541816 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Favorite Blog

ると小屋(☆゚∀゚) りと様さん
はーちゃんのママ日記 you170204さん
走る社長のブログ「… ハリーさん
ハナちゃんといっしょ chiki_catさん
のほほん子連れおで… のろっこ3。さん
♪GALZ DIARY ☆ モ… 。・*モモマロ*・。さん
鏡の国の落としあな Supernovaeさん
日記 ちぇるしい&さん

Comments

フリードリヒ2世@ Re:2009夏 ドイツ1周旅行 その15 ポツダム再訪(11/22) ジャガイモは、花の観賞用としてスペイン…
華美腹@ ウェスターホルト伯爵 ビーバー(じゃなくてカビパラ?)かわい…
伯爵令嬢@ Re:コッヘム城(Reichsburg Cochem)(10/21) ぽんすけさん、こんばんは コッヘム城…
ぽんすけ.@ Re:願い事(01/16) たわしネコさん お久しぶりです。長い間…
ぽんすけ.@ Re[1]:バッハのお墓参り(01/16) picchukoさん おはようございます。せっ…
picchuko@ お元気ですか? ぽんすけさん、こんばんは。 今頃、もう…
たわしネコ@ 願い事 こんにちは。お久しぶりです。 願い事です…
picchuko@ Re:バッハのお墓参り(01/16) こんにちは、ぽんすけさん。^^ バッハは…
ぽんすけ.@ Re[1]:バッハのお墓参り(01/16) ohanazukiさん お久しぶりです。モーツア…
ぽんすけ.@ Re:らいぷちひ(01/16) kimワイプさん 大阪も素敵な町です。朋の…
May 17, 2010
XML
19世紀半ばになって、ブルージュに無いものが1つだけありました。それは、市立劇場。ブリュッセル、アントワープ、ゲントなどのベルギーの主な都市には市立劇場が存在していたのに、ブルージュにそれが無いのはいかがなものかと思ったのは、当時の市長でした。1864年、ルネッサンス建築様式とルイ16世建築様式が混在した劇場が完成しました。

ところが・・・

完成した劇場の評判は悪かったのです。あまりにも斬新で妙なデザインだったので、当時それを見た市民は呆れ顔で、「チョコレート箱」と軽蔑して呼んでいたそうです。

IMG_5398 IMG_5402
    かつては悪評高かった市立劇場                一風変わった家

この市立劇場からすぐの所に、ユニークな博物館があります。それは、フライドポテト博物館。さすがに、ここに入るにはちょっと・・・と思ったので、通りすぎました雫。フライドポテトの発祥はフランスと思っていましたが、実はそうではなく、ベルギーが発祥の地だということを知ってビックリ。ちなみに、公式ホームページによると、じゃがいもは1万年前から存在していたそうです。

IMG_5399 IMG_5411
    フライドポテト博物館                 運河沿いの町並み

この他には、チョコレート博物館があり、約50軒のチョコレート専門店のあるブルージュならではの博物館と言えるでしょう。こちらの公式ホームページには、チョコレートのレシピもあるので、機会があれば手造りチョコに挑戦したいと思います(笑)。変なチョコができそう・・・

そうこうしているうちに町の端っこまで歩いてきてしまいました。そこにあったのは、「聖ヤンスハイス風車」で、1770年に26人のパン職人が共同で建てさせた風車です。かつてはパンに必要な粉をここで挽いていたのですが、1914年からブルージュ市の所有となりました。地元の人は「役所の風車はひどくゆっくりと回る。これは事務処理が遅いからである。」と皮肉っているそうです。

IMG_5407 IMG_5422
       地図を確認するぽんカノ              皮肉られている聖ヤンスハイス風車

この風車を見る前から、トイレに行きたいとぽんカノが騒ぎ出したので、たまたま通りがかった民族博物館に立ちよることにしました。ここは、かつての簡易宿泊所を博物館に改築した所です。現代のほとんどのものは、機器によって作られていますが、かつては1つ1つ手作業で作られていました。ここでは、かつての帽子職人、靴職人など、今日では見られなくなった職業の作業現場が、ろう人形と実際に使用されていた器具などを用いて、展示されています。

IMG_5430 IMG_5433
          民族博物館                  かつての宿泊施設の面影を偲ばせる

ドイツへ向かう列車が発車するまであと40分ほど。町の中心へと続く街並みは、本当に静かで、ヨーロッパでは珍しい1階建ての民家が建ち並んでいます。急ぎ足で市の中心に戻り、ぽんカノがお土産を買い、そして、僕にとってはブルージュの景色を見納めることにしました。

IMG_5437 IMG_5438
          ピンク色の民家                   このような家がずっと続く

次回は、最終回。その見納めとなる町の景色を掲載しつつ、旅の締めくくりをブログに書いていきたいと思います。では、また。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 17, 2010 07:49:33 AM
コメント(6) | コメントを書く
[ベネルクスの旅日記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.