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5月16日(土) 「明日しよう」は三日延ばし
江戸時代の儒学者として知られる佐藤一斎が記した『言志四録』。修業の糧や教育の心得を学ぶ座右の書として、現代でも、多くの人に親しまれています。 一斎は仕事の処理について、このように述べました。 「人事の叢集するは落葉の如く、之を掃えば復た来る、畢竟窮まり已むこと無し。緊要の大事に非ざるよりは、即ち迅速に一掃して、遅疑す可からず」 これは、「人のなす事がむらがり集まることは、秋の落ち葉の様なもの。掃除してもまた落ちて来て、無くなるということはない。だから、大切なこと以外は速やかに片づけて、ためらったりぐずぐずしてはいけない」という意味です。 今日の仕事を今日のうちに終わらせることは、社会人の鉄則でしょう。もし、その日に終えるべき仕事を翌日に引きずるようなら、もっと速く処理する方法を工夫しましょう。行動をためらっていないか、点検することも必要です。 「明日しよう」は三日延ばし、迅速かつ的確に仕事をこなし、心にゆとりを持って、日々の業務に励みましょう。 今日の心がけ◆早めに処理しましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年05月16日 09時55分52秒
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