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10月 5日(水) 人の振り見て
「他人の行動を見て、自分の振る舞いを省みて改めなさい」という意味のことわざに、「人の振り見て我が振り直せ」というものがあります。 ある人が仕事で失敗をして、上司に叱責されていました。取引先に届ける書類の送付が大幅に遅くなったのです。 Aさんは、その姿を見て〈なぜ早くできないのか、自分ならこういう失敗はしないぞ〉と、同僚の姿に対し、否定的な思いを抱きました。 一方、同じ場面を見ていたBさんは、〈自分にも同じようなところがあるかもしれない。気をつけて改めよう〉と思ったのです。 AさんとBさんの感じ方は、まさに正反対。その違いは、相手の姿の中に、自分自身の姿を見いだしているかどうかです。 仕事上で出会う様々な人を、自分に何かを示してくれる「先生」だと捉えると、日々の働きぶりや人づきあいの仕方も変わってくるのではないでしょうか。 お互いを師と敬い、切磋琢磨し合える職場を築いていきたいものです。 今日の心がけ◆周囲の人々から学びましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年09月27日 11時22分30秒
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