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カテゴリ:ミュージカル Musical
本日7/8マチネ、念願かなって今期2度目のミュージカル『エリザベート』を観て参りました(^^)
今回のキャストは次の通り。(敬称略) エリザベート:蘭乃はな トート:井上芳雄 フランツ:佐藤隆紀 ルドルフ:京本大我 ゾフィー:香寿たつき ルキーニ:尾上松也 少年ルドルフ:池田優斗 これにて井上トート・京本ルド・松也ルキーニ捕獲成功! ・・・が、まずはこちらの感想から。 もはや私にとって蘭乃シシィと佐藤フランツの皇帝夫妻はゴールデンコンビ。 大好きなシシィとフランツです。 本日の蘭乃さん、音程のふらつく場面がいくつかありましたが、前回も書いた通り、そんなことは大した問題ではないのです。蘭乃シシィの肝は、エリザベートという人格が歳を重ねるごとにどう変化していくか、にあります。そのダイナミックな変貌ぶりが観ていて非常に面白いのです。 とりわけ、1幕前半の見せ場『私だけに』は、歌い始めとラストで全然別の人物と言ってもいいほど劇的に変化していて、見応え(&聴きごたえ)満点。 2幕前半の『私が踊るとき』は、ある意味シシィの絶頂期。わが世の春。 トートをもてあそぶような態度をとったりもするし、シシィのしたたかさやエゴイスティックな一面が垣間見れるナンバーです。そんな自信満々なシシィに「もうすぐに 憎み始める 人生を」と歌うトートが暗示的。 佐藤フランツは、早くもベテランのような安定感。 歌ウマな役者さんにありがちな「歌に寄りかかる」ということが一切なくて、演技においても深く真摯にフランツを表現していらっしゃる。 フランツはどちらかと言うとプツプツ断片的に舞台に登場するので、舞台上にいなかった時間に彼がどういう経験をしてきたか、ぼんやりとでも観客に伝わらなければならないわけで。。。そこにいかに説得力を持たせられるかがフランツを演じる役者さんの腕の見せどころ。佐藤フランツは見事にそれを表現していると思います。 それからこれは邪念ですが。 コルフ島のシシィと亡霊パパの不協和音デュエット、一度佐藤マックスで聴いてみたい。 (すみません、ありえないのは重々承知で。希望的妄想です^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年07月08日 23時27分24秒
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