ママ、お腹空いた
赤ちゃんが、お腹が空いたと言って母を呼ぶ。 これがビジネスの根幹だと、ある本に書いてありました。 あなたが欲しい物を得るために行動し結果を得る。 その本で著者は ビジネスとは何も会社を経営する事でも 物を売るセールスマンのことを指すだけではなくって 生きる事、すなわちあなたが何かを欲しいと願うなら それを手に入れるための正しい行動、それを ビジネスと呼ぶ、とかなんとか書いてた気がする。 これ読んで、なぁるほどねーと思った。 わたしは基本、一人が好きなので集団行動とか 苦手、めんどい(笑) しかし孤掌鳴り難し、一人では生きていけない上に 曲を作り歌えば、聴いてほしいし拍手も欲しい、てか そうだとうれしい、教室作れば生徒が必要、 しょせん、一人では生きていけないのさっ! というか相手が欲しいし必要である。 なので、自分と相手を結ぶ方法をいろいろ 学んだりしたわけですが わたしを含め多くの人は、自分がしたいからしようとする。 わたしのミュージカルをするという夢だって、 ただやりたいからやってるだけだし。 でも、やるとなったら成功させたいじゃん。 てことは共演者も必要だしスタッフも必要、もちろん お客さんに来ていただきたいし、喜びの拍手ももらいたい。 じゃどうするか。 ワンメッセージ、ワンマーケット、ワンアウトカム。 これが欲しい結果を導きだす方法。 自分をブランディングするといっても それは誰にとって価値があるか、つまりターゲットを 明確にしなければ意味がない。 わたしはミュージカルをやりたい、ではお客さんは誰か? 年寄り向けなのと、若いカップル向けなのと子供向けでは 当然、演出や見せ方など異なるわけです。 誰に来てほしいか、見せたいか、喜ばせたいのか。 自分のたった一つのメッセージは誰に向けて つまりどのマーケットに発信しているのか。 誰に喜んでほしい人生か。 そこで個性というか本質が重要になるわけです。 つまりあなたはどうでどういう人で、何が出来て何が出来ないか、 これを嫌な面含めて一回、向き合う必要がある。 わたしは、っていうと 気が小さくビビりで基本、ちょーネガティブ(笑) あとよく真面目って言われるがこれは、頭が固いのかも。 それとわたしは小さい時からアンフェアな物が大嫌い。 ずるいとか卑怯とかインチキとか、すんごい腹が立つ。 以前、合気道で子供の部の指導を任されていたのですが わたしは相手が師範であろうと無駄に態度のでかいやつは きらいだから、逆に子供に指導する時、 相手が小学校低学年でも さん付けで呼んでいた。 自分より年下、未経験、関係ない。 相手に技を教え、かけさせていただき 指導させていただいて ありがとうございました、と子供が相手であっても礼をする。 自分の教室の会員に対しては傲慢だけれど いつも彼らの、問題の解決法を探している。 最近うつ気味、と言われれば一緒に飲みに行きアドバイスし 甲状腺ホルモン異常の疑いがあるらしい、と言われれば 資料調べまくるし、 いつも彼ら、彼女らがよりよくなるためには どうあるべきかを、考えてる。 フェアであると同時に期待に応えたい。 わたしを選び、習いにきてくれている、その想いと願いに 応えたいし、今応えられない自分であれば のたうちまわってでも応えられる自分になりたい。 そんなわたしを毛嫌いする人もいる。 同じ事をやっても好かれもし、嫌われもする。 それはしゃーない。 面と向かって「あなたが嫌いです」と言われれば それは申し訳ございませんでした、とは思うが しょーがねーよ。 自分ごまかして、嘘ついてそれで成功しても 苦しいし。 相手のいやがる事はしたくはないけど 信念もってやってることでそれが受けない、受け入れてもらえない、 それは仕方がない、とても残念だけどもね。 よく言われる事ですがCD100万枚売れたらものすごい、 でも人口1億以上ってことは100人に1人買ってもらえたら 大成功。 99人に嫌われてもいい。 99回失敗して当たり前。 あなたの個性を100人に告げて99人に受け入れられないと ふつー、へこむと思う。 たいがい奈落の底まで落ちる。 でも100人中1人、それいいね、って言ってくれたらそれは 100万人が、いいね、って言ってくれる個性かもしれない。 あなたのメッセージは、たった一つのマーケットに対してだけ 言えばいい。 というかマーケットは一つでないとだめ。 万人に受けようとしたら、ただスルーされる。 あなたを認め、あなたを理解し共感してもらうのって たった一人でいい。 世界で愛されるディズニーだってもともとは 自分の娘のため、でしょ? あなたのメッセージはただ一人の人に向かって 届けばいい。 ママ、お腹空いた、と。 そしてそのメッセージをワンアウトカムするように 考えればいいのですが じゃ、ワンアウトカムってなんなんだ? ていうのは、また次。