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2011.09.28
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ことちゃん、始めての
小学校の運動会で頑張る

朝夕秋めいて
冷涼な風が野にざわめき
空にはいわし雲
まさに日本の秋
運動会がたけなわのこのごろ

IMG_2166 (640x480).jpg 
(運動会のトリ、紅白対抗リレー。1年生の女子が第一走者。ことちゃんは1年生の
選手に選ばれ、トップバッターで走りました。口を真一文字にむすんで、トップを走っています。
ことちゃんのこの走力は、保育園の遊びのなかで鍛えられたものです。)

 先週の土曜日(9・24)はことちゃんの小学校
今日10月1日はちーちゃんの保育園の運動会、
ともにさわやかな晴天に恵まれて
絶好の運動会日より。

ことちゃんは小学校に入学して始めての運動会。
保育園時代とは質的に異なる新しい体験の連続である日々、
たくましく成長しています。
知力、体力、ともに目を見張る変貌を遂げています。

IMG_2126 (640x480).jpg
(1年生の大玉ころがし。集団で力合わせて走る1年生です。)

とりわけ、お友達と協調して集団生活をする能力が 
かなり良好な状態になってきました。
今の1年生は、ひとりひとりが赤ちゃんぽい幼さのまま
小学校の集団に飛び込んできますので
30人もの集団となると、
教師も大変な困難を抱えていますが、
子供たちどうしも気をつかっており、
なかなか大変で、疲れています。

IMG_2157 (640x480).jpg
(1年生の団体競技・玉入れ。いざ!ゴー。一斉に飛び出します。山々に囲まれた
高台にある小学校。暑い日差しが注いでいますが、後方の
子供たちの席はすべてテントがはってあり、涼しい秋の風が吹き抜けています。)

でも、気難しいことちゃんにしては、
うまく乗り越えて、集団に溶け込んでいます。 
学校が楽しく、いきいきと生活しています。 

赤ちゃんの時から、
保育園で鍛えられた成果が出てきました。
保育園の先生やパパやママは
ことちゃんの気難しさ繊細さに、てこずってきましたが、
なんとか年齢相応の集団への適応力は育っているようで一安心。

さすが、1年生。
7歳という年齢は、その意味でも
人間の成長過程の節目であると
実感できた運動会でした。

IMG_3872 (640x427).jpg
(ちーちゃんの保育園の運動会。3歳児組のリズム体操。3歳児組になって、しっかり
隊列組んだり、サークルを作ったりできるよになりました。赤ちゃん組のときはできなかったこと)

さて、妹のちーちゃんは、今年は3歳児組となり、
今までの赤ちゃん組とは
また異なる成長を遂げた運動会でした、が、
ちーちゃんの歩みは
まだスローテンポで多分に赤ちゃん組のところもありました。

ことちゃんも通った同じ保育園ですが、
この保育園は小規模園で0歳児~6歳児が
70名ほど過ごしている公立の保育園です。
この園は、とても、こどもの成長を丁寧に追って
体とこころをゆっくりと育てています。
運動会の様子からもその日常がとてもよくわかり、
親としても安心できます。

1年ごとに、こどもはどのように成長しているのか、
運動会の演技のなかによくあらわれており、
とりわけ、最年長の組の子供たちの
走る姿や運動する姿を通して、
こどもの成長のすごさに感心します。

ことちゃんが1年生になり、飛躍的に成長しているのは
このような園のこの保育方針のなかで
乳幼児期の5年間を過ごしたことによるところ大きい。 

IMG_3865 (640x427).jpg
(3歳児組のかけっこ。よーいどんで走り出したところですが、3歳児ながら、前傾姿勢
を保ちつつ、ひざを高くあげ、すでに走る姿勢が定着しています。日々の遊びのなかで、
この体はつくられています。ちーちゃんが走っています)
 

小学校の運動会を数十年ぶりに見学して感じたことは、
高学年になっても、
この保育園の3歳児のような走る身体が定着しておらず、
歩き始めの赤ちゃんのようにふらふらとして走る、どたばたと走る。
ただ体だけ大きくなっている子がかなりの割合でいるのには驚いた。

人間の二足歩行、走る脚や足を、
しなやかに少年らしく成長させていない。

(このような子供は、ことちゃんのママが小学生のころの
30年ぐらい前なら、クラスにひとりかふたりいる程度であったのに。)

そのため、同年齢であるのに、
走力に幼児と少年が走っているのかと
見間違えるほどの差があり、
6年生のリレー(全員)なのに、
めまぐるしく1周遅れになったり、1周遅れをばん回したりと、
同じ年齢の子供が走っているとは思えない。

リレーとしての競技の面白さがまるでない。
これが6年生とは
目を疑う。

親たちは、わが子が「速く走れたか遅いか」を気にして見ているが、
少年らしくしなやかに走れる足腰の成長に
目をむけることの方が大切なのでは。

このような体の成長の仕方で
この子供たちの未来は大丈夫なのだろうか。
ちーちゃんの保育園の年長組のリレーの方が、
はるかに迫力があるという珍現象が生まれている。

 運動会から垣間見た子供たちのこのような姿は、
今、日本の子供たちが直面している
体の異常そのものではないのだろうか。 





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最終更新日  2011.10.03 20:05:46
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