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カテゴリ:ベネルクスの旅日記
マルクト広場から徒歩1分の距離に、ブルグ広場があります。ブルージュの町が始まったのは、このブルグ広場からだと言われています。ブルグには城塞という意味がありますが、これはノルマン人の襲撃に備えて、この地に築城されたことにちなんでいます。現在では、官庁機関や司法の中枢区となっていて、市民の生活を支えている区域となっています。
旧官房:現在は古文書館 ブルージュ市庁舎 この広場で最も印象的なのが、ブルージュ市庁舎。14世紀に創建されたと伝えられていて、ゴシック様式の外観に、聖書に登場する人物の彫像や、フランドルの歴史に関わりの深い人物たちの彫像が壁に設置されています。 14世紀に創建されたゴシック様式のブルージュ市庁舎の外観 市庁舎の2階は本当に素晴らしかった!そこは、ゴシック広間と呼ばれていて、木製のアーチ型の天井、19世紀後半に描かれたネオゴシック様式の壁画などが大変見事で、ブルージュに来てよかったと思える瞬間でした。この素晴らしさをここに載せたいところですが、撮影禁止だったので、ここでお見せできなくて残念です。 聖血礼拝堂 ブルグ広場の景観 市庁舎のすぐ脇に、聖血礼拝堂(初期キリスト教会堂バジリカ)があります。この礼拝堂の名に「聖血」と付いているのは、何故でしょうか?。それは、十字軍の遠征時に、アルザスからイエス・キリストの血の数滴をフランドルに持ち帰って、この礼拝堂に納められたことから、そう名付けられたのです。毎週金曜日にはその聖血の遺物が開帳されています。 ブルージュの主な観光名所は、以上です。これから残り時間を利用して、ブルージュの郊外を散策します。そこで目にしたのは、市民の生活感の漂う素晴らしい街並み。この旅の続きは次回にします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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