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カテゴリ:ベネルクスの旅日記
漁村から路線バスに乗り、薄暗くなった田舎町の景色を見ていると、いつの間にやら居眠りをしてしまいました。長いバス旅を終え、アムステルダム中央駅に戻ってきました。この時、辺りはすでに陽が落ちて真っ暗になっていて、背後には眩しいほどにライトアップされた中央駅の姿がありました。 厨房から和風のハッピを身に付けた店員さんが出てきて、我々の姿を見て少し気まずい顔をしました。それもそのはずで、本物のネイティヴ・ジャパニーズが来てしまったからです。日本語ができるかと尋ねると、日本語を話せないとのこと。見た感じでは、ベトナム人のようにも見えますが、国籍は分かりません。どのようやら母娘で経営をしているようです。 肝心の鶏肉の鉄板焼と餃子は美味しかったです。ほんのわずかな時間であったものの、日本を長く離れている我々にとっては、故国日本の雰囲気がちょっぴり味わえて、感慨に浸る時間でもありました。今では、ぽんカノとの会話で、笑い話として度々登場する不朽の名店となりました。 ま、こんな感じで夕食を終え、ホテルに帰りました。翌朝、国際列車に乗ってオランダを脱出し、ベルギーの首都ブリュッセルへ旅立ちます。この旅の続きは、次回に書きたいと思います。 寿司屋にトムヤンクンがあるのは何故ですか!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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