テーマ:ワイン大好き!(30386)
カテゴリ:ワインスタンド
夕刻、買い物ついでにワインスタンドに-あるいはまたその逆か-立ち寄って来ました。
今日はルーヴァーのカルトホイザーホフの近くにある、モルゲン・ヘレス醸造所でした。ここの経営する居酒屋には何度か行ったことがあるのですが、時々、カルトホイザーホフのティレル氏も飲みに来ているようです。 2005年のリースリング・カビネットの中辛口は、ほどよい酸味にミネラルも丁度いい案配で、無難といえば無難ですが、好感の持てるワインでした。2005年産はそれ一種類だけだったので、次に2004年産のリースリング・ゼクト・ブリュットを。モーゼルだけでなく、ドイツで最初にゼクトの自家醸造を始めた一人、ライヴェン村のクラウス・ヘレス氏が、モルゲン・ヘレス醸造所が依頼した原酒をゼクトに仕立てたもので、穏やかで繊細な酸味、軽やかな舌触りの果実味に、あるかなしかのほどよい甘み。好印象を持ちました。これなら、暑い日の夕食にキリリと冷やせば食欲をそそりそうです。 それまで一日中曇っていたのが、ちょうどその時陽が差して、グラスの中のゼクトが輝いて見えたので、写真をとっていると、スタンドの反対側にいた親父が、顔見知りの親父さんに耳打ちしました。 「おい、日本人があんたの写真を撮っているぞ。」 「いや、彼は日本人というより、もうトリアー人だよ。」 それを聞いて、ちょっと嬉しくなってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/17 05:59:03 AM
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