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2008年06月09日
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 なぜ声を良くしたいのか,歌がうまくならないのか
 その9
 
 ・最大の弱点
 
 声が悪い,歌がへた,
 
 こういう人たちは多くの弱点を抱えているようで
 突き詰めればそれはたった一つ。
 
 セルフイメージが低いんです。
 
 自分には無理だ
 難しい
 出来たらいいと思うけど
 
 こういったネガティブイメージは結局
 
 自分には不可能だ
 
 と決めつけることである快感を得ている。
 
 その快感とは
 
 出来なくてもいい安心感。
 
 自分には難しい,だから出来なくてもしょうがない。
 自分が悪くない,責任はない。
 
 つまりネガティブイメージが強い人は
 自分を守ろうとする意識が強いのです。
 
 
 ネガティブイメージが強い人にはいろんな特徴がありますが
 
 時間にルーズ
 約束を守らない
 言われたことをしない
 責任をとらない
 言い訳が多い
 
 視野が狭い
 呼吸が短い
 他人の目が非常に気になる
 
 なかでも最大の特徴は
 
 問題解決をしないで逃げる
 
 というのがあります。
 
 
 声を良くするにはどうするか を考える前に
 
 自分の声を出さないようにする。
 
 これが発声の上での心理的ブレーキです。
 
 出そうとしながら,無意識であっても
 出さないようにする,という葛藤を生んで
 
 アクセルとブレーキ,両方を目一杯分でしまう。
 
 非常に疲れます。
 
 
 一方,歌い慣れている人,プロであっても
 なかなか克服出来ない問題やさらに上手くなるのに
 必要なことでも
 
 上手く乗り越えることができない時があります。
 
 
 こういう場合はアクセルを踏みすぎてバランスが崩れている。

 歌おうとする意識が強すぎてもダメなんですね。
 
 楽器の演奏で時折ありますが
 ものすごい高度なテクニックを持ちながらも
 評価されないプレーヤーと言うのがいます。
 
 これは、ピアノで例えると
 確かに指使いは凄くても
 
 鍵盤を素早く正確に叩くこと、が目的になってしまっている。
 
 テクニックにばかり気が行くと
 一番大切な,音(音色や音楽性)が失われ
 
 曲芸としては凄くても
 もはや音楽ではなくなってしまう。
 
 
 ブレーキがなければいい、ではなく
 アクセルだけが強くてもダメ。
 
 
 世の中にどれほどの台数の車やバイク、自転車があるのか
 想像もつきませんが
 
 アクセルとブレーキ,これが正しく動かないものは
 
 故障品でしかありません。
 
 この二つのバランスをその時々で良い状態、必要な状態に
 コントロールし続けることが
 
 良い運転です。
 
 
 ではこのバランスの取り方のコツはどこにあるのでしょうか。
 
 
 それは環境適応能力です。
 
 声が大きいからと言って図書館で大声出すのは邪魔。
 混雑している会場で誰かを探すのに,ひそひそ声では
 聞こえません。
 
 その時々,瞬間に必要な,音色、音量というのは
 なにか、これを素早く感じられる、これは
 
 その環境に如何に適応するか、ということ。
 
 
 進化論で有名なダーウィンは、どんな生き物が
 一番優秀なのか,と問われた時
 
 
 大きな生き物,力のある生き物,小さくても敏捷,
 そういったことではなく
 
 「どのような状況に陥ってもそこに適応出来る生き物が
  一番優秀である」
  
  
 と答えたと言います。
 
 
 私のレッスンでは武道技を基本に,ある程度のレベルになったら
 乱取りをしますが
 
 この,いつどこから向かってくるか,どんな攻撃をされるかわからない,
 という状況で判断する能力を養うと言うのは
 
 一見,発声とは全く関係ないようですが
 
 瞬間的に適切な判断をし,実際に呼吸を意識して
 全身を使って動く
 
 という,適応能力を高めるため、というのも
 大きな理由です。
 
 自分がどのような状況でも
 
 自らが道を切り開いて行けるようになる
 
 これは、自分自身におけるセルフイメージがが高くなる。
 
 もちろん、依存して甘ったれて出来ないことを言い訳して
 正当化する人には向いていません。
 
 
 そういう,適応出来ない種はどうなるか、
 ダーウィンの言葉を借りれば,絶滅します。 
 
 
 職場の環境,時代,さまざまなものにストレスを抱える現代ですが

 癒し,ヒーリング,で自分を慰めるのも良いでしょう。
 何特別な力にすがる人もいます。
 
 何が最良なのかは、その人それぞれでしょう、が
 
 今の自分のままを正当化して慰めてくれる方法を求めるのか
 
 今の環境に適応するために自我を壊して,結局自分を
 成長,発展することができるどうか,
 
 
 この二つは大きく異なります。
 
 中には,今の自分を成長させるために自我を壊して
 可能性をもっと高めたいと思う方もいるでしょう,
 
 そういう方に一つ,言っておきます。
 
 成長はなにかを一回やっただけでは
 身に付きません。
 
 成長したい,変化したい,と言う人は
 
 必ず,それを継続していかなければならないのだ、
 ということを念頭に置いておきましょう。
 
 
 そしてこの,継続する と言うのは非常に難しい。
 
 私で言えば,起床後の速聴,ラジオ体操,
 トイレ,風呂掃除 発声など日課にしていることがいくつかありますが
 
 面倒で「今日はさぼっちゃおうかなー」と思う日は
 珍しくありません。継続は難しい。
 昨日やった,こんな過去など一切関係なく
 
 今日,これからするのか、さぼるのか,これが毎日
 続くわけです。
 
 死ぬまで続く。
 
 しかし,難しいからこそ,この継続を続けている人は
 自分を認められるようになるのです。
 
 毎日を,昨日の延長ではなく
 
 今日という又新たな一日としてスタートしなければならないから
 新鮮なものとして実感するわけです。
 
 
 ラクをしたいなら学びや成長,可能性を広げる、など
 望まない方がベターでしょう。
 
 私のレッスンでも,日々やるように言われたことをやらず
 レッスンの時だけは一生懸命と言う人がいますが
 
 残念ながらこういう人は、土台、背景が無いから
 ずっと同じ所にいます。
 
 劇的に上手くなる人は珍しくありませんが
 こういう人たちは,
 普段の練習が、必ずあります,そして結果が出、
 
 自分に自信がつき
 
 いつのまにか
 
 セルフイメージのステータスが高くなって行く。
 
 上手くならない,は難しいからではなく
 やることから逃げているだけ。
 
 
 やることやってる人は100%上達する。
 
 声が悪い,歌がへた こういう人の最大の弱点
 それは自分への甘さ。
 
 しかし前述したように継続こそ,大変で至難の技。
 
 
 だからそれをクリアーし続けて
 セルフイメージを高く維持している人は
 
 自信のある声を出せ,評価されるのです。
 
 
 脱力発声道場Heart of Voice ホームページ
 http://web.mac.com/hovoice

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Last updated  2008年06月10日 00時12分45秒
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