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カテゴリ:職場の教養
12月23日(金) 歌の力
年末にかけて、各地でベートーベン「第九交響曲」の演奏会が開催されます。 戦後、日本交響楽団(現NHK交響楽団)が十二月に演奏会を成功させたことで、「第九をやると、お客が入ってオーケストラの経営が安定する」と、他のオーケストラも続いたことが、年末の第九の始まりだといわれています。 Kさんの出身大学では、一年生全員が年末の第九の演奏会に参加します。Kさんは入学後、まずドイツ語の歌詞の意味を教わりました。その後、四つのパートに分かれての練習を経て、オーケストラとの合同練習を積み重ねました。 本番当日、指揮者から「皆さんは本物の音楽を体感してきました。全学生が心一つにして、聴衆と感動を共有していきましょう」とメッセージが贈られました。 単に名曲を聴くだけではなく、皆で歌った体験は、社会人になった今も、Kさんの心の財産になっています。今でもドイツ語の歌詞を覚えているほどです。 学校の校歌や職場で歌う社歌は、どうしても惰性になりがちです。時には声高く、時には歌詞の意味を噛み締めながら、自分たちを歌で元気づけましょう。 今日の心がけ◆歌って元気になりましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年12月08日 18時47分40秒
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