした。

私は飲食・レストランの仕事をしていますが、
顧客満足とは、人に喜ばれる仕事です。
僕らの仕事は、仕事を通じて誰かの役に立つのが仕事です。

ブライダルの仕事を10万人の町で、レストランをやっています。
たとえ田舎でも海岸沿いならそれもよいでしょうが、窓を開けると
横は田んぼです。
今では少し家が建ちましたが、田んぼの真ん中にありました。

誰からも、おまえアホじゃと言われるような場所で、
絶対無理と言われつづけてやってきました。

結婚というのは、ご本人さんがたの本気の気持ちが大事です。
何の為にというのが大事です。
これは、私が徹底してお師匠さんから教えられたことです。

新郎新婦に何の為に、おふたりは結婚なさるのですか?と聴きます。
間髪入れずに答えてくださる方はいままで一組もおられません。(笑い)

結婚するのは「幸せになるため」ではないでしょうか?
そう申し上げると、ほとんどの方が納得されます。

つづけて、大勢の方を集められて、たくさんのお金をかけて何の為に
披露宴をされるのですか?と聴いてもやはり誰も答えられません。

多くの女性は、みんながやるからとか、夢だったとかとおっしゃいます。
男性は、この人がやるというからだとか、恥ずかしくないように世間体でと
おっしゃいます。

幸せになるために結婚してたくさんの人を招いて披露宴をするわけですが、
どういう状態が幸せなんでしょうか?

高級な車に乗ることでしょうか? 豪邸に住みたいからでしょうか?

幸せがたとえば、元気な赤ちゃんが出来て、いつまでも夫婦仲良く、
元氣に仲良く過ごすことができるためだとしましょう。
でも、そんなに思い通りにならないこともたくさんあります。

夫婦喧嘩もあるでしょう。子供の教育のために喧嘩があるでしょう。
そんなとき、楽しんで苦難に立ち向かえるかどうか?
いかがでしょう?

おギャーと生まれてこれまでの人生でベスト50人を招くのが結婚式であり、
披露宴です。あなた方お二人が幸せになるための大応援団が集まるのです。

私は、お二人に
「あなたたちが招いたゲストの皆様が、これからあなたたちの応援団になって
あげるよ」
という披露宴を作りたくて、この仕事をしたいのですと申し上げます。

ブランコに乗ったりというような派手なことは出来ません。
そんなことをしたいのなら、お金をたくさん払って、よそでやって下さい。
うちではできませんと申し上げます。

新郎新婦は、「結婚式場の代わりはいくらでもあるけれど、
そんな気持ちでやってくださる人は他にはありません。ここに決めます」

仕事をしている僕達の気持ちを汲んでくださって、大抵その場で決めて
くださいます。決まるのはすぐですが、式までには、それから何十回も
打ち合わせをさせていただきます。

司会をすること、料理を作ることただそれだけだったら、ただの作業です。
うちではそんなものは仕事とは言いません。スタッフの一人ひとりが全員、
お客様に感動していただくことを大事にしています。

社員の入社の時、面接で話をしっかりします。
「何の為に働こうと思っていますか?」と聴きます。
人を育てることで人間力を高めようと思っています。

昨夜は田端さんという師匠の話を長々しましたが、結局私は田端さんに
出会ったというより、自分の中にあった本当の自分と出逢ったと思っています。

凄い好きな人に出会ったとき、こんなに自分は人を好きになれるんだということに
気付きます。そんな自分に出会うわけです。

私は経営者として、新しく働いてくれる人にはそのようにお話します。
会社には、修行性がないと居心地がよいだけで、成長がありません。
だから社員の皆には、あえて苦しいこともお願いします。

9という数字は、苦でもあります。(板書)

9を越えて10になります。1から10が人くくりだとすると
必ず9を越えないと10にたどり着けません。

9という数字は、どこまでも続く数字です。
9.9999999のように、9はどこまでも続きます。
また、掛け算をして出た数字を全部足すと必ず9になります。

人生は必ず苦があるものだということを、伊勢修養団という団体の
(いまでは相談役の)中山靖雄さんという方に教えてもらいました。

苦を「くるしみ」ととらえると苦しいだけです。
社員になろうという人に話すのですが、身体が苦しい時でも、
魂が喜んでいることを同時に感じて欲しいのです。

「友達はあんなに楽なのに、自分はなんでこんなに働いているんだろう」
ということが多くあります。そんな時には、魂が喜んでいる。
この苦労の向こうには自分の成長があることを知ってほしいと
いつも言っています。こういうことは、ハウツー本を
何百冊も読むより大事なことだと思います。

経営者の方々を集めて研修をしている方が、「あんたの話はおもろい」
と言ってくださいました。
「大事なことを笑い話でできるから、あんた経営者の前で話してくれ」
と言われました。当時29歳でした。

「たくさんの経営者の前で僕がですか?」などと出来ない理由を
いっぱい言ってしまいました。はっとしました。(会場爆笑)
(注:昨夜の講話で出来ない理由を言っている人は現状を
 何も変えられないと師匠から教えられていた)

自分でもこれは、最悪のパターンだと思いました。

これって、気付くかどうかです。

こいつに頼んでも無理だと思ったら頼みません。
頼み事は、できると思う人にしか頼まないものです。

私は、塾長さんに「塾長さんは私なら出来ると思ってくださっているんですね?
今、言い訳いっぱいしましたが、やらせていただきます」と言いました。

こうして9年ほど前に、生まれて初めて40人の前で話しました。
あとで知ったことですが、この時の話をテープに撮ってありました。

その40名の方が最初となって、ダビングを繰り返し続けられたようです。
テープが勝手にどんどん一人歩きして、全然知らない人からも電話が
かかるようになりました。

知らない人から講演に来てくださいと言われ、「そんなことを言われても
困るんですけどね」と申し上げますと・・・電話の向こうで
「私が擦り切れるほど聴いたテープには、頼まれ事は試され事とあなたは
おっしゃっているのですが・・・」と言われます。(会場爆笑)

こうして、どんどん拡がってきまして、今では年間300回も
話すようになりました。あの時、あの昼ごはんの時が境目でした。

もしも、あの時に断っていたら、立地が悪いからとか、飲酒の取締りが
厳しくなったからだとか、うまく経営が出来ない理由を山ほど言いながら
伊勢にずっと居たことでしょう。

あるとき、高校生達が来て欲しいと言いました。
講演に高校生が来る時は、大体親にいやいやながら連れてこられるものです。
でも、そういう人に限ってハマルんですよね。


中村文昭様ご講演その3はこちら





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Last updated  2008年04月12日 09時20分46秒
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