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8月26日(火) ゲニウス・ロキ
「ゲニウス・ロキ」とは、古代ローマ人が持っていた観念です。「ゲニウス」とはラテン語で守護する霊、「ロキ」は場所や土地を意味します。 「地霊」「土地の精霊」から転じて、現代では、ゲニウス・ロキとは、ある場所特有の雰囲気とか、土地柄などを指すようになりました。 ビルが立ち並ぶ都会でも、田園風景が続く郊外であっても、それぞれの土地なりの歴史があります。その一つひとつが、長い時間と共に「刻まれた記憶」となって、訪れる人に独特の印象を与えるのかもしれません。 ゲニウス・ロキは、私たちの職場がある土地にも当てはまります。ここに拠点を置き、一つの企業が栄えたという事実が、この土地の歴史として刻まれるのでしょう。連綿と続く老舗であれば、なお深く、しっかりと、企業の歩みがその土地の記憶に刻まれるはずです。 今日のこの一日も、私たちの企業風土が、この土地の良き歴史となるように願いつつ、真摯な態度と精神で業務に臨みたいものです。 今日の心がけ◆地域に根づいた仕事をしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年08月26日 09時18分30秒
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