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9月 3日(木) 勝負師の心構え
将棋界で、不世出の棋士と仰がれる大山康晴十五世名人は、内弟子時代、将棋の駒を磨くことを日課にしていました。 初めはただ汚れを取る作業と思っていましたが、やがて「駒を磨き、盤をふく仕事のなかに、プロ棋士となる心構えが培われていった」と回想しています。 道具や機械といった「物」は、扱う人の心に感応します。例えば、工具類をいつもピカピカに磨き、大切に使えば、故障は少なくなります。性能はフルに発揮され、質の良い製品を生み出すことにもつながるでしょう。 反対に、手入れをすることを嫌がり、乱暴に扱っていると、いい製品が作れないばかりか、故障して、思わぬ事故を被ることにもなりかねません。 「道具はその人の分身である」と語る大山名人は、駒の手入れを通して、勝負師としての心と技を磨きました。生きる世界は異なっても、私たちにも学ぶべき点があるのではないでしょうか。 まずは、普段仕事で使う、道具の手入れ具合を再点検してみましょう。 今日の心がけ◆物と心のつながりを知りましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。 著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、 かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月02日 08時18分51秒
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