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12月15日(月) 愛しき業界用語
「おい! カラス持って来い!」 水道工事の会社で働いて間もないMさん。工具箱を広げても、カラスと呼ばれる工具がどれだかわかりません。立ち尽くしていると、先輩がやってきて「カラスもわからないのか?」と、声を荒げて叱られました。 先輩の手には「ウォーターポンププライヤー」が握られています。この名前は覚えて知っていたので、どうにも納得がいきません。どうやら見た目の形状から、工事現場では「カラス」と呼ばれているようです。 Mさんは帰宅後、他の工具の名称についても調べてみました。長い名称の工具には、たいてい短い愛称があることがわかりました、そして、一つひとつの工具には、制作者の苦労や歴史があると知ったのです。 人間でも、愛称やニックネームは親しみの表われです。仕事の相棒であり、馴染みのある工具だからこそ、愛称があるのだと実感したMさん、以前より工具に愛着を覚え、自分も仕事をする仲間の一員になれたような気がしました。 今日の心がけ◆物の由来を知りましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年12月15日 05時26分51秒
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